521.イヤな記憶を消去する
嫌なことがあると、だれかに聞いてもらいたい。
そう思ってしまうかもしれませんが
何度も何度も繰り返し話すことによって
再現フイルムを繰り返し上映することになり
さらに自分に刷り込まれてしまいます。
人は目標が完了されていないタスクを忘れられない
という傾向があるのです。
なので、嫌なこともぐずぐず引きずっていると
それはまだ完了していないという認識になり
記憶を保持してしまうのです。
同じ出来事があっても引きずらずに完結すると
記憶のしくみから言うと『初期化』され
記憶の中から消去されるという状態になります。
嫌なことがあっても、引きずらず
もう終わったこととして完結させるのが得策ですね。