VTuberの推し方が年々変わっていった人間の話(過去)
みなさまはVTuberというものをご存じでしょうか?
よほど興味がないか情報封鎖されてない限りは、少なくとも存在自体は絶対どこかで聞いたことはあるでしょう。
一言で言えば「アニメキャラがいろんな企画をしたり歌を歌ったりするのを楽しむ動画内のキャラ」という定義となりますが、そんなVTuberもそれ用のTV番組ができるぐらいには大きく発展し、現在までに登場したVTuberは5桁は超えてるのでは?とも言われてます。
今でこそVTuberと言えば?と聞かれた時思い浮かぶ例として
キズナアイ、ミライアカリ、電脳少女シロ、輝夜月(カグヤルナ)
このあたりのイメージが強いですが、どうやら2011年からそれらしき動きがあったりと、今の文化の前身となる動画はあるにはあるのですが、その始まりはおおよそ2017年あたりから上記のタレントを代表例とした四天王なるものが登場、そしてに〇さん〇にホ〇ライブとタレントも事務所も一気に増えて、今や把握するだけでも大変なレベルに大きく発展した文化となりました。
今ではブーム自体は落ち着き「見る人は見る」ぐらいに落ち着きましたが、タレントが増えたブーム全盛期ではTVでも特集があったりVTuber出演のドラマという前衛的な取り組みがあったりとすごく注目されてましたし、今現在でもコラボカフェに温泉にカラオケにとコラボするところではコラボするため、ジワジワと文化の波は大きくはなってきていることでしょう。
今回はそんなVTuberに関するお話です。
今回の主題とそこに至る理由
まずこの記事を書くことを決めた経緯からお話しますと、2023/3/5時点でのtwitterにて#初めて観たVTuber教えてというタグが流行し、皆それぞれが「初期からずっと推してたよー!」とか「ここまで規模も大きくなったねー」とか、それぞれの思い出投稿に花を咲かせてるかと思います。
自分もなにか投稿しようと思い、最初誰からスタートだったか・・・?と記憶を掘り起こした結果「思い出せねぇ!」という結論に至りました。
ツイートでは電脳処女シロと書き込みましたし、実際自分がVTuberを知ったという意味でのスタートなら確実にシロかミライアカリのどっちかなんです。
ですが当時のVTuberというものへの認識から推し方からがまるっきり変わりすぎて「これあってるのか・・・?」と疑問が残ってしまったわけです。
それもあるのですが、前々からどこかで「VTuberの推し方が変わったことをどこかで語る」ともいった気がするので、今回のを期にここまでの経緯と現在をいろいろと語っておこうかなとなり今に至ったわけです。
では、ここからこれまでの推し方の変化を語っていきたいと思います。
1.なんとなくこういのは知ってた
とはいえこちらも大きく語ることもなく、前述でいろいろと先に語っちゃった通りシロやミライアカリから存在を知ってなんか新しい文化始まったなぁぐらいの認識だったぐらいにしか覚えてないです。
もちろんこの当時はVTuber自体も動画主体の時代だったうえ距離感もわからず特段推しもいなかったこともあり、とりあえず有名どころからなんとなく見てたような気がします。
今となってはシロちゃん以外はほぼほぼ残らず、そのシロちゃんは事務所の重鎮みたいな扱いになるとはさすがに予想つかなかったが・・・
そして業界もまだ初期段階だったこともあってか事務所内トラブルの事件が悪目立ちしてた時期でもありましたし、動画よりもなんかそっちに話題がもっていかれてた時期でもあったような気がします。
実際、推しがいない時期に目に留まったのはだいたいこれに関する物申す系のヤバいものばっかりだったので、いろいろ不安定な時期だったのでしょう。
・・・まぁ、何の事件かは伏せますけどね。
でもこの当時としてはあまりにも有名すぎる事件だからだいたいの人は知ってるとは思うし、あらゆるものを燃やし尽くした事件でしたからね・・・
ちなみにしばらく箱推しを避けてた理由もこれでした。
2.華僑院つばき
そんなこんなでVTuberを1コンテンツとして見てた自分の1つの転機はここだった気がします。
自分の1人目の推しはこの子でした。
そういう意味ではこの子が初めて観たVTubeなのかもしれないです。
ここで唐突に話は脱線し、VTuberとはあまり関係ない質問をします。
皆さんはFLOWER KNIGHT GIRL(以下花騎士)をご存じでしょうか?
いわゆるソーシャルゲームの1つで、現在でもDMM GAMESで続いているタイトルです。結構歴史が長く2015年から今現在8年も続く長寿タイトルで、これより古いタイトルはもう「艦〇れ」「千年戦争アイギス」ぐらいでは?というぐらいには長く続いてるゲームです。ちなみに裏版ではあーれーなことになるので注意
その中にいるハナモモという子の絵師さん(風瑛なづき)からVTuberが出た!ということで見始めたのが華僑院つばきでした。
メインの推し1人目ができた瞬間であり、本格的にVTuberの推しが始まった瞬間でもありました。
活動内容は・・・なんでもでしょうか?
