コンビニ世界最大手「セブン-イレブン」が買収される!?
前から上げ底弁当やったりして評判の悪かった世界最大手のコンビニ。円安ってこういうことが起きるんだよ。だから株が高く見えるだけで「米国ドル」で見たらバーゲンセールですよ。で、セブン・アンド・アイHDのレベルでこれだともうイオンもダメだし下手するとユニクロもダメじゃないかな。
つまりサウスランド・アイス・カンパニーのFCだったイトーヨーカドー及びセブン-イレブン-ジャパンがサウスランド・アイス・カンパニーの倒産(1990年)によって逆買収して本家となったセブン-イレブン-ジャパンの天下はせいぜい30年。ちなみに本家セブン-イレブンとなったのはバブル末期。いまやセブン-イレブンの9割が海外の売上とも言われています。当時世界最先端の日本のコンビニシステムはせいぜい「セブン銀行」まででそれ以降は何も新しいものが生み出せませんでした。。。「セブン銀行」の登場は2005年の事です。そしてとうとう中堅コンビニの吸収合併ラッシュとなりさらには業界4位の大手コンビニの「サークルK・アンド・サンクス」まで買収されました(※海外本社や海外FCは引き続き『サークルK』として存続)。さらについ最近業界2位のローソンはKDDIに事実上吸収合併。三菱商事グループからKDDIグループになりました。そして日本最大手どころか世界最大手のセブン-イレブンですら円安でたたき売られたのです。まぁ不採算部門のヨーカドー・デニーズ部門の赤字額大きいのかもしれませんが。
これにより日本の誇りがまた1つ消えます。
さようなら、セブン-イレブン。
海外企業のセブン-イレブンになっても嬉しくともなんともないですからね。
ちなみにカナダのコンビニエンスストア大手アリマンタシォン・クシュタールという企業はあろうことか……。
本家『サークルK』を運営している企業です
ええ!? 嘘!? 本当!?
本当です。ここで繋がっていくんですね。日本に初上陸したサークルKはユニーのFCでした。実は1990年にサウスランド・アイス・カンパニーが倒産したまさにこの年にザ・サークルKも倒産しております。この時買っておけばよかったのに。ですが何もしなかったのでファンド→石油精製企業とあちこちに経営権が譲渡されたあげくにサンクスとFC権がかぶってしまい統合したのです。当時のサークルKの経営権会社はフィリップス石油でした。なのにその数年後にアリマンタシォン・クシュタールに売ってしまい最後は日本のサークルKはサンクスと本体のユニーごとファミリーマートへ売られてしまいました。今から約20年前の事です。
セブンがアリマンタシォン・クシュタールに売ってしまった場合、最悪世界のセブンが全てブランド統一となり『サークルK』になる可能性があります。世界6万店舗も持つ企業がたったの1.5万店舗の企業に敗北してしまうのです。
まあ、こんなふざけた買収提案なんてセブンアンドアイ側は拒否してほしいけど。要は元国内4位のコンビニに負けたという意味になりますからね。