【多言語学習】語学学習アプリMondlyを使ってみた。
こんにちは。
最近、Mondlyという語学アプリが、アプリのオススメで表示されていたので、ちょっと興味を持ってやってみました。
なので今回は、それを使ってみた感想を書いていこうと思います。
さっそく行ってみましょう!
1,Mondlyってなに?
Mondlyとは、33もの言語を網羅している語学学習アプリで、メジャーな言語はもちろんのこと、メジャー寄りのマイナー言語ならば、たいていカバーしてくれているのがスゴイ!!
順位表で他の人と競うこともできるなど、ソシャゲ的な要素も入っていますね。
基本プレイは無料でできますが、サブスク形式で課金すると、すべての課題コンテンツをアンロックすることができるようです。
基本的にはスマホやタブレットにダウンロードして使いますが、PCでも使えるっぽい?
興味を持った方のためにリンクを貼っておきます。
googleplayはこちら。
appstoreはこちら。
2,まずはポルトガル語で常設コンテンツを試してみた。
最近は以前ほどは勉強法に工夫を加えるまでもなく、安定して語学の勉強に取り組めていたのですが、
やはりいろんな方法を試して、新しい刺激を加えるのは、飽きないためには大切な工夫です!
早速DLしてブラジルポルトガル語の勉強を、mondlyでしてみましょう・・・!(無料部分のみだけですけどね!)
うん、さすがに簡単だな、これくらいは。
つうか、かったるいわ、これ。
やっていると、同じ問題が手を変え品を変えて出てくるのです。反復練習をさせるのが狙いなのかもしれませんが・・・。
それとも、難易度を選ぶときに、初級を選んでしまったせいで簡単すぎるのでしょうか。
試しに中級や上級も試してみましたが・・・、
・・・内容変わってねえじゃん。
スペルチェックが加わっただけで、かったるさに変わりない――いや、むしろ文字入力というめんどくさい要素が増えました・・・。
それとも、最初の「挨拶」というセクションが簡単すぎるなのかと思って、他のを選択しようとすると、
アンロック、アンロック、アンロック、アンロック・・・
結論からいうと、自分のレベルに見合った難易度のものを探すことができず、単純にそれがすごいストレスでした。
無課金でも解放されているところは、普通に入門書を読めば載っているようなことばかりで、そんな問題ばかり出されても・・・、という感じ。
課金すればもっと高いレベルの問題に挑戦できるのかもしれませんが、すくなくとも無料分からでは自分の望む難易度のものが載っているのか確認することもできず、これだったら自分で自分のレベルにあったものを探してやった方が確実だし、ストレスがないと感じました。
逆に言えば、
・本当にある語学を始めたばかりで、難易度が低くて全然OKな人
・自分で自分のレベルにあった教材を探すのが面倒くさい人
には、ありなのかもしれません。
私の場合は、たとえ新しい言語を学び始めるとしても、
最初は○○pod101.com(YouTubeのチャンネル)を探せばちょうどいいのが大抵あるのを知っているし、
その次のステップには「YouTubeのアルゴリズムが逆に邪魔して、ブラジルポルトガル語の子ども用の知育番組が、なかなか見つからない!」みたいなこともあるにはありましたが、
最終的にはちょうどいいチャンネルが見つからなかったことはないですし(見たいのが一度見つかれば芋づる式に出てくるYouTubeのアルゴリズム)、
また本ならば、入門書でたいていの言語をカバーしてくれているシリーズとか、最初の例文の勉強にちょうどいい本も知っているし、
・・・つまり自分で教材を探すのに慣れてる人にしてみれば、わざわざお金払ってまで使うかと聞かれればまず使わないです。
あ、でもいいところもありました。
・同アプリへの課金催促はしつこいが、他の広告は一切なく、集中を邪魔しない
・発音を当然のように流してくれる
のは、さすがに勉強する人のためを思って作られているな、と思いました。
さて、ここでもうMondlyをアンインストールしてしまってもよかったのですが、
「日替わりレッスン」という無課金でも習えるコンテンツがありますので、それをとりあえずもう数日間やってみることにしました。
あとせっかくですから、他の言語でも遊んでみましょう・・・。
3、日替わりレッスンを複数言語で試してみた。
前の章で書いた通り、常設のコンテンツは入門書を自分で読んできた勢には物足りない部分があるので、
そういった人が無課金でMondlyをやる場合、メインになるのは、「日替わりレッスン」というコンテンツかと思います。
「日替わりレッスン」とは、その名の通り、12時間でライフが回復して、新しいレッスンに挑戦できるというものです。
一回五分程度で終わる内容なので、普段の勉強に気軽に付け加えることができますね。
内容はこんな感じ。
内容の難易度は日によってばらつきがありそうですが、文法でいえば、
・現在形や進行形、簡単な過去形などごく基本的な時制
・I,You,He/She程度の基本的な人称活用が少し出てくる
・一文が5~8単語くらいと短い
ぐらいのレベルで、入門書を一通り終えた人にとっては「読めば意味はわかるが、自分で使いこなすにはあともう一歩・・・」くらいの体感です。
ですので、これくらいのレベルの文章を毎日繰り返すことで、文法の基礎をびしっと身に着けることができるかもしれません。
また語彙についても、
・難しい単語ではないが、一、二年その言語をやっている人でも知らない単語が一日ひとつくらいは出てきてくれる
という、割と広い層にありがたいところではないかと思います。
たとえば、
・cogumelo(マッシュルーム)
・toranja(グレープフルーツ)
・salsicha(ソーセージ)
くらいのレベルのものが、maça(リンゴ)やlaranja(オレンジ)、queijo(チーズ)といった誰もが最初に学ぶ語彙の中に、一つ混ざっているという感じで、
『あこれ、続けていくの、結構いいかも・・・』という手応えがあります・・・!
