『be made of』と『be made from』の使い分け
『be made of』と『be made from』の使い分け方を知っていますか?
意味はどちらも 「作られる」ですが、使われる場面が違います。
❏ make of
:〜でできている、〜で作られている
《例文》
・This table is made of wood.
(このテーブルは木から作られています)
木でできているテーブルは、加工されても木のままです。
「所属」イメージの『of』は、木という「性質」に所属しているものを使ってmakeしている状態です。
❏ made from〜
:〜から作られている
《例文》
・Wine is made from grapes.
(ワインはブドウから作られています。)
ブドウがワインになる時は、加工されて見た目が変わっている状態です。
「起点」イメージの『from』は、「原材料」を起点にしてmakeしている状態です。『from』は起点がメインのため、最終形態がどんな形になっていても問題ないです。
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✨ Tips
❏ made into〜
《例文》
・Milk is made into butter.
(牛乳からバターが作れます)
※ 『made into』では「材料が主語」となります。
milkとbutterを入れ替えた言い方もできます。
・Butter is made from milk.
(バターはミルクから作られています)
シンプルな 受動態 ⇔ 能動態 の形に当てはまらないので注意です。