低成長率時代とゼロ成長率時代のGDPグラフが完成した。
こちらをご覧ください。
『日本国勢図絵』では1992年以降を低成長時代としている。しかし明らかに間違いである。低成長時代は2007年で終わっており2008年以降はよくて「ゼロ成長時代、下手するとマイナス成長時代」が恒常的に続いている。
もう小学校社会・中学校社会の教科書は「日本は2008年以降ほぼ0%の成長率となりました」ってはっきり書いたらどうなんだ。何誤魔化してるんだよ。2021年が+1.7%だったから14年平均が+0.18%になっただけで本当はこのグラフの名称は「マイナス成長時代」だったのである。
もう、子供に嘘つくのは止めようよ。日本は1992年以降碌に経済成長できず2007年以降は完璧に経済成長が止まったと真実を教えようよ。
ちなみに日本が1992年以降まともに経済成長したのはわずかたった2年である。1996年と2010年。うち2010年はリーマンショックの反動であるため実質は1996年ただ1年のみここ30年間でまともに経済成長した年である。みなさんも肌感覚で分かるのでは。日本の国力って1989年頃がピークだったなって。
ちなみに1985年は日本の上場企業が世界の約20%程度の価値を持っていましたが1989年は実に45%もの価値を持っていました。まさに日本が世界制覇した瞬間があったのです。今や見る影もありません。
そして1991年以降無成長ということは企業も無成長ということになります。よって平成30年を見てください。トヨタ1社しかランクイン出来ませんでした。
平成の30年間と令和に生きる老人たちは万死に値します。私を含めて。
良かった日本を壊しやがってと未来永劫侮辱されることでしょう。