第十九章 漆器職人

私ね日本という語の小文字japaneseって「漆器」って意味になるくらいの漆器大国ですよ。なのに、この国は「ぼっち」・「コミュ障」・「文系」・「サバイバル可能」な職人の養成が出来ないのは何で?というかこの職業が障碍者雇用の受け皿になれない、それどころか社会復帰の作業療法にならないのは何で?

本当おかしいよね?趣味で陶器を作るみたいなことはやってますが伝統工芸職人はこの国は次々廃業してるわけで。

つまり伝統工芸品を二束三文で買いたたいているわけでしょ?本当は観光立国言うのなら日本の伝統工芸なんて輸出品の救世主のはず。なのに外国人に売れまくって困りましたなんて声、聴いたことない。もしそうなってたら能登半島ごと消滅可能性都市、つまり無人化指定を食らってないはず。何で輪島塗が絶滅寸前なんですか?おかしいでしょ?失政でしょ。世が世なら石川県に人が殺到してもおかしくない。

要は販路がおかしいわけですよ。何でイタリアやフランスのブランド品が売れて日本は売れないのよ。この国、本当に地域創生してる?障碍者の自立に真剣になってる?伝統工芸壊したいの?

陶芸の項目(第4章)でも話しましたが本当は世が世ならコミュ障=大出世の要件かもしれませんよ。アスペって本当は日本社会のエリートだったんだよ。こんな軽薄な世でなければ。

伝統工芸品を国策で輸出品にしなければ本当、コミュ障はこの国に殺されますよ。ええ。


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