見出し画像

男心は理解し難い

前回のハープレッスンで無事「FannyPower」をクリアしまして、今後のレッスンはどう進めましょう?と先生と話し合い、今まで教本でやってたけど、好きな曲を弾きつつ、テクニック部分はチョイチョイ先生から課題を出していただく、という方法で進めていくことになりました。
そしてこの時私が持っていた楽譜は「カッチーニのアヴェ・マリア」「カロ・ミオ・ベン」「Forever Love」(X JAPAN)でして、アヴェ・マリアはできれば聖母月の5月に合わせて弾きたいな~、なんて思ってたので、イタリア男子の男心とYOSHIKIの2択で結果イタリア男子の男心になりました。
とても綺麗な曲です。
ちょうどハープが伴奏で錦織健さんが歌うという、とてもうってつけな動画がありましたのでBGMにどうぞ。

綺麗な曲でしょ?でも歌詞の内容がどうしたもんかな、、、

私がこの曲を知ったのは、母が趣味でボイストレーニングに行っていた際に歌っていたので高校の頃には耳馴染みのある曲で、とてもいい曲だなぁと思ってましたが、歌詞の日本語訳は知らなかったんです。
で、今回弾くに当たって「歌心」を表現するためにちょっと歌詞の日本語訳を調べてみましたら、「片思いの女性への男性のモノローグ」でした。
が、何だろう若干「イラっ」とするのは。
ということで、下記に歌詞です。Wikipediaさんから拝借したものに少し私なりに意訳してみました。

私のいとしい人
せめて私を信じてください
貴女がいないととても辛い
貴女を一途に想っている男は溜息ばかり
やめてくれ、どうか冷たくしないでくれ

つまりは「こんなに想ってるのにどうして気付いてくれないの?ちょっと酷いんじゃない?!」ということですね。
「知らんがな!そもそも付き合ってなくない??」と返したい衝動に駆られます。そんなにウジウジしてるなら本人に直接言った方がスッキリするのでは?と短絡的なことを思ってしまうドライな女な私。
ところで、うちの長兄も多分このタイプ。一人の時間が欲しくなるタイプの人ですね。繊細で優しい兄です。たまに面倒くさくて疲れますが。(そういう時は適度に放っておきます)
兄の恋愛には興味はありませんけども。あったらそれはそれで、え?ブラコン??ご冗談を。

人としては良い人だと思うよ?この男性。

と言いますのも過去にロクデモナイのがおりまして。
職場で隣の席の男性だったんですが、割と気の合う人でよくおしゃべりしてたんですが、どうも私のことを気に入ってくれてたようです。既婚者ですが。
で、私は既婚者な時点で恋愛対象からは外す健全な思考の持ち主なのですが、ある日独り言っぽく「こんなに好きなのに、、、」とからかって来たんですね。
冗談なのはこちらも承知なんですが、なんで飲み会でもない、仕事中の職場で言うのこの馬鹿は?と。向いの女性もニヤついてて、恐らくは私がどういう反応をするのか期待していたのでしょう。「お前ら全員質が悪い」と心の中で思ったんですが、その時機転の利いた返しができずそれだけが悔やまれます。
今なら「黙れ小童!」(3歳下の人でした)と返せるのに!!その時まだ真田丸やってなくて(そういう問題??)
もちろんその方とは何もございません。他にもロクデナシエピソードのある男性だったので。
彼のような「男心と秋の空」のような男性に比べたら一途に想ってくれてるだけマシかもしれません。イタリアならカトリックですから不倫の心配は大分減りますしね(だからそういう問題なの??)
ただ、ストーカーは犯罪なのでダメ絶対。

結局私は男性ではないのでワカリマセン

ハープの演奏に戻して、この曲にどう表情を付けるべきかを男性のオペラ歌手が歌っている動画を参考にしているんですが、結局分からないのよね。
ただ、女性が歌っているものよりもやはり情感がある、というより濃厚というか重いというのは分かる。女性の場合は想いが「強い」男性は想いが「重い」という感じかな?
結果、どう考えてもあの重量をうちの沙羅ちゃん(小型ハープ)では表現できないので、この男性の心情に「どうしたの?」と優しく寄り添うように弾くことにします。(なんか良いこと言った気がする)

やっぱりYOSHIKI(Forever Love)にすべきだったか??
ところで、YOSHIKIはKAWAIのピアノがお気に入りですが、こちらのピアノの特徴は鍵盤が(YAMAHAに比べて)重いんですよね。
今日久々に弾いたらあまりの重さに「重っ!」ってなりました。(普段はYAMAHAピアノのキータッチに近いピアジェーロを使ってるので)
なるほど男性は気持ちを「重さ」で表現するものなのね。分かった。(多分違う)

いいなと思ったら応援しよう!

ゆるり
よろしければ応援お願いします! ハープのレッスン代やら諸々活動費に使わせていただきます!