メルボルンの楽しみ方 中編
こんにちは!ランジェロです!
今回はグランドスラムの一角である全豪オープンの開催地、メルボルンの楽しみ方についてお伝えできればと思います。
中編は「全豪オープンの会場へのアクセスとチケットの購入方法」がテーマです。 前編は「メルボルンへの行き方と現地での交通手段」、後編は「メルボルンの観光とお土産」について記載したので、よければチェックしてください!
5.全豪オープンについて
全豪オープンはテニスの大会で最も格式高いグランドスラムの四大会の一つです。世界のトッププロが集まり、非常にレベルの高い試合が二週間に渡って行われます。テニスを見たことがない方は、ぜひグランドスラムから入ってほしいです。絶対ハマります!
また、グランドスラムの中でも一年で一番最初に行われる大会であり、スポンサーが新商品のお披露目の場として利用することも多いです。
なので最新のギアを一足早く見ることができます。
他のグランドスラムと比べて催し物も多く、テニスの試合以外にも楽しむことができる要素が盛りだくさんなので「ハッピースラム」とも呼ばれます。
子供が遊ぶ広場も設置されているため家族連れでも安心です。
6.会場への行き方
全豪オープンの会場は出入り口が5つ(工事の状況によって年ごとに違うかもしれないのであしからず)あります。赤で記したA~Eが出入り口です。
ホテルの場所にも寄りますが基本的には市街地のある北側から入ることになると思うので、そちらをより重点的に解説します。
Aが最も市街地に近い入口です。ホテルを市街地に取っている方はここから入ることになると思います。しかし、初見だと少し戸惑ってしまうので詳しく説明していきます。
トラムの「Flinders Street Station」で下車し、大きな広場を横切ります。右手に大きなスクリーンがあって、ここでも試合観戦が可能です。写真が夜に撮ったものなので分かり辛かったら申し訳ありません。
すると階段があって、下るとヤラ川に突き当たります。左折して、そのままヤラ川沿いに進みます。AOの旗が目印になっています。
こんな感じで右側にヤラ川を見ながら進んでいきます。
そうすると5分ほどで左側にチケットブースが見えてきます。
チケットの購入方法は後程説明します。さらに5分ほど進むと入口です!
入口で身体検査と荷物検査を受ければついに入場です!
ここから入るとさらに5分ほど歩いて、ようやくメイン会場です。
楽さでいえばB,Cから入った方が楽ではあります。
持ち込み不可の物もあるので事前にホームページで確認しておきましょう。
特にカメラのレンズは200㎜以下で厳しくチェックされます。
持ち込み不可の物を持っている場合は出入り口近くに荷物の無料預かり所があるのでそちらに預けましょう。事前にチェックしてホテルのトランクにおいて来るのがベストではありますが...
持ち込み禁止の物は下のリンクから確認できます。
B、Cの出入り口はトラムを降りてすぐに会場に入ることができます。
70もしくは70aのトラムに乗り、Bならば「Rod Laver Arena/Melbourne Park」、Cならば「7C-MCG – Hisense Arena/Melbourne Park」で下車すると、目の前に会場があります。
ちなみにハイセンスアリーナというのはメルボルンアリーナの旧称です。
どのコートに行くか決まっていない方はBの入り口から入ると会場の中心から入ることができます。
70のトラムはナイトセッションがどれだけ遅くなっても試合終了後1時間は運行しています。なので、最低でも「Flinders Street Station」までは戻ることができます。しかし、そこからは自力で帰らなければいけないので、心配な方は時間に注意して行動しましょう。
D、Eの出入り口は南側に面しています。観光で来る方がこちらを使うことは少ないと思うので説明は省略させていただきます。
7.全豪オープンのチケット購入方法
チケットの購入方法は大きく分けて3種類あります。
A. 現地で購入する
先ほど写真を載せた「Ticket」と書いてあるブースで購入する方法です。
原価でチケットを購入でき、現物を支給されるため分かりやすい方法です。また、唯一現金でチケットを購入できます。
人とやり取りをした方が確実で安心できるという方、ホームページの見方が分からなくて困っている方にお勧めです。逆に人気の試合の指定席(特にジョコビッチ、フェデラー、ナダル)や決勝、準決勝などの特別な試合のチケットは速攻で売り切れてしまうためそれらのチケットをここで買うことはお勧めしません。
B. 公式ホームページで購入する
Australian Openの公式サイトで購入する方法です。サイトは英語のみです。
クレジットカード払いに限定されますが、使い勝手もよく最もおすすめできる方法です。どこからでもチケットを購入でき、モバイルチケットとしてスマホに保存して持ち歩くことができるため現地に行ってからチケットの購入が可能です。(郵送、プリントアウトも可能)
どの選手がどのコートでどの時間に試合をするかは前日の夕方に発表されるため、お目当ての選手がいる場合は発表されてすぐにこのサイトから購入することができます。
