名J-POP考 第8回 竹内まりや 『プラスティック・ラヴ』

確かに。J-POP感ありますね。


しかし、この1984年に発売したこの曲はなんと売上1万枚程度で惨敗という結果でした。

1984年・年間オリコンヒットチャートの結果は御覧の通りです。

1位 わらべ:「もしも明日が。」
2位 安全地帯:「ワインレッドの心」
3位 松田聖子:「Rock'n Rouge」
4位 チェッカーズ:「涙のリクエスト」
5位 チェッカーズ:「哀しくてジェラシー」
6位 中森明菜:「十戒 (1984)」
7位 芦屋雁之助:「娘よ」
8位 チェッカーズ:「星屑のステージ」
9位 中森明菜:「北ウイング」
10位 中森明菜:「サザン・ウインド」

中森明菜氏がJーPOPの黎明期に近い曲を歌っては居ますが、彼女はあくまで「女性アイドル」という枠ですからJーPOPシンガーではありません。やはりあと登場には約5年早かったのです。

『プラスティック・ラヴ』がシティーポップとして評価されるのはずっと後。なんと2017年頃という話ですからやはり約35年を経過しています。

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