ちょっとずつ戻ってきたライブの話。
原宿RUIDOにて行われた、浅岡雄也さんのライブに参戦してまいりましたよっと。
アルバム未発売記念ライブということで、楽しみはいつまでも待てるって何度も言っていたんだけど、
いざライブで、目の前で、以前よりも熟された新曲を聴いてしまうと
おおああああアルバムほしいんだが!!!!!!!!という思いが湧き出してしまう。
納得のいく作品を作っていただきたいから急かしたくないという気持ちと、
あの曲たちを何度も浴びたい!!!という気持ちが今ぐっちゃぐちゃになっています。
アコースティックとバンドとって両方参戦だったので、色んな表情表現が見られて嬉しいなと思いつつ
それ以上に浅岡さんご自身が、曲ごとに別人が憑依しているような気がするので
ここまで多種多様な曲が詰まったアルバム、一体どうなってしまうんだ…!と期待値が上昇する一方である。
個人的に『ラララ世界』がすごくすごく好きです。
アコギの一定のリズムに合わせて呟くように紡がれるAメロから
一転切なさを感じるメロディを含んだサビにかけての曲の運びがとても、涙腺を刺激される。
届かない思いとか、行動できない自分とか、そういうもどかしくて辛い気持ちがあるのに
それを過度に歌声に乗せないで淡々と歌い上げる感じがして、余計に切なさを誘うというか。
台詞を言うときや歌を歌うとき、文字の情報を感情として乗せることはよくあることだけど
それをしないことで聴いてる側の感情を引き出してしまうっていうのは、すごい表現の仕方だなと
今日この『ラララ世界』を聴いてすぐ好きになってしまった私は、今そのよさを噛み締めているところです。
「大好きだなあ」のところ、本当につら……泣く……
『ROCK’N’ROLL EndROLL』は唯一昼夜両方で聴けたのだけど、皆でコーラスできたのが嬉しくて、こっちもついしんみりしてしまいましたね。
昼しんみりしたあとだったので、夜のバンド側の音圧にやられてつい「かっっっこよ……!」って出てきちゃった。
アコギの小気味いい感じもすごく好きなんですけど、エレキを掻き鳴らして眼力強く叫ぶあのロックンロールが心臓を貫くんですよ。
はーーーーバビさんとのツインギターめちゃめちゃかっこよかった……
配信で聴いていたときから『誰かが待ってるんだ』は、ライブで聴いたら絶対楽しい曲だと思っていたので、今回ド正面で聴けたことは心からの喜びであります。
浅岡さんにサスが当たってじっくりじっくりとスタートするところからわくわくが止まらない。
ずっと走り抜けてるような曲と浅岡さんのハイテンションによって、会場がどんどん熱くなるのを
眼の前で見ると楽しくて仕方ないし、何処までも飛んでいきそうな高音に圧倒された。
あーーー……これが聴きたかったんだ……自然と手を伸ばしたくなるこの曲が、生で聴きたかった。
嬉しい、すごく好きです。すごくすごくすきです。
自由度が高くて表現も多種多様なので、ソロでは一期一会の曲が聴けるからとても楽しいです。
新たな試みがあったり、弾き語りで新曲が聴けたり、いつまでも挑戦することをやめない浅岡さんのお姿を見ていると、私も少しずつやりたいことを続けていきたいと思うし、
歌詞を噛み締めて聴いていると、今近くにいる人や会場で出会った人たち、そして次のライブを楽しみにできる気持ちを、ずっと大切にしなきゃなあと思う。
未発売のアルバムの曲を先行で聴ける機会をこんなにいただけるなんて…嬉しいなあ。たくさん幸せを頂いたから、是非じっくり完成を目指してほしいな。
と思う
が。
もう今はライブの配信でしか聴けない…すでに好きになってしまっているあの曲も、あの曲も、あの曲も…
早く手元にお迎えしたい…………
という気持ちが今回のライブでひょっこりしてしまったことも事実なので
私は今日からこのジレンマを抱えて生きていきます………orz
今日一緒に歌えたことも、皆さんのお名前を呼べたことも
すごくすごく嬉しかった。
ちょっとずつだけど、元のライブが戻ってきたことを感じて
ここまで音楽を辞めずに続けてくださったステージ上の皆様に、有難うございますとお伝えしたい。
あーーーー楽しかったなあ。