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どうやって英語を勉強した?

Boa tarde, tudo bem?
前回のnoteでは「どうして外国語を勉強したいと思ったのか?」を紹介しました。
今回は、志望大学に合格するためにどうやって英語力を高めたか?について私が意識したこと、取り組んだ勉強法を紹介します。

「外国語をもっと勉強したい」、そう強く想った高校1年生の私の英語力は偏差値50を少し上回るくらいの平均的な英語力でした。他の科目も同じくらいで、志望大学には門前払いされるような状態からのスタートでした。

「どうやって英語の成績を上げようか」と悩み始めました。
単語や文法などのいわばINPUTは授業を通して高められるけど、OUTPUTはどのようにして高めればいいのか、について色々考えました。
その結果、私は2つのことを意識して勉強するようにしました。

1つ目は、

とにかく英語に触れる時間を長くする

ことでした。
非常にシンプルですし、至極当然なものですね。
とは言え何も机に向かって英語の文法問題を解く時間を長くする、という訳ではありません。

長時間「勉強」すると頭が疲れちゃいますよね。でも、遊んでいる時間ってそこまで頭が疲れませんよね。
そう考えた私は、洋楽を聞く、映画を字幕版で観る、英語の本を読む、ことを勉強以外の時間にするようにしました。要は、遊ぶ感覚で英語に触れようというものです。日本語だって遊びながら、暮らしながら覚えてきた訳だし、英語もそうやって覚えていけるんじゃないかと思っていました。
最初は歌詞もセリフもちゃんと聞き取れないし、辞書を使いながら読むので本の内容理解も進まなかったりと散々でしたが、徐々に聞き取れるし内容も頭に入ってくるようになりました。

ある程度英語の基礎学力が高まった段階で、次に意識したことは

自分の気持ち、考えを英語で表してみる

というものでした。
これも至極当然に聞こえますよね。とは言え何も英語の授業で、当てられなくても心の中で自分の意見を英語で言ってみる、というようなものではありません。

「お腹減ったな」、「来週のONE PIECEは休載か…」などの日々の呟きのような文章を英語で言えるかな?と意識してみるものです。これが大切だったと思います。
通学途中に自転車に乗りながら、「また赤信号か」とか「今日はスーパーに人が多いな」とかそういった何気ない文章を英語で言えるかなと意識していました。

語彙力を高める、受験によく出てくる言い回しを覚える、という勉強方法ではないので即戦力的な英語勉強方法ではありません。
ですが、自分の考えを日本語を介さずに英語で考える脳を養えたんじゃないかなと思っています。
この意識改革により、私は以下のような効果があったと考えています。

1) 伝えたいことを伝えるシンプルなフレームの習得
2) 英文を英文のまま理解する力

「英語で話さなきゃ」となってもパッと言いたいことが出なかった経験はありませんか?「言いたいことはあるけど、英語ではなんと表現するか分からなかったので発言できなかった」経験はありませんか?
「単語をもっと知っていれば…。仮定法などの文法をしっかり理解していれば…。」と思うんじゃないでしょうか?確かにそれはその通りでもあるかもしれません。
ですが、自分の気持ち、考えを英語で表してみる意識で生活していれば、シンプルな文構造(フレーム)で端的に言いたいことを発信できるようになると思います。
この時、「思いついたけどネイティブは使わない表現だったりするかな?」など心配になることもあると思います。
この躊躇いをなくすためにも1つ目の意識改革である、とにかく英語に触れる時間を長くするようにしていれば、自然な英語でのフレームを習得できるようになっていると思います。

今回紹介した2つの意識、
とにかく英語(外国語)に触れる時間を長くする

自分の気持ち、考えを英語で表してみる
を意識しつつ是非外国語の勉強をしてみてください。
試験まで時間がない場合の勉強法に最適かと問われると、そうではないと思いますが長期的な視点で見て語学力を高めるためには重要なポイントだと思っています。
実際、私の志望大学の2次試験では長文読解、長文リスニング、英作文があり、なかなか難しい試験でした。ですが、今までの意識により、英語のまま読解、聞き取りをある程度できるようになっていたおかげで、何とか合格に届きました。
ちなみに私が受験した年は村上春樹先生の作品"ノルウェイの森"からの作文でした。

ここまで読んでいただきありがとうございます。
私が意識していた2つのポイント、いかがでしたか?
次のnoteではポルトガル語を選んだ理由や語学留学などポルトガル語を勉強していた頃のことを紹介したいと思います。
是非そちらも読んでいただけると嬉しいです。

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