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その「詰まり」どこから?

無自覚に握りしめていたその正体は・・・・

わたしのデコボコな(順風満帆でない)来し方をここまで読んでいただくとおわかりになったと思いますが、後にこの「詰まり」がいわゆる「メンタルバリア」というものだったと知るわけです。

なんていうのかな、こころの鎧。無意識のうちに自分でぎゅって握りしめてる観念。自分では自覚していないし受け入れたくないけど、根底に漂うのは「完璧でありたい」気持ち。

でも。社会人になって、いざ世界に飛び出してみると拍子抜けするほどノンネイティブスピーカー(世界の人口のおよそ75%(!)が該当すると言われています。)で満ちている。そしてブロークン・イングリッシュ万歳!な空気で満ちている。

これはなかなかの衝撃でした。公的な会議の場でも彼ら/彼女らは遠慮なしにその国特有のまま堂々と話し、それがそのまま個性にもなって愛おしささえ感じられるほど。

”ちょっと、そのrの発音、そこ違うよ!”なんて誰も指摘しません。笑

それよりもっと大事なのは、度胸と伝えたい中身。あと、意外かもしれないけど多少のユルさ。そういうグローバルな現場を幾度となく目撃しました。

え?ビジネスの場にユルさ?

って思うかもしれませんが、事実。わたしが体験した某国際会議では(注:わたしが発言者として参加したのではなく、裏方系だったという状況ですので念のため💦)、会議と会議の合間にコーヒー・ブレイクがあって、各国の偉い方々がぞろぞろロビーに出てくるわけですが、テーブルに並べられたそのホテルの高級スウィーツより皆が興味を示したのがーなんとカントリーマアム。

Mr.カントリーマアム登場

その姿だけでもかなり微笑ましかったのだけれど、その場を眺めていたわたしに某国の方がひと言。「こんなおいしいクッキーは初めて!どこで買えるの?どこに売ってるの?」

               「え???」

ほんの数分前までかなり難しい議題を話しあっていたであろうお方が、カントリーマアムのことで今200%頭がいっぱいになっている!しかもヨーロッパ某国の方だったのでスウィーツ先進国のはず。笑

そんな国の代表団の方ににカントリーマアムがどこで買えるかを説明すると、彼は再びテーブルに置いてあったカントリーマアムに手を伸ばしポケットがパンパンになるくらい詰め込んでまた会議場に入ってゆきました・・・。(ちなみに日本人参加者はどなたもお菓子を会場に持ち込んだりはしていませんでした。笑)

真面目でお堅い場にこのギャップ。ね、なんか笑えるし人間味がめちゃくちゃあると思いませんか???

そして、こういう際に交わす言葉って本当、中学生レベルのやり取りで全然OKなわけです。(Where どこで?とか want to buy ~したい。とか教科書にあった気がしてきませんか???)

が、このやり取りを見ていた日本の偉い方からは、先方はそれなりの方なので気軽に話したりしないように、ってワタクシ釘を刺されたんです😢

えー。なんで? 別に国のトップシークレット語ってたわけじゃないし。もしかして、会話に入れなくて羨ましかったのかしら・・・笑(ね、こういう細かな一幕に、お国の個性って如実に表れるものなのですよ。。。)

とまあ、そんなことがありながらもそのMr.カントリーマアムとは帰り際すかさず挨拶をしあったりして、1日の疲れもなんのその。いい気分の余韻だけが残りました。

ユルいくらいがちょうどいい

なので。

今日一番お伝えしたいこと。それは、コミュニケーションの場でわたしたち、もっと力を抜いていい!ということ。

変な話、力を抜けば抜くほど、バリアがすうーっと解けてゆく。ガチガチだったこころもすうーっと溶けてゆく。。。

こういう人だから、こういう会話でないと失礼かも。と行動を起こす前にぐるぐる推測したりー話すとするなら美しい発音や文法でないと失礼では?と躊躇したりー。心当たりないですか?

そんなふうな完璧な振舞いは決して間違っていないしむしろいいことかもしれない。でも、でもですよ。

それよりも、こういう流れが目の前に現れたのだからチャンスを逃さず気軽に応じる。どんな言葉が口からついてでるかは二の次です。だってコミュニケーションって表情や態度も含めてのことだから。そうした姿勢の方がわたしはよほど大事なことかと信じています。さてー皆さんはどう思いますか??

*こころが整うエクササイズ#2

Q.あなたが長年にぎりしめている「~ねばならない。」こと何か思い浮かびますか?その「ネバネバ~」のせいで苦しかったことがありますか?

思い切って書き出してみましょう。

エクササイズ#1#2はつながっています!次回その処方箋を書いてみます♪

・というわけで、今日は新月間近ということもあり?無料開放してみましたっ。

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英語とほど遠い生活をしているけど、いつか英語を話してみたい!そんなあなたに向けた新しい角度からの語学とのつき合い方♪英語学習に限らず子どもから大人までコミュニケーション全般のお悩みに効く読むセラピー。

英語を学ぶことが実は感情を整え、本来の自分を見つめる手立てになることに気づいてしまったわたしが綴るコーチングダイアリー&日々の"モヤモヤ”…

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