現地購入に比べて人気の試合の指定席も確保しやすいです。
以下にリンクを貼っておきます。日程もここから確認できます。
このリンクに入っていくとこのような画面が表示されます。
指定席のチケットは右、Ground Passは左をクリックします。
すると「ticketmaster」のサイトに飛ぶので、見たい試合の日程を選んでください。(図は2020版ですが大きく変更されることはないと思います)
日程をクリックすると下にこの画面が出てくるので、「Stadium Tickets」の場合は自分が見たい試合の会場と時間帯(Day SessionなのかNight Session)のBook Nowを選択します。
あとは指示通りに個人情報とクレジットカードの情報を記入していきます。
チケットマスターのアカウント作成も同時に求められるので、素早く購入したい人は先にアカウントを作っておくことをお勧めします。
英語のサイトに個人情報などを書き込むのは怖いという方も多いと思いますが、変なボタンを押さなければ大丈夫です。不安であれば戻るボタンを押せばいいだけです。
C. 外部のチケットサイトで購入する
外部のチケット購入サイトで購入する方法です。「Viagogo」などが有名です。日本語に対応しているサイトも多く、英語に自身がなかったり、なんとなく怖いという方にはこちらをおすすめします。
チケットの再販売(誰かが一度購入したけれど、事情があって手放したもの)も行われているため、希望するチケットが手に入る確率は高いです。
その反面、チケットの値段が他の購入方法に比べて高額で、購入手数料も取られるため他の方法に比べるとかなりお高くなってしまいます。
僕は初めてチケットを購入する時に何も知らずにこのサイトにたどり着いてしまい、「え、グランドスラムのチケットってこんなに高いのか!」と思った記憶があります笑
金はある、どうしても目当てのチケットが欲しいけど売り切れてしまった!という方は一度覗いてみてもいいと思います。
8.チケットの種類
チケットの種類は4種類あります。(右は1セッションごとの参考の値段です)
1.Ground Pass(入場券):$49~59
2.メルボルンアリーナ指定席:$85~130
3.マーガレットコートアリーナ指定席:$86~148
4.ロッドレーバーアリーナ指定席:$72~885
Ground Passがあればひとまず入場できます。ロッドレーバーアリーナとマーガレットコートアリーナ以外の全ての試合を観戦可能です。
練習コートの見学や全豪土産の購入などもできます。
全豪オープンは観光のついでなのでそこまでお金をかけたくない、何日間か連続で見るので節約したい、テニスオタクでトップシードでなくても知っている選手をみたい、練習コートでサインをもらいたいといった方にはGround Passを購入すると良いです。
メルボルンアリーナは指定席と自由席があります。
メルボルンアリーナでは地元オーストラリアの選手の試合が中心で行われます。地元特有の応援歌や、テニスではあまり経験できないホームゲーム感を味わうことができます。
自由席で有名選手を見るには高確率で長蛇の列に並ぶ必要があります。
僕はキリオス選手を見るために自由席の列に並んだのですが、1時間近く
真夏の炎天下の中で待たされました笑
熱中症には十分に注意し、飲み物を購入してから並びましょう。
しかし、指定席を購入する程かと言われると、同じ値段でロッドレーバーアリーナやマーガレットコートアリーナの指定席が購入できるので、個人的にはそちらをお勧めします。
ロッドレーバーアリーナとマーガレットコートアリーナは全席指定です。
1週目はトップシードの選手たち、2週目は勝ち残ったほとんどの選手がこの2つの会場で試合を行います。
有名な選手が見たい!レベルの高い試合が見たい!という方はぜひこのチケットを購入しましょう。チケットの値段はグラウンドパスよりもかなり高価ですが、値段相応の体験を約束します。
チケットがあればアリーナへの出入りは自由なので、外で他の試合を見てから途中入場して目当ての試合を見る、途中でごはんを食べに行くなども可能です。
※この二つの会場はアリーナ自体が大きいので、コートから遠い席だと試合を楽しめない可能性があるという点を考慮してチケットを購入しましょう。
また、指定席のチケットは最後の3日間以外は「Day Session」「Night Session」の二つの時間帯に分けて販売されています。その名の通り、「Day Session」のチケットは朝から夕方にかけて、「Night Session」は夕方から夜にかけての試合を観戦することができます。基本的にはどちらのチケットも最低2試合は観戦することができます。
自分が見たい試合がどちらの時間帯なのかを確認してからチケットを購入しましょう。
中編は以上になります!質問・意見などある方はよろしくお願いします🙏
後編は「メルボルンの観光とお土産」がテーマになっているのでぜひそちらもチェックしてみてください!全豪オープンの楽しみ方も記載しています。