ラピダス技術者、今更IBMにGAAを学びに行く!?

これで2ナノ半導体を達成???

バカですか?

ちなみに日本って先端ロジック半導体をリストラしてしまったんですって。NECと富士通と日立だったと思うけど。つまりGAAどころかFinFET世代半導体を作る事すら不可能だし同様にFinFETから手を引いたIBMがGAAを作ることは果てしなく不可能に近いそうです。

しかもルネサステクノロジをリストラされた半導体技術者をなんとスカウトしてラピダスを作ってるんですって。アホすぎないか。

ちなみに半導体技術者の年収は新卒で1億円で博士号持ち当たり前だそうです。そんなインテルやサムスンの世界に月給25万円の人で挑むのだそうです。

例がないわけじゃんですけど。でもそれは『京』(けい)というスーパーコンピューターのCPUを作った時です。40ナノで2010年だったと思います。同じ富士通ですね。

これね、どっかの政治家が「2位じゃダメなんですか?」って言いたい気持ちわかるよ。こんなんで勝負できるか!?アホ!って言いたいですよね。つまりね当時のRさんはね……開発費桁が3桁以上足りないから事業増額かスパコン事業そのものを切るって話だったんですよね。当時の『京』の技術者に聞きたいですね。

「どうやってこのローテク状態で作ったんですか? CPU」って

「どうやって世界1位の2ナノ半導体を作るんですか? 40ナノじゃダメなんですか?」

R「なぜ1位なんでしょうか」
技術者A「世界一の研究には、世界一の装置が必要です」
技術者A「世界一になることで国民に夢を――」
R「2位じゃダメなんでしょうか?」

2009年11月仕分け事業

実はこの時NECと日立はスパコン事業から降りていた。なぜか?2位なら特許が取れないから、つまり開発競争に敗れたら投資額が全部無駄になるのだ。
勿論ほんとうに2002年に半導体事業撤退の富士通が2010年に本当に『京』で世界1位になったのは素晴らしい事だ。でもね、それは奇跡って言うんだよ。奇跡は2回も起きないんだよ。
ちなみにこの「2位じゃダメなんですか」発言はRや文部科学省に猛烈に批判され事業撤回を撤回、つまり事業継続となり本当に2010年に理研神戸に納品されたものだ。

「らんた」の中の人、ド文系です。当時の富士通技術者や理研研究者の論文を読んでも1ナノすらも理解できません。しかしR氏が本当におっしゃりたいことは実はよくわかります。本当はこうなんですよ。

R「日立もNECも撤退しているのに富士通さんは本当に世界1位のスパコンを作れると『本気で』思っているのですか? スパコンシェア5%の我が国で」

じゃこれを2024年風に書き直します。

「本当に世界1位の2ナノ半導体を作れると『本気で』思ってるのですか? 半導体シェア5%の我が国で」

というのはラピダスのほとんどは公金だからです。

勿論勝ち目がないわけじゃありません。なんと2位のスパコン、日本です。スパコンは民生用のサーバーやPCや半導体に応用される基礎技術です。つまりこの技術を今度は応用できるのです。

さぁ、今度は成功するんですかね。

勝率は3割ぐらいですかね。。。。。

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