好きが増えて増えて仕方ない。
浅岡雄也さんの ExtraRareBestが届いたので、何一つ纏まってないけど私が感じたことそのままに書いてみようと思う。
音楽の知識がまるで無いので本当に取り留めのない感想だけど、書かずにいられなかった。あー爆発したんだなという感情を何と無く感じ取ってもらえたら嬉しい。
インストの『ripple』からもう、「これから始まるぞ…わくわく…」みたいな期待感。例えるなら、ライブ会場の照明が落ちてスモークが炊かれてるような感じ。そこから視界がぱあぁっと開けるような『Re:start』!気持ちいっ!!
浅岡さんのソロ曲を聴くようになってから、打ち込みとかの電子音がすごく好きだったけど、…やっぱバンド音いいな…。イヤホンで聴いていたので、耳元にバンドメンバーが全員いる感じ。今演奏してるような生感がすごくいい…。
『ヒカリ 2008/2020』のアコースティックな感じで切なさが増してるな…と思ったらコーラス有りのサビで鳥肌ぶわわっ
生感だけじゃなくて、感情が乗った優しい歌声がより染み込んでくる感じがたまらない…からの『突然〜2020〜』ですよ…。この並びずるくない?感動で震えが止まらんのだけど。先日のライブとはまた違うぞ?何この優しくて包み込まれるようなアレンジは。FIELD OF VIEWの『突然』と音楽はかなり近いのに、なんだこれ。え、これで毎朝目覚めたい。
『風花』の前がほぼ無音なしで急に始まるのすごくびっくりしたのだけど、こういう曲間の秒数にも拘っているのだろうか。飽きさせない曲順、驚きの連続で、聴いてて物凄く楽しい。
バンド音いいなと言ったばかりだけど、やっぱりピコピコ音もすごく好きだなー。『アシタガクルマデ アシタハクルカラ』のこの感じ、電子音だからこそのカッコ良さを聴いてしまうと、この1曲の中の多彩な表現いいなーって思う。心が追いつかない。いろんな表情の応酬。たくさんの方々のアレンジって、こういう感じなんですね…。
二枚組で、disk1だけで16曲も入ってるんだけど、体感時間物凄く短く感じた。『君の翼で』流れたらもう、ずっと楽しみにしてたライブがもう終わっちゃうような感覚に襲われて、曲の雰囲気も相まってすごく切なくなった。これもなんというか、1枚目のラストに相応しいというか…。今までのリズミカルな『君の翼で』も好きだけど、今回のアレンジですごく壮大な感じになっててすごく心開かれたような、すきっとした気持ちで1枚目終わってた。
Disk2ーーーーーーー!赤いディスクいいなって思ってたらうああああなんて素敵な始まり!!この『アナタトミライヲ』すごく好きだー!!サビで自然と腕を前後に振っちゃった。ギターかっこいいー!!本当にライブに来てるみたいな勢いと、勝手に体が動いちゃう感じ。楽しい!
そして私がサークルの方で期待してます!と呟いた『あの日の少年』よ。これは…これは確かにヘッドホン推奨だ……いろんな、いろんな音がする…。元曲はエレキの音ばっかり聴いてたけど、元々入ってたはずのアコギめちゃめちゃかっこいい。客席の歓声と静寂、主人公の哀愁みたいなのが全部見える気がする。臨場感増してるからか、ドラムの音が心臓の鼓動のようで。ラスサビ前のエコーかかった浅岡さんの声なんて、もう球場で1人立ってる男が見えたもの。
えええええ…すごい…大好きな曲たちがもっともっと好きになる…。二枚組の31曲、全部通して聴かないと勿体ない!と思いつつ、一曲を何度もリピートしたくなるジレンマ。
ドラム差し替えによって生っぽくなった曲が、より情景広がる感じもりもりなんだけど、『オヤスミ』みたいにドラムの心地いい音に重なる電子音ですっごく楽しい曲になったのもあって、い、忙しい…楽しさが大渋滞してる。『サヨナラの海』なんて元曲どうだったっけ?ぐらいの衝撃。なんっっって変貌。
作られた曲はライブで完成するともいうけど、このアルバムはこのCDだからこその曲もいっぱいある気がする。このアレンジだからこそ感じるものがいっぱいあって、このアルバム聴いたからこそ好きになった曲もたくさん。曲順も絶妙で、勢いよく始まったと思ったらバラードがゆっくり沈み込んできて『らびゅう』が流れてきてあああ…ってじんわり。なんだこのあったかい曲…これも好き…。
あーでも、CDだからこそとか言っておきながら、ライブで聴きたい曲もあるーあるよーーーーー『Life Goes On 2020』とかもう正に。ということは二倍も三倍も楽しめるということじゃないですか。『キボウノネイロ』のピアノの移動する感じを楽しくなったり、浅岡さんの声の近さにどきっとするのはイヤホンで聴くからこそだし、『キミガセカイヲカエテユク』の爽快感、疾走感はライブで聴いたら絶対気持ちいいし。えっ、贅沢…音源でも、ライブを想像しても楽しいなんて…。
このアルバム聴いて推し曲が変わったかな。
いや、変わったというより増えた。めちゃめちゃ増えちゃった。『永遠のメロディー』なんて聴けた嬉しさも相まってすぐ好きになっちゃった。はい、推し曲の席へようこそーw
そして一層、浅岡さんの歌声が好きになった。心から、聴けて良かったと思うアルバム。ライナーノーツ読みながら、「こちらこそ、ずっと歌い続けてくれて、本当に有難うございます」と伝えたいと思う。
ありがとうございます。このアルバムに出会わせてくれたこと、本当に幸せに思います。
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