今のVTuberでも基本的に行われてる「歌」「ゲーム」「ASMR」「雑談」と本当にマルチにいろいろやっており、なるべく面白いものをチョイスしようといろいろと頑張っており、まさしく「かわいくて楽しい」アイドルそのものだったような気がします。
面白いものを追求するあまり結構ヘンテコなものを持ってくるのも特徴で、特に妙に力を入れてたのが「くまのプーさんのホームランダービー!」(以下プニキ)で、なんなら朝活にプニキをやってたぐらいに力を入れてた気がします。
(絵師さんの意味での)ママつながりということもあって花騎士もやっており、そっちのファンもおそらく結構見てた気もしますし、そもそもやってるところがつばき嬢ぐらいだったのである意味これもオンリーワンのコンテンツとなっていたのでしょう。
トークもとにかく楽しくコラボも結構やってたこともあり、OPEN BETA(つばきの所属事務所)でもすごくプッシュされてたぐらいには人気もすごかったです。
この時はもうつばき単推しを決めてたということもあったので、VTuber推し活してるのにに〇さん〇やホ〇ライブの情報に疎かったり.LIVEの3期生以降の顔ぶれを知ったのも本当に最近のことだったりと、今でも正直わからないことだらけです。
しかしその活動も長く続かず、1年もいかないうちに卒業。
調べてビックリしましたが、1年いってなかったのね・・・
卒業目前に3Dボディも出来上がってたこともあり、おそらく誰もが困惑したと思います。というか自分も(この時点では)唯一の推しだったのでこの時はマジで喪失感すごかったです。
この後魂変更して復活したが事務所も崩壊し事実上の個人勢になり、1年前までは活動してたが現在どうしてるか不明だったりとまだ話は残っているのですが、もうこの件は割り切れたことなのでここまでとします。
たぶんこれ以上語ることもないと思います。
3.当時全く理解できてなかったASMR
今でこそもう生活の一部になったASMRですが、当時は全くといっていいほど理解できてなかったです。
改めてなぜだったのか考えると、以下の3つに理由が絞れた気がします。
1.そもそも未知のコンテンツだった
(この当時では)そもそも聞いたことないコンテンツだったのでピンと来てなかったわけです。
いつもの雑談みたいなわけでもなく、シチュエーションボイスとも違う感じで、かつ目的や意図もわかりづらい・・・とまぁ、本当に見たことがないものって感じだったわけです。
.LIVEやシロちゃん等のところでもまぁ見たことないものでしたし、本当に未知のものだったので手が伸びなかったというのは当時はあったと思います。
2.VTuberに求めてるものが当時は違ってた
今でもここはあまり大きく変わってないのですが、自分がVTuberに求めるものの基準として「歌も聞けて楽しくトークできるアイドル」でしたので、それとは大きく異なるASMRは当時の自分としては「これはいったい・・・?」となってしまったわけで、求めてるものとは違うなと割り切った部分はあったと思います。
3.理解ができてなかった
↑2つの話をまとめると結局これなんだと思います。
当時の自分はこれの面白さを理解できてなかったし、正直「理解できないもの」として食わず嫌いしてたのでしょう。
実際最近までASMRは見たことも聞いたこともなかったし、おそらくこれはコンテンツとしても説明がしづらいものなのでしょう。
実際これは「感じてみればわかる・・・」というものですからね。
もっと早く理解して、この時からもうちょい聞きに行けばよかったかな・・・
今でもこれは1つの心残りだったりします。
ではなぜ自分がASMRを聞くようになったか。
それは現在編で語ろうかと思います。
4.くるみ!
