名J-POP考 余談 バブル期のドラマは幸せに満ちていた

これ、平成のホームドラマです。


この曲は「JーPOP」なのかと悩んだ末外しましたが、『あの頃のように』ってまるで高度成長期のホームドラマの主題歌のようですね。そうなんですよ、1991年まではこういう曲が普通に流れていた。『それでも家を買いました』というドラマの結末は城山町(今の相模原市城山)に家を買って長距離通勤。そう、主人公は原付通勤+電車通勤で夢のマイホームを買ったのです。

調べれば調べるほど当時の人々って大人だよな。だって人に向かって「今日の仕事は楽しみですか?」なんてマウント取る馬鹿はいなかったんだぜ?ガキのすることだぜこんなの。

仕事は楽しくないに決まってる。でも家族のために働くって姿が当時のドラマではちゃんと描かれて視聴率は15~20%を取っていた。バブル期ってトレンディードラマだけじゃないぞ。『水曜グランドロマン』とかホームドラマもあったし社会問題に真摯に取り組んだドラマもあったわけ。次に紹介する『都会の森』(1990)というドラマは既に不登校(当時は登校拒否)者がパソコン通信やってるという場面が出て全く30年以上この国は進歩してねえんだよ。経済成長が年平均+0%台になって、定常化社会に陥り「無理ゲー社会」になった分事態はより悪化してるんだよ。

そして人々は現実から逃げてこういうドラマは作れなくなったのね。夫婦愛と言う当たり前のテーマが作れない社会ってグロいよ?マジで。

らんたは今から当たり前の事言っていい?

「労働者は苦痛と引き換えに時間を売って賃金をもらってるの。仕事が楽しいわけないの。だから『労苦』って言うの。アンダスタン?」

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こういうふざけた広告が打てるのは労働組合が弱体化して労働者がなめられてる証拠なの。お前らは労働者だろ。「ざけんじゃねえ」って経営者に言え。そのための組合だろうが。なんのために愛する家族とか恋人っているんですかね?馬鹿ですか。お前ら、バカにされてるんだよ?

じゃあNYで"Are you looking forward to work today?"ってデジタルサイネージ広告打ったらどうなるんでしょうね。ほぼほぼ高確率で広告が銃撃されるでしょうね。都合のいいとこだけ米国の真似してるんじゃねえよ。向こうはちゃんと組合も機能してるし下手すると経営者は狙撃されるんだよ。労働者に向かってなめた広告打てるのは日本だけです。(※ looking forward to~ ぐらいさすがに中学英語でやったよね?英語に直すとどれだけ強烈な事やってるか理解できます?)

なのに意識高い系って自分は経営者の代弁者になって「俺ツエー」とかやってません?らんたは今から当たり前の事言っていい?

お前はガキか!!

と言う大人が居なくなったからこの国は文化も衰退したんだと思います。はい。

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