日本・スペインの1人当たりGDP逆転は2024年になりそう
どうもスペインって今急激にリベンジ消費でゴリゴリ上に行ってるんですよ。海外の観光客によって。で、海外の観光客って民泊使って夜中に騒音出しまくりで近所迷惑な存在だから近隣住民から『外国人は出ていけ』ってスプレーで落書きされるんですって(「旅の恥はかき捨て」という言葉は洋の東西一緒)。そういう国にすらも日本は抜かれる。
日本の一人当たりの購買力平価GDP(USドル) 52,119.56
スペインの一人当たりの購買力平価GDP(USドル) 50,471.69
た・だ・し 1US$が155円まで行ったらもちろん2023年で抜かれます。
スペインはコロナ禍・コロナ後でこんな経済成長率になってます。
2019年 +1.98%
2020年 -11.17% コロナ禍
2021年 +6.40%
2022年 +5.77% コロナリカバリー達成
2023年 +2.45% リベンジ消費景気
スペインってガチで半分砂漠みたいな無人の国土ばかりでやせた土地ばかりで「失われた500年」と言われた国家ですよ。特に南米の植民地が次々独立し米西戦争でフィリピンとグアムを取られたときにスペインはどん底に落ちました。日本の「失われた35年」どころじゃない。スペインの国勢のピークはアルマダ海戦直前までがピークだったのです。フランコ独裁政権(なんとファシズム政権でかつ事実上の鎖国が行われていた)が終わったのは1975年。王政復古となりました。そのころのスペインは超・貧困国で「ピレネーの向こうはアフリカ」とまで言われていました。しかしEC加盟によって安い労働力を武器に工場が進出したことで一気に我が世の春が来て1992年にはオリンピック景気というものまで来ました(バルセロナオリンピック)。スペインは名実ともに先進国となりました。スペインの「失われた500年」は80年代の後半で一旦止まったのです。しかし、スペインのリカバリーはここまで。冷戦の崩壊とEC廃止、EU発足でより安い労働力が東欧諸国に出来たのでスペインから工場が次々流出して元の貧困国に戻ってしまったのです。そんなスペインはもう観光業と農林水産業しか残っていませんでした。リーマンショック後・ギリシャ破綻後の2013年には失業率26%、国民の3人に1人はニートです。スペインは男の人でも「一生涯働かない人が10人に1人は確実に居る」(女は専業主婦志向)と言われる筋金入りの大ニート国家です。というか、スペインは仕事がマジで観光業と農林水産業と公務員とエネルギー供給業と観光に関する建設業ぐらいしかないんです。
スペインはシエスタとか昼寝があって楽しそうなんて思ってる人は「臓器売買」の最大輸出国がスペインやメキシコという事を思い出してください。人間は、人間を喰うのです。臓器移植という現代の形に変えてね。そのくらい追い詰められてるのです。だからスペイン人は血液も売るよね。吸血鬼とは実は人間の事です。
そんな国にすらも1人当たりGDPで抜かれるという事は日本人の労働は「無駄なモノ作り・無駄なサービス供給しかやってない」という意味でガチでスペイン人のようにニートやってた方がマシなレベルです。冗談抜きで言ってますよ? じゃ、なんでスペインに1人当たりGDPで抜かれるのさ。しかもスペインって地価だけは高騰していくんだぞ? 庶民は郊外から通勤するんだぞ? だからスペインって国は「家賃ブースト」でGDPが上がってるだけなんだよ。そうだよ北欧諸国とかスイスのような富裕国家の資本にホテルとか建設されるせいで地価が高騰しちゃうんだ。別荘とかさ。もう半植民地なわけだよ、スペインって国は。みじめだろ? 「外国人様~」とか言いながら外国人専用の店などでぼったくり価格で販売するとか、観光客だらけで路線バスが満員とか。
そんな国に日本は生産性で負けるわけ
日本もそうなってほしいのかね。一回バルセロナとか見た方がいいよ。観光公害ってどういう意味なのかという事を。特に京都市はそうなってほしくないかな。
観光立国って意味をもうちょっと日本人理解した方がいい。どれだけみじめなのかという事を。
そしてそんなスペインに抜かれるとはどういう意味なのかを理解してほしい。何回も言うけどここより下の先進国ってもう世界には無いんだ。
最後に、こういう記事を2022年や2023年の正月に書いた奴は責任取ってほしい。現実は真逆となった。
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