人間万事塞翁が馬/自己紹介
はじめまして。
都内で会社員をしている多趣味なアラフォー女です。
■簡単な経歴→元国会議員秘書で現在はIT(?)企業勤務です。
■簡単な趣味→大学生の時、友人たちと1週間滞在したシンガポールで台湾にはまり、その後台湾には20回以上旅行をしています。その流れで台湾・中国の映画やドラマを鑑賞するのが趣味となり、現在は中国語を学習中です。
以前、乗馬倶楽部に入会していました。人から趣味を聞かれると乗馬、ゴルフと答えるようにしています。あまり聞かれたことないけど。
2021年夏は子宮筋腫、卵巣嚢腫により通院・入院・手術・退院・自宅療養と長い人生で初めての経験目白押しでした。
スケジュールはこんな感じでした。
7月10日 自宅近所の婦人科クリニックを受診
7月16日 総合病院で受診 手術しかないと断言される 手術日が決まる
7月18日 職場の当時の上司に報告する 手術しかないと断言される
8月13日 手術前検査受診 手術断る→問題を先送りにするなと言われる
8月28日 造影剤MRI検査
9月4日 自己血輸血 手術前説明
9月10日 職場のグループのメンバーに入院、手術をmtgで報告 会社で泣いた
9月13日 残業しながら会社で泣いた
9月14日 13時30分 入院
9月15日 11時05分 手術室へ向かう 手術 造影剤CT検査 後悔
9月18日 9時頃退院前検診 11時頃退院
9月19日 実家で自宅療養開始
9月29日 自宅に戻る
10月8日 職場復帰
12月28日 CT検査予定
「乗り越えられない試練はない!」とか「壮絶な体験!」とか大げさなものではありません。担当してくださった男性医師が言ってました。
男性の禿よりも女性の筋腫持ちの方が多いから!
この医師は禿てないから、禿を引き合いに出せるんだな。禿の統計ってどこがとっているんだろうか。自己申告か。自分で禿だという自覚がない人はどうなるんだろうか。
ま、でも私みたいにおそらく数年前から筋腫があって本来の機能を果たせなかった挙句経年劣化、その上自覚がないまま10cm級の筋腫を2つも大切に育んで、なんて育て甲斐がないものを育てていたんだろうという切ない気持ちは払拭されませんでしたけどね。
子宮筋腫・卵巣嚢腫の発覚から現在に至るまでを振り返える備忘録を記してゆきたいと思います。
なぜ振り返ろうかと思ったのかというと、手術前にblog、Twitter、Instagram等で手術に挑まれた勇者たちの体験記を読み漁り予習はしていたのですが、実際自分の手術が終わった感想はというと「人それぞれだな」でした。
そして予習外の出来事が起きた時、思い出した言葉は「人間万事塞翁が馬」でした。
・人間万事塞翁が馬
人生で起きる禍福は変転する。人生は予測できないものだ。だから不幸が起きても動じるな。不幸は幸福の前触れかもしれないのだから。
動じましたけどね。
そもそも私は内診台をみただけで頭の中が真っ白になり、採血はベットで横にならないと無理、医師をみただけで恐怖で何もしゃべれなくなるという情けない人間なのですよ。
私は「自分の思考、感情を口で表現すること」が苦手です。しかし心中では、あれこれ思考し、たくさん感情はあります。あの時の感情を忘れないうちに記していこうと思います。