「各部分」と訳される英文の例
上記のacronym(アクロニム、頭字語)、すなわち、複数の単語の最初の文字をつなげて作られた略語(NATO, WHO, UN, dadar, laserなど)、の英語の定義を見て、興味深く思いました。
the successive partsの部分の訳です。
successiveは、連続する, 継続的な、という意味で、なぜこの形容詞がここで使われているのか分からず、Google翻訳を使いました。
そうすると、major parts(主要部分)と区別するために使われているんだなぁと、理解できました。
複合語(いくつかの単語からなる言葉)の、各単語の頭文字をつなげた言葉が、アクロニム(頭字語)ですが、複合語を構成する全部の単語の頭文字を全部使ってアクロニムを作らなければならない訳ではなく、主要な単語の頭文字を使ってアクロニムを作ってもいい、ということですね。
ですので、構成する全部または連続する単語の頭文字(ある単語の頭の1文字あるいは2文字くらい)を使う場合が、前者のthe successive partsで表されており、構成する単語のうちの主要な単語の頭文字(1文字あるいは2文字くらい)を使う場合が後者のmajor partsで表されている、ということですね。
successiveという言葉自体の意味(連続する、継続的な)からは、「『各』部分」という訳には直接つながらず、major partsとの対比で、すなわち、文全体の内容から、その訳になることを学びました。