これまでの虚無を資本化したいので。

はじめましての方ははじめまして。
お世話になっている方は、お世話になっています。
占い師の日髙ゆかりと申します。


占い師とか霊能者とか、大変あやしい人を生業とする傍ら、税理士試験の勉強をしている者です。
ヒーリングとかもできるのですが、最近は軽くエネルギーを調整するだけでも「身体が軽くなった」「頭がすっきりした」というお声をいただくことがあり、ありがたい限りです。

とはいえ私自身は、もとはといえば霊能者や占い師の道を志すつもりはありませんでした。
寧ろ、堅実にお金を稼げること、目に見える価値をある程度確実に提供できること、が大切という価値観の持ち主でしたので
寧ろスピリチュアルを敬遠する立場でした。

そのようなものの存在はあるだろうとは思っていましたが、それを使ってお金をいただくことをするつもりはありませんでした。
自分がスピリチュアルのお仕事を通じて、お客様に対して、目に見える価値をある程度確実に提供できるとは思わなかったからです。そういったことは、一部の才能を持ったプロの方がなさることだと思っていました。
今はスピリチュアルに対する考え方はある程度変わったものの、私の基本的なスタンスは当時と殆ど変わりありません。
それは裏を返せば、私が「お客様に対して、目に見える価値をある程度確実に提供できる」と、自分で確信が持てるようになったということでもあります。


私の生い立ちとしましては、いじめ、ネグレクト、カルト教団の洗脳、発達障害、ブラック企業、精神疾患などなど役満で
自分で生きていくための知恵をどうにか学ぼうと足掻きながら、七転八倒しておりました。

親が面倒を見てくれる環境ではなかったので、
本当に奇妙な話なのですが、20歳からコンタクトを取れるようになった、自分を守護してくれる霊存在(スピリチュアルで言うところのガイドです)に
哲学の話、生きるために必要な知恵の話、感情の処理方法、正しい自己評価など、質問攻めにし、
聞けた話をもとに試行錯誤し、自分の問題をどうにか乗り越えていったという経験があります。

この時点で既にクソ電波です。


そんなクソ電波なのですが、クソ電波な日常を送りながら試行錯誤するにつれて
「スピリチュアルって実は、当たり前に生きていくことなのでは?」
と、思うようになっていきました。

どうしてかといいますと、クソ電波な経緯で詰みまくりの人生からどうにか社会復帰を果たした私ですが、
ガイドが教えてくれたことは、今にして思うと
「当たり前だけど、私の周りの大人が教えてくれなかったこと」
なんですね。

例えば、
女性の尊厳を守るために、性的な搾取に対して防衛してもいい。
肩の力を抜いて生きたほうが、緊張しながらすべてのことを頑張るよりもずっとパフォーマンスが上がる。
人の心を豊かにする智恵は、何も芸術的なもの、哲学的なもの、霊的なもの、宗教的なものに限らない。心を豊かにするという目的で学べば、どんなことからでも幸せになるための知恵を汲み取ることができる。
というようなことです。

私はあくまで、霊的存在から教わるという形でその「当たり前」を知り、
何かキラキラしたパワーで救われたというよりは、「当たり前」のことを努力して幸せを勝ち得た人間です。
でも、その「当たり前」は、本来人間が生活の中で発見して、人に伝えるようなものなんですね。
人間はそういう「当たり前」のことで幸せになれるし、
スピリチュアルが教えているのも、結局突き詰めればそういう「当たり前」のことなのだと思います。


じゃあ、別にカウンセリングでもよくね?
なんで霊能者やってるの?
とは、自分でも思うのですが、
理由は二つあります。

一つは、それぞれのお客様にとってどんな「当たり前」が必要なのか
占いや霊能力を使えば、使わない時よりも迅速かつ確実に判断できるということ。

もう一つは、私がこれまでの人生で七転八倒しながら掴み取ってきたことがあまりに闇鍋なので、
自分を表現する肩書がよくわからなくなったのです。
私の属性自体は、サヴァイヴァー、オタク、カルト宗教二世(脱洗脳済み)、発達障害者、などなど色々ありますが、
私のやりたいことを一言で表すならば
「これまでの人生で色々と積み重ねてきた、多種多様な虚無を乗り越えた経験を、霊能力を通じて、お客様の問題を解決するために資本化したい人」
という感じになります。

でもそれだと長いので、
「霊能力を使って、それぞれのお客様に必要な『当たり前』をお届けする人」
「霊能者・占い師」
一言で言えば、そんな感じになるかなと思い、占い師・霊能者という肩書を名乗っております。

ついでに、税理士資格を取得しましたら税理士のお仕事も並行してやっていきますし、
その他にも自分にやれることは何でもやっていきたいと考えております。
要するに、やりたいことを「スピリチュアルなこと」に限定するのでなく、
自分にできることで、お客様に価値を提供できることなら、何でもやっていく人でありたいと考えています。
なので、またいい感じの肩書を考えて名乗りだすかもしれません。


そのようなわけで、「当たり前」のことをさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

この記事が参加している募集

面白いと感じていただけましたら、サポートしていただけましたら幸いです。