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大腸ポリープ取ったらやっぱり頭痛に

人生初の大腸内視鏡検査を受けました。

SNSを色々見て下調べを念入りにしたので
割と早めに腸がきれいになった時はいい感じだったけれど
そのあとから洗腸剤が急に飲めなくなって
ああ、これがSNSでつぶやかれていたことかと知る。
本当に、あの味が・・・
私がこの時飲んだのはマグコロールで
恐る恐る一口目を飲んだ時は
「なんだ、全然いける」って余裕だったのに
1ℓを過ぎたあたりからペースが遅れだして
1.5ℓくらいでもう口に含んだらおぇってなりそうで
飲めなくなった。
それでも完食(飲?)するものだと思っていたので
どうにかこうにか飲んだけど
腸がきれいになった時点でギブアップしても良かったのねと
後から知る。

私は腸の動きが元々あまりよくないからか
1ℓ飲んでもなかなかトイレに行きたくならず
ちょっと焦った。
見に来たナースの方に歩いたりするよう勧められるも
マグコロールを飲む個室のドアを開けると
待合室の狭い廊下なので
しかもたくさんの患者さんがいるので
どうもそこを闊歩する勇気が出ず
狭い個室でスクワットとかエアフラフープ廻しみたいなのを
こそこそやってしのいだ。

腹痛とか、猛烈な便意を感じる人もいるらしいけど
私はひっそりと流れてくる・・という感じだった。
とりあえずトイレに行ってみると出る、というような。

そしてもう見たくないマグコロールのパッケージと
ようやくさよならが出来たあたりから
思えばうっすら頭が痛かった。
空腹で血糖値が下がったのかも知れないが
今食べるわけにはいかないし、と
我慢していた。

そしていよいよ検査の準備。
厚めのフェイスカバーみたいな生地の
半ズボンを履き(もちろんお尻に切れ目があるやつ)
寸足らずな検査着を着てベッドに横になると
点滴が入り、消泡剤を飲む。
(これもまた人生初、胃カメラも一緒にやるため)
この消泡剤が想定外に変な味でびっくり。

そんな流れ作業は順調に進み
寝たまま検査ルームへ・・
ファイバースコープやモニターに囲まれ
マウスピースを装着。
「唾が出ても飲まないで出しちゃってくださいね」
と言われたが、
その直後にセデーションが入ったら
もう何も記憶なし。

あれ?
と思ったらどうやら大腸カメラが入っていて
ポリープを取るところらしかった。
お腹がごにょごにょ気持ち悪くて
ちょっと動いたらしく
「お薬足しますね」と言われたけど
そこからは意識は飛ばず話し声も聞こえていた。

胃カメラは丸々全く記憶がない。
本当はやってないんじゃないかっていうくらい。
ということは
マウスピースからよだれをダラダラ流していたのかも知れないと
心の中で冷や汗をかいたけど
きっと検査する側にとっちゃ毎日見飽きた光景なはず。
と気持ちを持ち直す。

それよりポリープだよ。
ほんとにあったんだ、ポリープ。
でも着替えてから診察室で
ドクターから聞かされたのは

「ポリープは3つありました。
そのうち2個はここで取りましたが
あとの1個が大きいので入院できる施設で取った方がよいです」

という驚愕の言葉に呆然となる。

入院?
大きい?取れない?
またこれやるの?
そして、これってがん???
ってこともありうるよね・・・

頭は真っ白になりつつ
めきめきと痛くなってきた。
呆然としながら薬を飲んで帰る。

しかし、頭痛はどんどんひどくなってきて
呆然も入院もふっとぶ痛さ。
そして吐き気もしてくる。

結局その日は空腹のはずなのに
何も食べられず
吐きそうなので水も飲めず
ひたすら頭痛が去るのを待つが
一行に治まらず
その翌日も夕方までうんうんと
悪夢のような頭痛と吐き気と過ごす。

寝返りを打つだけで吐きそうになるので
薬もなかなか飲めなかったけど
もう我慢できない苦しさだったので
吐くなら吐け
とやけ気味に薬を飲んでじっとしていたら
なんと効いてきた。

じゃあもっと早く飲めばここまで苦しまなかったのか?
この頭痛は一体何が引き金なのだろうか。
あの、意識不明になったセデーションが
いちばん怪しいよね。
その名も「ミタゾラム」
副作用にも頭痛、吐き気ってある。
これか?
だとしたら次にこの検査する時は
痛くてもセデーションなしで受けた方がいいよね。
こんなひどい頭痛になるよりはまし。

それにしても
なんでいつもいつも最後は頭痛になるんだろう。

「大腸カメラ終わってケンタッキー♡
ほんとはダメなんだけどサイコーにウマい」
なんて写真を上げてた人がうらやましすぎる。

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