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こんな「ガクチカ」はやめておこう！ | 外資コンサルが語る

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実は、面接などといった選考以前に、「ガクチカ」をどう書くか迷ってる就活生は多いのではないのでしょうか。会社によって濃淡はあるものの、重要な選考過程の一部ですし、これを元に話すような面接も少なくありません。まずはガクチカを攻略し、選考突破の最初の一歩を踏み出しましょう。

０.「ガクチカ」って？

皆さんもう知っているかもしれませんが、「ガクチカ」とは、「学生時代力を入れていたこと」の略で、ESの定番質問です！様々な企業で出されているので、みなさん一度は耳にしたことがあるのでは？

１.「ガクチカ」で企業側がみていること

この「ガクチカ」を書く上で最も重要なのは、企業側がなぜこの質問を出しているか考えることです。もちろん、企業によって異なる部分はありますが、共通しているのは以下でしょう。

①構造化力
ストーリーを順序立てて構成する力です。仕事をする上で、自分の伝えたいことを整理し、相手に伝わりやすい形でアウトプットするのは非常によく求められる力ですので、ESで要求されるのも理にかなっていると言えるでしょう。以下のような構造が良いと個人的には思います。

もちろん、必ずしもこの型に当てはめる必要はありません。論理的に、相手に伝わりやすい「構造」にすることが大切です。

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②文章力**
当たり前ですが、文章は正しく書きましょう。以下のような文章を書いてしまっている人は要注意です。

・言葉遣いがおかしい（口語を使ってしまっているなど）
・誤った日本語を使っている（尊敬語謙譲語の区別がついていない、文法が誤っているなど）
・句読点の位置がおかしい（頻繁すぎる読点など）
・漢字が間違っている（同音異義語の誤りなど）
・文章の表現が冗長になっている（〜です。〜です。〜です。など）

社会人になると、文章を書く機会は山ほどあります。議事録や取引先へのメールに、酷い文章を送ってしまう人は誰も採用したくはありませんね。自分の文章に自信がない場合は第三者に見てもらうと良いでしょう。

③過去の成果
その学生がどんな成果を残したことがあるのかをみています。特に実力主義の企業ほど、即戦力を求めているためここに重点を置くかもしれません。企業によっては、別に過去の体験を重視しているのではなく、上の２つが最も重視されていることもありますが、おさえておくことに損はないでしょう。ここでポイントなのが３点です。
１.具体性
成果は具体的に書くようにしてください。資格を取得した、〜万円の商品を売った、というように「具体的に何？」と突っ込まれない形で書くのがベターです。「〜活動を改善した」などは、「改善って結局何？」と突っ込まれてしまいそうですね。

２.ビジネスとの関連性
これはMustではありません。しかし、よりビジネス色の強い話題だと、読む側も入社後の活躍が想像できて良いでしょう。もしボランティア活動とインターン活動２つ書くことがあり迷う、というような場合にはビジネス色の強いインターンの方を書いてみるのはアリかもしれません。

3.自分の強み
その成果が「自分の強み」によって出されたことをアピールするとベターです。読む人は「この学生は他の学生と何が違うのか？」と常に思っています。「自分だからこそできた成果なんです」というのが大事になってくるので、「バイト長していました」、「サークルの幹部で」など誰にでもできるようなことは内容が薄くなってしまうかもしれません。

２.こんな「ガクチカ」は微妙！

よく、「こんなガクチカ」はどうですか？と評価を求められることがあります。このような場合も、上の基準でみています。すなわち、①構造化されており、②文章としておかしくなく、③過去の自分の成果をアピールできているかをもって評価しています。逆にいえば、これらが欠けているのようなものは「微妙」ということです。ただし、気をつけて欲しいのは、この話はあくまで全般的なものですので、提出先の企業やどのような要求がされているかで書くべき内容は変わります。参考として留めておいてくださいね。

３.終わりに

今回は、採用する側がどのような視点で「ガクチカ」を見ているかについて記事にしてみました。他にも取り上げて欲しいトピックがあれば是非コメント欄でくださいね。

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