心の赴くままに
小学生の頃は、よく詩を書いたり物語を書いたりしていた。そうすることが好きだった。詩を読むのも絵本を読むのも大好きだった。
小学校中学年になって、周りが青い鳥文庫を読み出しても、私のお気に入りの本は、金子みすゞさんの『私と小鳥と鈴と』の詩集だった。
高学年にもなると、みんな何やら難しそうな本を読み出す。ふりがなも振っていない、分厚い本を読んでいた。
方や私は、ピーターラビットの小さな本を図書館で借りれるだけ借りて机の横のお手提げに詰めては、少しずつ読むのを楽しみの一つとしていた。
国語の成績は一際悪く、高校のときは容姿がちょっぴり外国人みたいなので、国語の先生に「帰国子女か何かかしら、授業難しい?」とテストを返された時に声をかけられた。これは今でも笑い話で忘れもしない。
そんな私は、今副業で日本語教師をしている。
こんな私が日本語の先生になっても良いのかと自問自答を繰り返したこともあったが、今となっては国語が嫌いな人の方が向いている仕事なのかもしれないとまで思っている。
投稿を始めようと思ったのは、大切に思っている人がここにたくさんの気持ちをその人らしい言葉で残しているのを知って、それが羨ましかったから。
文章を書くのは得意ではないけれど、楽しいと思うならしたらいいと思って、今日はじめることにした。
こういうのは大抵、本当に長続きしないのですが、
書きたいなと思ったときに、心の赴くままに、感じたことを残していきたいと思う。