声が出せるなら叫んでいたって話。
生粋の雨おとななもので、昨夜目にした「台風接近」のニュースには、あーーーーまたか…また呼んだのか……と警戒していたものの。
幸い目が眩むほどの晴天となって、あまりの暑さに「ちょっとくらいなら降ってもよかったんだぞ?」なんて身勝手なことを思ってしまうほどの日でしたが。
浅岡雄也さんソロデビュー18周年ライブ、昼の部夜の部両方に参戦して参りましたよ。
開演前から情報で、ドラムでなくてパーカッション??えっ、チェロがあるぞ????どんな風になってしまうんだ…!と期待を抑えきれなかったんだけども、このどきどきはそれだけが原因ではないんですよ。
あの、昼の部、整理番号が1桁だったもんで。ふたを開けてみれば浅岡さんの、推しのほぼ正面、でして(ちょっと上手寄り)。普段よりも近い距離で、ダイレクトに心臓を掴まれるような音楽に、普段以上に感情がぐわんぐわんしてしまった。
鋭い目線と真っ直ぐな姿勢が、正に曲に対する誠実さを物語っているようで、距離1mちょいくらいの先に立っている浅岡さんから目が離せなかった。
ソロでの活動を追いかけ始めたのは最近でも、満遍なくいろんな時期の曲を、あれも好き これも好きって聴いているから、昼の『旅人たちへ』も夜の『めぐりめぐる~love is you~』も、今でもあのシングルからこうして歌ってくれることが嬉しくて。
最初に歌われた『Re:start』もそうだけど、どこまでも届きそうな伸びやかな高音に、身体の芯まで痺れてしまった。
チェロの作り出す雰囲気がすごく素敵で、いつも以上に曲に入り込んでいるように見える浅岡さんの歌声も相まって、次々いろんな曲の世界に引き込まれて 時間の感覚がわからなくなるくらい。あっという間に昼も夜も終わってしまうことがあまりにも惜しくて、切ないと同時に 今日のライブは昼夜両方参戦できて本当によかったと思う。
……
……えーっと
こっから熱量上がりますよ。
常々いろんな所で、「私は生で『missing piece』を聴くまでしねない」と言ってきたのだけど。その生きる希望が、正に今日叶ってしまった。
イントロのアコギから感極まって蹲ってしまうほどの勢いで衝撃を受けたんですけど。あまりにも嬉しくて。
それも昼はあんな目の前で、メンバーの皆さんが本当に楽しそうに演奏されて、浅岡さんもより一層パワフルな『missing piece』を聴くことができて、今も思い出しては放心するくらいになっている。
こんな陳腐な言葉で表したくないけど私の語彙が追い付かないので…本当に、最高としか言い様のない曲だった。
キラキラと輝くような、軽快なイマジュンさんのピアノも。どうやって繰り出されてるのか見えないほどの、心踊る大石さんのタンバリンも。
そして、バトルのようにぶつかり合っているけどその実お互いに音を高め合う、バビさんと伊藤さんのアコギも。
それと共に力強く歌う浅岡さんが本当に楽しそうで。
初めて目の前で聴く一番の【推し曲】が、本当に素敵で、どこを見ても眩しくて、こんなに幸せな『missing piece』を聴けて、心の底からどうにかなってしまうんじゃないかと思った。声が出せるなら、お腹の底から「ありがとう」と叫びたいくらいだった。
上記の通り「生で聴くまではしねない」と言っていたので、こんなに早く叶ってしまって…ああ、しんでもいいとまで思ったんだけど。
いざ帰り道で、あの素敵な素敵な推し曲を反芻するうちに、あぁあまた聴きたいと思うようになって。
それこそ、会場で皆さんと一緒に合唱するのは未だ体験していない。色んなライブで、その時一期一会でめぐり会えるこの曲を聴きたいと思うと。
あー、私にとっての『missing piece』って、生きる希望なんだな。日常を頑張る糧なんだな。
と、改めて思ったのです。
そこまで思えるような、大好きな曲に出会えたこと、それをライブで聴けたこと
浅岡さんが夜の部最後に「幸せだな」って呟いていたけど、聴いている私もこの上ない幸せだと、今あの時を思い出してしみじみ感じている。
改めて、18周年おめでとうございます。
これからもずっと、追いかけ続けますよ。