16年平均経済成長率が+0.4%にまで上昇
なお1992年~2023年だと0.8%
【GDP16年平均+0.40%】※2020年改訂後数値
2008年 -1.22% リーマンショック
2009年 -5.69% リーマンショック
2010年 +4.10%
2011年 +0.02% 東日本大震災
2012年 +1.38%
2013年 +2.01% リーマンショックリカバリー完了
2014年 +0.30%
2015年 +1.56%
2016年 +0.75%
2017年 +1.68%
2018年 +0.64%
2019年 -0.40% 消費税10%ショック
2020年 -4.15% コロナショック
2021年 +2.56%
2022年 +0.96% デフレ経済終了
2023年 +1.92% コロナリカバリー完了
今まで1950~1973年が高度成長期、1974~1991年が安定成長期(バブル期は年平均+6%の中高度経済成長期)、1992~2007年が低成長期、2008年以降がゼロ成長期とされて来たんですがこのまんまうまく行けば1992~2007年と2008年以降との差は無くなり1992年以降を「低成長期」つまりなんだかんだ言って年平均+1%は成長してたよと言うことになります。しっかし本当かいな?2023年に経済が回復したという実感あります?
まあそれでも「14年平均経済成長率+0.21%」と「16年平均経済成長率+0.40%」じゃだいぶニュアンスが違う。両方とも酷いけど平均+0.4%成長となるとだいぶましな部類になる。それに2007年以前の年平均+1.1%まで行けばなんだかんだで辛うじて世の中の進歩を実感できる経済成長になる。
【低経済成長時代のGDP:16年平均+1.16%】2020年GDP計算改訂版
1992年 +0.85%
1993年 -0.52% デフレ経済突入
1994年 +0.88%
1995年 +2.63% 阪神大震災/IT革命
1996年 +3.13%
1997年 +0.98% 金融危機(山一・三洋証券・拓銀倒産)
1998年 -1.27% 金融危機(長銀・日債銀倒産)
1999年 -0.33%
2000年 +2.77% そごう倒産、協栄生命倒産、千代田生命倒産
2001年 +0.39% マイカル倒産
2002年 +0.04%
2003年 +1.54% りそな銀行国有化、足利銀行倒産
2004年 +2.19% ダイエーが事実上倒産
2005年 +1.80%
2006年 +1.37%
2007年 +1.48% バブル崩壊時の不良債権処理がおおむね完了
お気づきだろうか。両方とも期間が16年なのである。こうして見てもやっぱり+0.4%まで上がったとしてもやっぱりここ16年は「ゼロ成長時代」に変わりは無いのだなと。