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台湾滞在記~年末年始編(前半)~
こんにちは、Mikiです!自己紹介はこちらから!
(日本の)年末年始に台湾に帰省してきました!今回はどんな風に過ごしてきたのか日記を覗き見するように(?)楽しんでもらえたら嬉しいです!
まずは前半戦!
12月25日(水) 台湾へ「おかえり」
飛行機に乗る時の謎の緊張感
飛行機に乗る時ってなぜか毎回緊張するんですよね。きっと心配事がたくさん出てくるからだと思います。
忘れ物無く荷物を準備できるか、出発までに起きられるか、空港までの交通機関は利用できるか、遅延しないか、空港に到着できるか、時間までに荷物を預けて保安検査場を通れるか、時間までに搭乗口に辿り着けるか、搭乗前にトイレを済ませておけるか、チケット・パスポート問題なく搭乗できるか、飛行機は無事飛んで着陸するか、降りる時に忘れ物しないか、入国審査は問題ないか、預けた荷物はちゃんと見つかるか、ポケットWi-Fiやesimでネットは使えるか、宿泊場所まで辿り着けるか。
ざっと挙げただけでもこのくらい。自分でも多いなと思います笑
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「おかえり」の言葉
台湾に帰る際、家族にはもちろん連絡しますが、私にはもう一人必ず連絡する人がいます。それは鏡映しの存在Y。Yは台湾人の父と日本人の母がいて台湾育ちで、母語は中文、日本語は通訳するほどペラペラです。もう5年前になる地球一周の船旅で出会い、お互いの境遇がまるで鏡映しのようですぐに打ち解けました(詳しくはこちら)。
12/25に台湾へ出発することを伝えていたので、Yから「おかえり」とメッセージが来ていました。
そうか、台湾は帰る場所なんだ、と改めて認識したとともに心がポカポカしました。ありがとう。
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12月26日(木) Yとの再会、自分とは
台湾で暮らすY、台湾へ帰る私
台湾でYと会う時は大体、Yが仕事の合間を縫って時間を作ってくれることが多いです。いわゆる自由業なので予定が前後することもしばしば。一方私が台湾に帰るのは学校や会社の休暇時期。いわゆる実家で過ごすため家族への報連相は必須ですが、それを除けばいくらでも時間を作れるし調整できます。実はYとは待ち合わせの時間通りに会えた試しは無く(笑)、今回もきっと変更されるんだろうなあと思ったら案の定。とはいえ仕事柄しょうがないことなのでもう慣れっこだし、時間を割いてくれるだけでありがたいし、何より私は時間の融通効きまくりなのでノープロブレム。
そもそも仕事も性格も違うのだから、その時合わせられるほうが合わせればいいのです。てなわけで今回は当初の予定から1時間後、私たちは無事に再会を果たしました。
「本当の自分」とは何だろう
今回はたまたま両親も同じ時期に台湾に帰っていたので、Yのことを話すと「あら!うち(台湾の実家)に呼んだら?」と会いたがっていました。一緒に夕飯を食べられたらと思いましたがYはあいにく仕事があったため、昼過ぎに連れて帰ることになりました。
Yと私の両親が直接会ったのは実は5年前の1度だけ。地球一周の船旅から帰った後でした。テレビ電話ではちょこちょこ話したりしていたのですが(私がYを家族と会わせたがった)、コロナ禍だったのもあり、実際に顔を合わせるのは実に5年ぶりのこととなりました。
私と両親とYの4人でテーブルを囲み、私とYとで買ってきた紅茶片手におしゃべりタイム。父もいたため日本語も多かったのですが、だんだん中文が多くなったり、時々母が父に「ここまで(中文で何を話していたか)分かる?」と確認したり、日本語も中文もたくさん使っておしゃべりを楽しみました。
実は私、Yと母が自身の母語である中文で話しているのを見るのが好きで、今回も見れて嬉しいというか愛おしい気持ちになりました。2人とも通訳するぐらい日本語ペラペラだけど、私や父の中文はまだまだペラペラとは言えないから、私がいつも2人に日本語でさせてもらっている「母語で話す」を2人がしている姿を見るとなんだか安心するのです。
そのあと私はYのおうちにお呼ばれして、お互いの近況や今後を話しました。そういえば春先はYが私の家に来てくれたなあと、ふと思い出しました。日本語で話す時の自分、中文で話す時の自分、混ぜて話す時の自分、そのどれもが自分で自分じゃないような変な感覚でした。私たちは出会った頃よりずっと大人になっていて、この先どうしていきたいか色々と目標もあって。お互い違う人生を歩んでいく中で、今日みたいにそれが交わる瞬間をもっと大切にしなきゃいけないな、なんてポエマーみたいなことを考えるのでした。
12月27日(金) 母のいとこ達とご飯
子どもみたいな母
Yとの再会を果たした翌日は母のいとこ達とご飯に行きました。私の祖母は9人兄弟だったそうで、そのせいか母にはいとこがたくさん(?)います。今回食事に行ったのは特に親しかったいとこ達で、年が離れているお兄さんお姉さんばかりのため小さい頃から可愛がられていたとのこと。いとこの旦那さん、奥さんも含めたら10人は来ていたんじゃないでしょうか?いとこからわしゃわしゃと頭を撫でられていた母は、まるで幼き少女のような笑顔で再会を喜んでいました。
私の中文も前よりずっとうまくなって、少しは母の手を離れたかな、母は母でよもやま話に花を咲かせてほしいな、と思っていたので”子どもみたいな”母の姿を見てなんだか嬉しかったです。
ビュッフェ形式で何回か席を立ったのもあり、私は私でいとこの皆さんにたくさん話しかけられました。なんたって最年少ですからね!笑
あと日本で育ったことも知られているので、みんな私が中文を話せるのか興味津々。「あら!中文話せるの!上手ね!」とたくさん褒められてウハウハなのでした笑笑
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本屋で実感した成長
ビュッフェの後は私の希望で両親とともに本屋へ。台湾に帰るたび中文の勉強用に何かしら本を買うことが多いのですが、今回も例に漏れず買ってきました。その数なんと5冊!我ながら買い過ぎ笑笑
今までは絵本とかばかりだったのに、今回は注音符号*なんて載っていない大人向けの本!日本語文学の中文版2冊と星の王子さまを1冊。あとは空港で時間を潰している時に目に止まった2冊。中文が上手くなっているなと実感したのでした。
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※注音符号についてはこちら!
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12月28日(土) 市場へ
懐かしの朝市
今日は唯一何も予定が無い日だったのでゆっくり過ごしていました。朝方は母と一緒に朝市へ。
これまでも台湾に帰るたびに何度も来ていたところです。懐かしい…!といった感動はもはや無く、「あーそういえばこんな感じだったわ…!」と思い出していました。もし友人をこの市場に案内するとしたら、、、んー案内できる人限られるな…。というのも、豚や牛のでっかい生肉が吊り下げられていたり、豚の足や耳はもちろん、豚の頭やアヒルの頭もちらほら。
何度も見てきた私でさえ、未だにビックリします。特に幼少期は豚の頭がすごく怖かったのを覚えています。
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これが何かは敢えて言わないでおきますね😌
朝市くらいしか出かけなかったこの日は、翌日からの小旅行に向けて荷物を整理し眠りについたのでした。
後半戦はこちら!