好きだと思う気持ちを考える、音楽の話。
感想を呟こうと思ったんだけども、衝動のままに書いたら思いの外長文になりそうだったのでこっちに書きます。
浅岡雄也さんのシングル、『どうしようもないくらい 君が好きだ』。
ライブで聴いたことも一旦、できるだけリセットしたつもりで
前情報も何も入れず、音楽の知識皆無で聴いた初期衝動なんですけれども。
かなり独自解釈が入ってると思うので……
どうか「また言ってるわw」くらいに受け取ってもらえたら幸いです。
まず、今まで以上に浅岡さんの声が近くに感じた。
ブレスの音とかタンギングの音とかが聞こえてくるくらいに。
優しく語りかけるような、寄り添うような声に「人を融かす声ってこのことだよなあ」と思う。
ピアノとストリングスだけでも鮮やかに彩られる音、すごい。
イントロからすごく華やかで強い。
それなのに、途中から入るバンドの音が入るなんて、とても贅沢な世界。
どこまでも景色が拡がっていくような気がした。
どこまでも遠くの未来まで見据えてるような気がした。
浅岡さんの、優しく豊かに愛を伝える曲はやっぱりいいな…と思っていたら、
ラスサビ前の「君は 誰を 想い 眠るんだろう」の言葉が耳に飛び込んできた瞬間
目の前の風景が一変してものすごくびっくりして。思わず歌詞カードに飛びついてしまった。
「これ、お互いを思い合っているわけじゃないの……!?」
その後の、独白みたいなボーカルだけのサビで、一変したその風景がぶわわっと押し掛けてきた。
えっっっっ
こんな見返りのない、一方的に相手を想う気持ちを描いていた……ってこと……??!
穏やかな温かい気持ちが、衝撃に変わったような気がして
こんな……ずるい、またこうやってこの人は……
私の心臓に名曲を刻みつかせてしまうんだ。
たとえ返ってくるものがなくても、ただただ貴方を想っている
そういう曲を、詞を書くのが本当に巧みすぎる。
大好きです。大好物です。
現実世界に生きてたら、お互い同じ温度感で想い合うことなんて奇跡に近いことで
それは家族や恋人だけじゃなく、友達や…ファンとして応援してる人に対してもそうだなって。
でもこの曲を聴いてると…たとえ一方的な想いだったとしても、
その人を好きだと、愛していると思う気持ちを、
せめてそれを思う自分自身だけは大事にしたいなと思ったのです。
いい曲だ。ほんとに。
『Magic Time』は、こんなに早く手元にお迎えできたことが、まずとても嬉しくてありがとうございますしかありません。
我が子に聞かせたら、「ほのぼの系のゲームのオープニングとか、可愛いパズルゲーのタイトル画面で流れてそう。可愛い。」と言っておりました。
無邪気に笑い合ってるようなポップな恋模様が、ただただ可愛い。
騙されてもいいほどの盲目的な危うさもありながら、ついつい手拍子してしまう…たくさんの可愛いものに包み隠された麻薬なんじゃないかとすら思う。
でもこの曲になら、私も騙されてもいいなーーーー
『Life goes on』ギターめちゃめちゃかっっっっっこいいーーーーーーー
すごく情熱的で、身体が熱くなるようなアレンジで最高。
ここまで聴いて、え、カップリング豪華すぎない……?ってなった。
以上、妄想と独自解釈をもりもりにつめこんだ感想でありました。
また好きな曲が増えてしまったな……
良い曲を有難うございます、ほんとうに。
また何度も聴こうっと。