華僑院つばき卒業以降たどり着いたのがここでした。
つばき以外のVTuberは基本知らないうえ探す基準も知らないので、結局見つけたのはまた花騎士関連からになりました。
(一応、非公開扱いなのでどこから探したのかは伏せるが)
ふわふわな子犬系天使の個人勢で、こちらは気取らない感じの自由な子で、とにかくすべてを楽しそうにやるという印象でした。
よく配信で猫が介入してくるため、「猫1」という仮の名称で愛されてましたし、(もう確かめる手段が0だが)マイルームの花を(旧時代の)絵師さんの花騎士モチーフの花で固めてたり、声出しのトレーニングにも積極的だったりと、とにかくファンサに全力投球!な感じの子でした。
いろんなゲームも探してやってたりしてたので、見てて楽しかったのですが、今にして思えば似たコンセプトの子を探してしまったあたり、やっぱまだつばきの面影を追ってた時期なのかなと思ってしまいました。
ASMRがメインコンテンツなところも同じだったし・・・
しかもこの時もまだASMRには興味がなかった時代だったので、結局この子のASMRは1回も聞かないままになりました。
・・・で、実際その名前で探して「いやこんなVTuberいないけど?」ってなったとお思いでしょう。
それもそのはず、見つかるはずなんですそもそもが。
現在の名前を「癒音くるみ」(ユイネクルミ)に変更
しかも(絵師)ママさんも変更し、デザインは同じだが完全に別存在に
そしてトドメといわんばかりに旧くるみ!時代の動画は全削除
(↑の画像は数少ない旧時代のオリソンの時の映像)
とまぁ、完全に別人みたいな変化を遂げることとなりました。
しかもしばらくは晩酌配信とASMRしかないから特段見たいものもないうえ、明らかに配信頻度も減少・・・
(しかもこの投稿をした時点で2週間以上も生存不明という状態)
とまぁ、あれだけ熱中してたはずなのに自然と見なくなった感じです。
正直この冷めっぷりは自分でも引いてますが、ここまで別人になったあげく花騎士時代の縁の全否定となるともう見る理由もないなってなっちゃうので・・・とまぁ、理由もあるのがなんとも言い難いかなと。
昔くるみちゃんが言っていた「去る人は去る」側にまさか自分がなるとは思わなかったです。
(一応、だからこそ今いる人を大事にしたいとも言ってたが、今でもそうなのだろうか・・・)
5.おさナズ
今までのは花騎士の絵師さんつながりで追ってきた子たちなのですが、こちらは花騎士公式から生まれた公式公認の花騎士世界出身のVTuber
ただし所属はBitStar(アキラボ)というホント特殊過ぎるVTuber
ただトーク力はホントすさまじく、アキラボの公式配信はおさナズが仕切ってたと言っていいレベル綺麗に回し切ってました。
事務所が基本3Dモデル前提のところだったので最初から3D持ちという強みがあったり、ASMRといいつつ動画でいろいろ作って視覚やトークでも楽しませてたりと企画もトークもすごくスタッフにも愛されてた感もあったので、アキラボ時代のエースとも言っていい存在だった記憶があります。
ただ、活動が忙しくになるにつれてメインがイベントになったり
事務所自体がMIKUCAN(DONUT運営)に代わっていろいろ体制が変わったり
運営変更後、運営自体がわくV以外そんな力いれなくなったりアキラボ時代の面々の脱退者が目立ったりと雲行きが怪しくなったころについに卒業。
しかも今年(2023年)の1月末に唐突に
しかも卒業配信ナシで最後の配信が1か月前!
・・・ここまでひどい運営を見たのはOPEN BETA以来だなと思いました。
(しかもこの後、朝宮ゆり以外のアキラボ時代のメンバーが全員卒業が決定するという追い打ちも)
事業取得したものが何一つとして生かせてないじゃないですかー!やだー!
せめて最後一言あいさつしたかったし、最近いろいろあって見に行けてなくてゴメンと言いたかったです。
ホントにもったいないVTuberを失った・・・そう感じざるを得なかったです。
その花騎士も運営譲渡されてオトギフロンティアやミストトレインガールズ運営してるところに引き取られてからいろいろ内容から方針から変わったし、花騎士関連最近こんなのばっかりで正直しんどい・・・
6.結局通らなかった有名どころ
語ろうにもそもそもこのあたりは情報がないので軽く紹介のみ
に〇さん〇
気づいたらなんかすげぇ人数の事務所になってた
サロメ様やンゴが有名になってから切り抜きだけは暇があれば見てる感じ
ホ〇ライブ
こっちも気づけばなんか有名なのが出てきたって感じ
ポケモンSV関連で有名になった部分は一応見てました
(今推してる事務所が原則ポケモンNGなので・・・
というより企業勢が許可もらうこと自体トップクラスに難しいみたいです)
.LIVE
夜桜たまの一件で完全に怖くなって避けてました
あの時なんでやめたとか誰が悪かったのかとか完全に人狼めいててファン含め全部がホント怖かったです
久々に見たらみんな元気そうで安心しました。イオリンなんか普通にTV出てたし、この前なんか今の推しの誕生日お祝いに来てくれたし
upd8(アップデート)
広告から偶然織田信姫だけ見てたが、そもそも所属を知らずに見てました
信姫も当時は結構有名どころで、つばき嬢とのコラボはホントうれしいコラボでした
今はあの音楽事務所に移転した「かしこまり」もここ出身だったりと、実は結構すごい事務所だったんだなと(現在は解散)
他にもいろいろありますし全部というわけではないですが、過去の話はこの辺りとしようと思います。
どうしても過去推してたor活動してた面々の話だから、これ以上は話も暗くなりそうですし多分ここまでにしたほうがいいでしょう。
どれもこれもが推し方を模索してた時代なので、今にして思えばなんか懐かしい時代だなと思いました。
やめていった子も心機一転図ってやりなおしをする子も、どうか元気でいてほしいものです。
電子の存在であるとはいえ人であることにかわりないのですから。
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