高知県、消滅の危機
ということで鳥取県(人口54万人)の次に消滅する県はこちらです。ある意味鳥取は鳥取市と米子市に人口が二分されている分まともです。
・所得最下位(47位)
・県内1人当たりGDP日本最下位(47位)。208万円。
・高知市への一極集中。人口の約50%がなんと高知市在住(高知市の人口は約31万人)。
・主な産業は医療と福祉。それに年金暮らし目当ての小売業
・農林水産業人口はなんと10%もあってしかも農業従事者の平均所得約100万円
・高齢化比率37%
・年少人口10.6%
・人口約65万人
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これ、人の躰に例えるのなら「今まで放置して何を考えてるんだ!」と医者から怒れるか、家族が呼び出されて「ステージ4です。もう残りの余生をお楽しみください」というしかない状況です。なんてったってあの沖縄県よりも貧しいのだから想像がつかない貧しさである。日本国の1人当たりGDPがスペイン並みって事はさんざんここに書きましたけど日本・スペイン並みの国の最貧地域ともなると下手にタイとかパナマとかチリと言った中進国の首都地域よりずっと貧しいです。それが平均208万円という所得水準の現実です。そういった主要人口層である高齢者を主要産業である医療・介護で最低賃金並みで現役人口層をこき使うという地獄のような県です。そして残念なことに医療・介護に生産性はありません。ゼロです。また高齢者目当ての小売業も一緒で生産性ゼロです。年金生活者というのは要は現役時代に貯めて来た種銭(保険料)と税金を使い込むだけなので。
高知県民には申し訳ないけど。
さらに鳥取と違うのは鳥取のように日本セラミックとか王子製紙米子といった主要工業がほぼないんです。まあ……食品工業ぐらいしかない。それも地場スーパーで消費されるという感じなんだろう。もう未来が無い。
高知県民には怒られるかもしれんけど「持ってあと10年かな」って感じ。もうこれ愛媛県あたりに吸収合併するしか方法がないんじゃね?愛媛に引き取って県庁所在地も松山にしてもらうしかない。まあ松山市とその周辺は瀬戸内工業地域と言って消える事はまずないんで。
一番の恐ろしさは若者が京阪神か東京に逃げるようにして出て行っていることです。要は若者に厳しい。たぶん、自分の置かれている状況がわかってないんだろう。
もう、社会的に破綻してるのにね。いや、経済的にも、かな。沖縄よりも貧しいとなると。若者はそんな未来が閉ざされたとこで人生を過ごしたくないので大学や専門進学をきっかけに高知県には半永久的に戻って来ません。
ゆえに最近は国立高知大ですら全入になってます。特に教育学部の専攻によっては。なぜなら教員もブラックだからです。
で、試しに「高知県」って検索したらものの見事に介護・医療の話かB級グルメの話題しかない。高知市に逃げ込んでるから実感がないんでしょうね。高知市・南国市以外の地域がもう既に実質滅んでいることに。県内人口2位の南国市ですら約4.5万人で空港(高知竜馬空港)もある市なのに人口5万を切るという異常事態。こういう「人口バリア」で現実を見なかったことにしようとする県の未来は悲惨です。ちなみに高知市の西側の土佐市はなんと市なのに人口約2.5万人です。これで高知市のベッドタウンなんですよ? もう高知市の周辺のベッドタウンですら壊れてるんです。
高知市から出る特急がワンマンカー特急2両編成という異常事態になってるのに気が付かないんだからおめでたい。人がいないんだよw
高知県、旅行するとなるとよさそうです。でも住むとなると話は別。こんだけ若者が逃げるということはどんだけ若年者に「虐待」をしてるのか高知県民は反省して生きてるうちに「高知県消滅」という現実を味わってください。それがある意味鳥取よりも厳しい高知県の現実です。
旅行ブログ見りゃ「高知」って楽しそうな場所だね。でもそれはお客様だからであってお客で無くなったとたん高知県民というのは狂暴的に冷たいのでしょう。それが高知の現実です。高知県民は歴史も大事にしないしね。
はりやま橋の現実が全てを物語っています。
残念ですが手の施しようがありません。
北斗の拳じゃないけど「お前はもう死んでいる」と宣告してもういいかな?
※なお例のカフェの件は一切関係ありません。高知県はもう社会学的に終わってるという現実を突きつけただけです。「違う!」というのならどうやって35%超もの高齢人口をこの低生産能力・低所得でどうやって支えるのか誰か教えてください。