日本、なんとスロベニアに名目1人当たりGDPで抜かれていた

台湾には購買力平価で倍の差を付けられていますがなんと日本は台湾にも名目1人当たりGDPでも正式に6月頃に抜かれました。さぁ、問題はスロベニアですよ。旧共産圏国家ですよ? なんと日本はスロベニアにも抜かれました。もうこうなると日本の後ろに正式に先進国と認定されたのはチェコとスロバキアとポルトガルとエストニアとラトビアとリトアニアのみですが実は購買力平価ではとっくの昔にエストニアとチェコに抜かれたしなんだったらエストニアってIT大国なんですよ。エストニアって電子政府の国なんですね。単にエストニアって国は水道インフラで旧ソ連時代のが残っているから一見低く見えるだけで本当はエストニアってとっくに日本を抜いてないとおかしいんですよ。名目GDPってどんなに不要なインフラでも「正」で計算しちゃうんで日本みたいに使われない道路(=建築物つまり土地建物の建物部分)をあちこち作ると「1人当たり名目GDP」って高く見えるんですよ。エストニアって確かに先進国なんだけどドイツ以西の先進国ようにどうも水道水(上水道)を直で飲めないらしいんですね。それがネックなんですって。つまり水道水を除けばもう日本はエストニア・ポルトガルよりも下の国って意味です。

今は為替介入が入って1人当たりGDPはスロベニアより上です。IMFって全世界の国が公平性の観点から「米国ドル」で計算するんで。本当に円安ってほとんどの日本人に恩恵ねえんだなって思いますね。サウジとクウェートが日本より下なのは原油価格の下落って事はもう伝えましたよね。でもカタールなんて世界8位の大富豪国家ですからね。UAEでも21位ですからね。

ちなみに台湾は国土の西側にしか高速道路をわざと作っていません。日本みたいにどんな僻地でも高速道路を作って借金を増やすなんてアホな国ではないんです。だから一見名目1人当たりGDPでは低く見えるだけの国なんですね。これは台湾新幹線もしかりです。これがGDPの罠って奴なんですよ。

さらに、オイルマネーで猛スピードで上昇しているガイアナがサウジのレベルにまで来ますよ。あと2年でガイアナは国民平均所得と1人当たりGDPにおいて日本を抜くと言われています。今ガイアナは近代的な港湾設備と学校と病院を建設しています。ガイアナって人口78万人ですからその気になれば日本なんて追い越すのは簡単でしょうね。さぁその後ろにセントクリストファー・ネイビスという国があります。日本はバハマだけでなくカリブ海の国セントクリストファー・ネイビスにすらも抜かれます。5年後ぐらいですかね。アメリカの中間層以上が来るリゾート国家です。セントクリストファー・ネイビスって砂糖生産を止めて電機工場を誘致した島国なんですよ。ここも下手すると日本を抜くかもしれないです。残念ですがこれが現実です。そもそもコロナ禍で観光収入は不安定ってことがばれたのでカリブ海諸国って今工場を誘致したりバルバドスみたいにビットコイン金融立国をめざしたりしてるんですよ。

なお2023年には世界時価総額トップ50から日本企業の名前がとうとう消えた。日本経済を牽引してきたトヨタ自動車でさえ世界52位でしかない。

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