457.記憶を書き換える
今、起こっていること・思っていることは、過去の記憶が原因している。
例えば、「何をやってもうまくいかない」そう思っている原因は
『何をやっても中途半端で、ホンマにあかんなぁ!』と
親に言い続けられていたことかもしれない。
…でも…
『記憶』そのものがそもそも正しくないかもしれない…となると。
その記憶をうまく書き換えて、過去のトラウマを消していくことができるのです。
昔は、記憶は正しいことを覚えている、と言われていましたが
脳科学が発達するに従って、そうではないということがわかってきました。
そして『感情的な記憶は間違っている可能性が高い』と言われているのです。
楽しかったこと、悔しかったこと、など、感情を伴うと
一般的には覚えやすさが低下する!ということなんですね。
そう考えると、「あのとき、こんなことがあったから、
自分は今、こんな風になっているんだ…」と悩む必要がなく
仮にそう思っているのなら、さっさと書き換えるほうが得策です。
それを可能にするのが『ヒプノセラピー』なのですが
自分でやることも可能です。
身体をリラックスさせ、ゆったりとする。
そして、自分の理想的な幼少期をイメージする。
実際に起こっているかのようにありありと。
その時に「本当にこんなことあったかな?」などとジャッジする必要は
ありません。
思い描けるということは、自分の無意識の中にある記憶だと思って
いいのです。
記憶は思い出すたびに、更新されていきます。
過去のトラウマに縛られるのは止めて、さっさと書き換えるといいですね。