国が元気な時はフラッグキャリアのCMが元気になる
まあ、このCMは衝撃でしたね
1990年 日本航空
ということで
このCM、本当に日本人が作ったの?
というぐらいにもういい意味でセンスが違いますよね。
ところで今の日本航空のCMって知ってます?まずTVにはほとんど流れてこないと思います。
というポイ活という情けないCMになってるわけですね。
「日本の翼」という経済大国日本の象徴にしてジャネットを使った「日本の頂点」の象徴CMからポイ活に下がるほど我が国の国力は低下したんです。
フラッグキャリアって、国の象徴ですからね?
ちなみにフラッグキャリアだけじゃありません。1990年のCM大作と言えば『100年目の電話生活』という長編CMがNTTによってつくられました。それだけ『NTT』ってもんに公共性と自社への誇りがあったのです。
それが今や『dポイント』ですからね。どれだけ貧しくなったのやら。勘違いしないでくださいね。1990年当時のNTTだって信販事業とかやってたんだよ。でもNTTグループカードのCMなんて出さなかった。国の象徴の1つである公益企業はそんなみっともないCMを当時は出さなかったんだ。
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ではアメリカのフラッグキャリア「デルタ航空」はどうなんでしょう? プレミアムエコノミーにしませんか?みたいなCMなんですね。やっぱアメリカって腐ってもアメリカですよね。日本だって90年代、いや00年代前半までは日本航空は「クラスJ」にしませんか?ってCMやってたんですよ。クラスJというのはプレミアムエコノミーの事です。それすらも出来なくなった。要は
日本人はもう海外旅行すら無理になった
と言う事です。一般人なら
あるいは海外主張費すらケチるようになったり海外拠点から撤退する企業が増えたという事です。なのでね、航空機のCMってとっても大事なんですよ。逆に国内旅行のCMばかりでネット系旅行代理店のCMでLCCってなったらその国は詰みです。