Rekordbox7にした話。
2025.02.02 初版掲載
皆さん、こんにちは。
最近も細々とDJを楽しんでいるLapisです。
さて、今回はタイトルにもある通り、私がRekordbox7に切り替えた話をこの記事にまとめようと思います。
また、併せてアップデートの手順についても書ければと思うので、参考にしてくださると幸いです。
1.動作環境
まず、私のPCおよびソフトの環境を以下に記載しておきます。
【PC】
・CPU:Intel Core i7-1065G7 (2019年発売)
・GPU:なし(CPU内蔵のIntel Iris Plus Graphicsを使用)
・RAM:16GB
・OS:Windows 10 Home (22H2)
【Rekordbox】
version:5.8.7
2.移行先はレコボ6じゃなくてレコボ7
私と関わりのある方なら「お前、ずっとレコボ5でいい」って言ってただろ!って思われると思います。
一年前の自分に言ったとしても同じツッコミをしてくると思います(笑)
でも、自分の中でいろいろ考えて移行したので、これは記事にしたほうがいいなと思いこうして筆を執っている次第です。
まず、レコボ5からの移行、ということで6にはしませんでした。
その理由は、
新しい方がカッコイイじゃん!!!!!!!!
以上です。単純な理由です。
まぁ、実際のところ、DJ用途のメインPCでレコボ5を使用していましたが、サブの検証用PCでレコボ6、レコボ7ともに触っていました。
計3つのレコボのバージョンを触ってみていて、いろいろ検証して、結果としてレコボ7を選んだ、と言うのが正しい理由です。
3.アップデートをしようとした理由
さて、では何が決め手になってレコボをアップデートしたのか。
主に、以下の理由からになります。
自宅機材がハードウェアアンロック対象のものであること
stem機能が自分のプレイスタイルに合っていること
現場機材で3000の環境が増えていること
DDJ-XP2持ち歩けば、サブスクプランに入らなくてもなんとかなること
まず、自宅機材。
私はDJM-750mk2を所持しているので、家でのプレイの範疇ではサブスクプランに入らなくても今まで通りのプレイングが可能でした。
また、DDJ-XP2も所持しているので、出演するイベントの機材がハードウェアアンロック対象機材出なかった場合でも「DDJ-XP2→現場機材」の順番で接続すればこちらも今まで通りのプレイングが実現できます。
そして次に「stem機能」
私個人として、現場での即興mashupをしたいという考えがあり、今までも少しずつ実践投入してきました。
昨今のソフト側のアップデートとしてstem機能が追加され、リアルタイムにボーカルだけを抜いたり、逆にキックのみを抜いたりできるようになりました。
これを用いれば更にプレイングの幅が広がると感じたのでアップデートした次第です。
最後に、直近1~2年でよく行くクラブの常設機材がCDJ-3000に変わっていることが多く、レコボ5はCDJ-3000に対応していないためUSBメモリでのDJを行ってきました。HIDでのDJが制限され、微差ではありますがやりたいDJが完全に披露できない環境にいる現状がありました。
以上のことから、やっとこさアップデートするかぁって決意し、重い腰を上げた形になります。
4.機能比較
まず、使用感。
レコボ6を使っている人なら、GUIもほぼ同じだしそのまま使っていけると思います。
ただ、レコボ7からは青を基調としたデザインになっているのでそこだけ慣れるのに時間がかかるかも……?
次に性能。
基本的に使える機能とかサブスク入らないと使えない機能はレコボ6と同じです。
ただ、以下の記事にも書いてありますが、CPUの負荷が約半分になってるのが1番大きい。
PC側の性能が足りずに、カクカクした画面でのDJなんて誰しもやりたくないと思うので、この点はすごい助かるアップデートなのかなと思います。
https://discpick.com/rekordbox-7/
あとは、まだやってないけど自動でcue打ってくれる機能とかあるっぽい。
自分のCUEの打ち方、オリジナリティ出しすぎているから多分無理やろうなぁと思ってこちらはまだ未実施。
もし気分が向いてやってみるってなった時は追記しますね。
5.アップデート手順
正直、CUEのデータ吹っ飛ぶとか耳にしていたので恐怖そのものでしたが、何とかアップデートすることができました。
まず、以下からレコボ7のインストーラーをDL。zipを解凍して起動します。
インストーラーを起動して画面に出る手順通りにインストールすればOK。
https://rekordbox.com/ja/download/
次にレコボ7を起動すると、AlphaThetaアカウント(元:pioneerアカウント)登録画面が表示されます。これは(おそらく)必須の項目なので未登録ならこの機に登録しちゃいましょう。すでに登録済みならメアドとパスワードを入れてログインすればOKです。
あと、この後にレコボ5以前のバージョンを使っているとライブラリを引き継いで使用するか問われます。
レコボ6移行の場合、ライブラリを変換する必要があるっぽいです(以前のバージョンのライブラリを使用せず、空のライブラリを作ることもできます)。
私はとりあえずでバックアップを取っといて、STARTを押下してみました。
そして待つこと40分、無事ライブラリの引継ぎが完了しました!
私は約20000曲程度入っていたので、PCのスペックに左右はされますが時間の参考にしてください。
ただただ、これだけでは完全にレコボ7の機能を使えません。
曲一覧の左寄りにある「CUE」とか書いてる欄に「?」マークが出ているんですよね。これは6から追加された新しい波形表示(3Band)ができるから解析してください、という意味だそうです。
波形を3Bandにするには「ctrl+A」→右クリック→「新しい解析データの追加」を押下すればいけます。
これはとても時間がかかりました……
私は約20000曲程度で約6時間かかりました。
左下に解析の終わっていない曲数が表示されるので他のことをしながらまじで気長に待ちましょう。
6.アップデートしてみての感想
stem機能が便利すぎる!!!!!!!!
これに限ります!!
GUIが慣れてなかったりはしますが、今のところ不明点とかはなく、今まで通りにプレイすることができていて不便はないです。
7.まとめ
まわりがレコボ6のままでレコボ7にアップデートしている人を見なかったので我先に、ということでやってみましたが大成功かなと思います。
また、これからもレコボ7について、機材についてを発信していこうと思うのでこれからもよろしくお願いします。
(あと、DJオファーお待ちしていますっ)
以上、ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
2025.02.02
Lapis (X : @Lapis_100)