最終余談 Fランをこの世からなくすのは簡単

この国の特にネット民は「Fランを潰せ」とか言ってるんです。バカじゃないかと。
Fランじゃない大学にすることは簡単で既存の定員を無くしてその分を看護学部付属病院にすればいいだけなんです。看護学部のある大学であれば。無駄な敷地と無駄な定員を削ってその分を附属病院にするだけで医者は大学付属病院の教授になれるので医学的見地から研究出来ます。現に医学部が無い聖路加看護大はそうしております。

つまりFランというのは「作られた差別施設」なんです。

定員を絞ればFランじゃなくなるし大規模私学抑制という絞り込みを行っただけで2015年に河合偏差値35前後だった大東亜帝国文系は一気に偏差値50前後の中堅私大に復帰できたのです。大規模私学抑制の効果は約4年ですのであっという間に2024年現在の大東亜帝国の偏差値は35前後に逆戻りしています。あれをもっと強化して(=余剰合格定員の絞り込みとしての大規模私学抑制ではなく本定員を大幅純減にして)かつ大学経営を「病院収入」として確保すればサルのような大学生を相手にせずに済むうえに大学教授陣の給与も上げることが出来る上に看護学部所属の学生の臨床お及び実習先確保にもなったのです。そんなことすらも我が国は出来なかった。

ここでも日本は「上を見るな、下を見ろ」というクズ人間であることが分かります。大学というのは公器であってむやみやたらに潰してはいけないのです。むしろその私大がどうやって社会貢献できるのかを行政指導するのが文部科学省のお仕事です。

ちなみに私大で経常黒字上位はみな附属病院を持つ法人です。

大学経営に置いて病院収入は儲かるのです。そんなことすらも分からない国なんです。しかもコロナで病床がパンクしたのにこの国は逆に病床を減らすという暴挙に出たのです。馬鹿の極みです。

おかげで多摩と埼玉は医療難民が続出してます。救急車たらい回しで救急車の中で死亡する高齢者が激増しているのです。

大学は、公器です。それを潰すなんてとんでもない!

=終=

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