幸せとは #幸せをテーマに書いてみよう
このnoteはあきらとさんの企画に参加したnoteです。あきらとさん、素敵な企画をありがとうございます。
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幸せの形
幸せとは、この言葉を聞いて最初に思い浮かんだのはback number の『瞬き』のこの一節。
幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ
一時期私はこの歌詞が覚えられなくて「幸せとは星がふる夜と眩しい朝が」のところを永遠ループで歌っていた。歌詞を書いた清水さんにごめんなさい土下座案件であるのは否めない。
当たり前だけれど私が永遠ループで歌っていた時とそうでない時ではこの歌の印象はガラリと変わる。綺麗な景色ではなく"大切な人に傘をさす"ことを通して雨にも幸せを見出しているから。
この永遠ループ事件を通して(笑)人にとっての幸せの定義って違うよなぁ、と思うようになった。もちろん、定義が違うからこそあきらとさんのこの企画が成り立つのだけど(笑)
幸せのハードル
先日行われたラグビーのワールドカップ日本大会決勝で、南アフリカに敗れたイングランドの選手たちが試合直後の表彰式でメダルを首に掛けるのを拒んだり、すぐに外したりしたことに批判が集まったのは記憶に新しい。
トップレベルで走り続けたイングランドの選手にとっては優勝以外は納得できる結果ではなかったということ、幸せではなかったんだなぁ。そう思った。もし、日本が2位になっていたら。日本全体が歓喜に沸き、選手達のとびきりの笑顔が咲いたはず。
幸せのハードルの高さ、自分が納得できるハードルの高さがそれぞれ違うからこそ、幸せの定義は変わるんだと思う。
"吾、唯だ足るを知る" 高校時代、茶道部でお茶の先生が教えてくれた精神。
'欲を出しすぎてはならない。満ち足りるということを知らない人はどんなにお金や地位を持っていてもその心は貧しい"
ざっくりまとめるとこんな意味だったはず。幸せのハードルを高く持ちすぎちゃダメだよってことなんだと思う。だけど人間そんな簡単に悟りなんか開けなくない?やっぱり欲張りたくなる。サークルの大会で去年取れなかった舞台効果賞と最優秀賞が欲しい。誰もが羨むような内定先が欲しい。noteをバズらせたい、オススメが欲しい…素敵な彼氏だって欲しいじゃん。
じゃあ欲張りな私は不幸なのか?貧しいのか?といったら全然そうじゃない。そんなの、はるか昔の禅の教えなんかに判断されてたまるか。
サークルで素敵な仲間に巡り合えた、ご飯が美味しい、自分の好きな勉強ができる環境、かがみよかがみというサイトで公認ライターになれたこと、教養のエチュード賞で副賞をいただけたこと。
私の人生だって、全然悪くない。むしろ恵まれているし私は幸せだ。でも、もっともっとと思ってしまうのはしょうがないんだと思う。
自分のことを幸せと認めつつ、新たな幸せのハードルとタイマンを張ること、これが今の私の幸せの形です。
神様、どうか今年こそ演劇の大会、勝たせてください。
サポートいただけるととっても嬉しいです!たくさん本を読みたいので本代に充てたいと思います。