ぼくちんのRPG日記 42日目 動く騎士道物語 ファイアーエムブレム 聖戦の系譜(2)

で、親世代と子世代の2世代制ってのは知ってるよね?

バーハラの悲劇とか知ってるよね?

あなたは本物の騎士道物語を読んだことがありますか?ローランの歌でもいいです。ニーベルンゲンの歌でもいいです。騎士道物語って基本は「悲劇」なんですよ。ということは「聖戦の系譜」は……?

そうです。鬱展開のオンパレードです!!

「トリスタンとイゾルデ」なんて悲恋物でしょうに。なのでこのゲームをきっかけに本物の騎士道物語に触れてくれるとうれしいな。

円卓の騎士たちなんてみてみ?ドロドロ劇だぞ。嫉妬と復讐の塊とも言ってよい。これらの作品を模倣してるんだよ?FEシリーズが明るい話なわけが無い。でも単なる鬱ゲーと違うのはちゃんと歴史絵巻として・騎士道絵巻になってるからだ。「動く騎士道文学」という次元にまで達成した作品をプレイできるなんて幸せなんだよ?そう思わないか。君のやってるゲームはゲームと言われてるけど本当は「文学」なんだよ。

俺ね「ゲームばっかりして、このクズが」って言われてる子供に言いたいの。RPGがきっかけで世界史が無双にすることができるぞ。ただ残念なことに日本って国は英語コンプで社会科が出来てもオタク扱い。逆に英語は1教科出来ただけでも慶応SFCに入れるというインチキがまかり通る国なんだ。でも本当にグローバル社会に通用する人材って西洋圏の教養に通じる人だと思うぞ。このゲームはそのきっかけを作ってくれる凄い作品だと思うぞ。

なのでもう一回いますけど「『ゲームだけしてる人間』になってほしくない」んです。元ネタまで知ってる人になってほしいなって思って。それが「大人」じゃないのかなって。そして良きプレイヤーが良きサーガを作るんだよ。

なので「はじめに」に言った「ゲームは1日1時間」という文言。これを思い出して。

FEはあまりに名作すぎて1作あたりプレイ時間が100時間に達するかもしれないから、この作品に手を出すということは覚悟も必要です。だから何事も程度なのね。だから全員生還エンドなんて目指す必要はない。クリア後の評価がボロボロであってもそれが君が作った騎士道物語なんだ。私はFEシリーズの欠陥点の1つはクリア後評価だと思ってる。関係ねえよ。自分が作った歴史にどう評価するかなんてのはプレイヤーにゆだねるべきだ。子供じゃねえんだから。

ちなみにぼくちんが本気で書いたら『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜』だけで100話に到達します。でもFEだけがRPGじゃないのね?それも知ってほしいんだ。

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『ファイアーエムブレム 風花雪月』って学園ものと聞いてがっかりしたんだけどそれでもちゃんとFEしてるって聞いて「食わず嫌い」はダメなのかなとかFF8とか東京魔人学園シリーズをお前はやって何で学園ものが嫌いなんだとか言われそうでね。やるべきなんだろうか。ちゃんと学園系でも「動く騎士道物語」何だろうか。


※ディアドラに関する話はnoteの規約に触れるので「バーハラの悲劇」に関する内容は検索してみてね!


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