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ランクマッチ恐怖症を克服した男の話(シャドウバース マスター帯まで)


どうも、るりぼしです。

BOS期からシャドウバースを始めて3年かけてようやくグランドマスターになれた男の話をしようと思います。

本題に入る前に軽く自分のゲームライフについてお話させていただきます。いわゆるPVPがメインコンテンツであるゲームが好きで、中でもポケモンが大好きでした(今も好き)

ポケモンをガチでプレイしていたのが2015年辺りですのでメガシンカ全盛期のXY~ルビサファリメイクの頃でしょうか。

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コイツが全盛期でしたね、ホントに強いポケモンだった…


ポケモンにはレートバトルというオンラインバトルモードがあり、1500ポイントからスタートします。詳細は忘れちゃいましたが負けたら数十ポイント単位で減少、勝てば増加といったポイント制で、当時2000オーバーあたりの人がいわゆる「強者」なんて呼ばれていました。

そんなポケモンバトルで僕が最終的に盛った最高ポイントはというと


1590です。



ん・・・?



少なくね・・・?ガチでやってたんじゃないの・・・?と思ったアナタ、正解です。そう、ポケモンレートにおいて1500某なんてポイントは、


殆どプレイしていないに等しい数字です。


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人生で一度は言ってみたいセリフ


にもかかわらず、当時の僕のルビサファリメイクのプレイ時間は999時間59分とカンストしていました。

そう、僕はプレイ時間のほとんどをポケモンの厳選、育成に費やしていたのです。「対戦が好き」なのにもかかわらず、です。

詳しくは省きますが(興味ある人はポケモンの育成について調べてみてね!)ポケモンを対戦で一端に使えるレベルに育てるにはそれなりの時間がかかります。型やステ振りが違うポケモンを作りたい場合はまた一から厳選と呼ばれる作業をこなさねばならない。


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※ある意味一番使ったポケモン


当時の僕は「2100ポイント達成しました~このポケモンが強かったです」みたいなブログを読み漁り、ひたすらそのポケモンを育成、レートへ繰り出しては2~3戦しまた違うポケモンを育成する、みたいなことをやっていました。

当然、こんなことを繰り返してもポイントなんて増えるわけがない。だってパーティー構成(シャドバで言えばデッキ構築)変えてばっかでろくにレートをやってないんだから。

なぜこんなことを繰り返していたのか、理由は2つあります

①育成作業が楽しい

ポケモンの育成って時間も手間もかかるけど楽しいんですよね。シャドバで例えるとお目当てのカードを手に入れる為に延々とガチャでカードパックを剥く感覚に近いでしょうか。


②対戦で負けるのが怖い、もしくは負けるのが嫌

はい、ここまで長々と書いてきましたがこのnoteの本題がこれです。①の理由なんて比較にならない位、圧倒的にこっちがメインの理由です。よーするに


「負けるのが怖くてランクマッチがやりたくない」んです。


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いやだ、負けたくない!僕の大切なラプラスちゃんが負けるなんてあり得ない!

だけどレートで2000ポイントまで行きたい!僕も†強者†と呼ばれたい!

という超わがままモードが発動しており「対戦はしたいんだけど対戦したくない」という矛盾が発生していた訳です。言い訳はしません、僕の心の弱さ故です。ホントにクソです。

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これ。

僕のポケモンボックスには強者の方が考案された調整の通りのポケモンがズラリと並ぶ、一度も対戦で使われてない奴もザラにいた。

時にはストイックにレートに潜るけど、たまにしか対戦しない奴が手駒だけ立派でも勝てるハズもなくポイントは増えるどころか1300まで落ちることがしばしば。そこで頑張って1500まで戻す気概があればいいのですがそれもせず諦めレートリセットの日まで対戦は放置・・・

楽しかったんだけど僕のポケモンライフはそんな感じでした。その間色々なpvp要素があるゲームを触りましたが、まぁ大体同じような状態になっていましたね。そうなんだ、いつだって楽しんでやってはいたんだ、結果がまるで伴っていないだけで・・・意識高いだけのエアプなだけで・・・


時は流れ2018年


シャドバリリースから2年位の時期に僕はシャドウバースというゲームに出会う。リリース時の2016年当時はポケ勢のみんなが一斉にシャドバ始めてたのが印象的でしたね。(僕はというと天邪鬼な人間なのでシャドバには手を出さなかった)

僕の世代って(歳ばれるけど)マジックザギャザリング全盛期だったんですよね。中学生の頃は学校全体が巨大な「戦場」でした。俺もお前もデュエリスト。

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まぁ要するにいくつになってもカードゲームは好きなんですよ。


ポケモンもウルトラサンムーンが発売されて結構経つ頃なのでちょっと飽きてきたからいっちょシャドバでもやったろかい!なノリで始めました。

当時は人形ネメシス全盛期で、課金を恐れていた僕は一番安く作れて強いアグロエルフを組みました(それでもギリエーテル足りなくて微課金したかも)

それも現横浜F・マリノスのプロプレイヤー、強者の中の強者であるあぐのむ選手のアグロエルフ講座を視聴し研究には余念がなかった。歴史は繰り返す。

そんなこんなで始めたシャドバですが、ポケモンよろしく強者のブログやTwitterを読み漁り現環境つよつよデッキを作成してはレートに行き2~3戦し満足するという全く変わらないプレイスタイルを繰り返していたワケです。

そんなうだつの上がらない状況で2年も経ち、シャドバも15弾を迎えました。

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ご存じアルティメットコロシアムが実装されました。このパックはシャドバオリジナルの超々魅力的なキャラがひしめく、神環境だったのです。

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全てが魅力的だった、どのキャラもホント好きでした。ギンセツは神デザ。


ここまでグズグズなプレイを繰り返しているとはいえ、この時点で始めてから2年も経ってますからね、グズグズやってもA帯まではどうにか上がれていた訳です。(※ちなみに鋼鉄環境でだいぶ盛れた気がします。機械ヴァンプがめちゃくちゃしっくり来てだいぶ勝たせてもらいました)

一念発起した僕はこの環境で頑張り、遂に念願のマスター帯へと到達できたのであった。

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当時の僕のツイート。ドヤ顔が浮かぶようである。


これまでランクマッチのあるゲームは中途半端にやって飽きてしまっていた僕でしたが、たかがシャドバのマスター帯とはいえ一つの到達点にたどり着けたのはとても嬉しい経験でした。

嬉しかった反面、僕の脳裏に真っ先に浮かんだんだのはこれ。


これで負けてもランクダウンしないぞ・・・色んなデッキ試せるぜフヒヒ


そう、この男はこの期に及んで更なる高み・・・「グランドマスター」を目指すどころかマスター帯で今まで通りのプレイングを続ける方を選んだのである。こうして元通りの日常を手に入れた僕は面白そうなデッキ、○○連勝しました!みたいなツイートやnoteを読み漁り、適当に対戦しては辞めるといったグズグズプレイを繰り返す日常に戻ってしまったのである。

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※本当は2回に分けて執筆しようとしましたが力つきました。この後グダグダやりながらDOV環境でライドドラゴンという神デッキに出会い無事グラマス到達となったのである。

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