そしてこの「日替わりレッスン」を一週間受けると、「ウィークリークイズ」という一週間分の復習をするテストが出てきます。
七日分の問題が全部出てくるので、さすがにちょっと時間がかかるかも・・・。
間違えたところだけ重点的に出してくれるとありがたいのですが、そこまではさすがに望みすぎでしょうか・・・?
また、ブラジルポルトガル語に加えて、フランス語も導入してみました。
同一アプリ内で言語の切り替えがスムーズに出来る!というのもMondlyのいいところです。
そして日替わりレッスンは各言語で別カウントなので、ポルトガル語とフランス語の両方で日替わりレッスンを毎日やる、なんてこともできるわけです。
といっても、レッスンの内容は日によって同じみたいですね。
逆に言えば、「その言語特有の慣用表現」などはカバーしてくれていないと思った方がいいのではないかと思いますし、
また翻訳で作っているせいか、ちょっと「あれ?なんか答え、おかしくね?」というところもないではありません。
まあ、細かいところは気にしませんが。
また「私の言語」というところで、何語で勉強するのかを変えることができるのですが、
複数言語で勉強している場合、一つの言語で変更すると、他の言語でも変更が適用される仕様のようです。
ですからたとえば、スペイン語は英語で勉強したいけど、中国語は日本語で勉強したい、みたいな場合は、言語を切り替えるたびに毎回「私の言語」を変更する必要があって、少々めんどくさいようです。
4、まとめ
というわけで、今月は語学アプリmondlyで勉強してみました。
まとめると、
・無課金の方でも「日替わりレッスン」というのは、一度試してみる価値はあると思う!
・自分で色々教材を探したりするのが面倒な方には、課金の余地もあるかも!
・勉強に集中できるように配慮されている!
・複数言語で勉強しやすくできている点もポイント高い!
ということでした。
興味のある方はMondlyを勉強に役立ててみてくださいね!
それでは、みなさんも楽しい語学ライフを!!
5、後日談の追記
結局、mondlyは二週間くらいでやめてしまいました。
理由は単純で、語学のためにそこまで時間が割けなくなったから、です。
語学というのは長期間勉強を続けなければならないので、時折こういうことが起こります。
そういうときは語学の勉強を全てばっさりやめてしまうのではなく、量を少なくするとか、時間のかけ方を工夫するとか、そういうふうにして乗り切らなくてはなりません。
で、時間をかけられた頃は、YouTube動画一本とmondlyの日替わりレッスンを毎日やっていたのですが、
どちらかを切る必要が出てきて、考えた挙句、YouTubeを選びました。
その理由は、まあなんとなくですけど、Youtube動画の方が、mondlyの無機質な画面よりも、人間の温かみを感じたからです。
やはり言語というのは人間が使うものですから、人間の温かみがある方が正解なんじゃね?知らんけど。
あと、日替わりレッスンって一日でも欠けてしまうと、ウィークリークイズに挑戦できないし、挑戦したらしたで結構まとまった時間を食うのも難点でした。
とくに複数言語やってると、ウィークリークイズの負担は大きかった・・・。
一週間分を復習するというシステム自体はすごくいいと思うんですが、もう少し問題を厳選してくれていればな、と。
せっかく複数言語の勉強を前提に作られているアプリなんですからね!
一方この二週間で、mondlyの良い点をまた発見してもいました。
それは「スペルチェック」です。
最初の頃こそ『iPadでスペル打ち込むのめんどくせえ』と思っていましたが、よくよく考えてみたら、独学で語学を勉強している場合、正直、スペルは後回しにしてしまうとこなのです。
テストもないですし、チェックしてくれる先生もいないですし、動詞の活用とかも、別に適当でいいかなって思ってしまう。
でもそこを通してくれないのが、Mondlyでした。ありがたい。
だから「今度こそスペルを本気で取り組む!」というときには、また帰ってこようと思います。
その日まではいったんオサラバすることにします。
PS:mondlyのアプリを消したら、iPadに入れていた別のアプリの動作が軽くなりました(←)。
そういうところも改善しておいてくれたら嬉しいです、きっと帰ってくるので。
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