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「こだわりがある」を英語では?


「こだわりがある」という言い方は、英語ではポジティブな意味とネガティブな意味を使い分けて言います。

そのため、使い方を間違えると誤解されてしまう伝わり方になるので注意しましょう。


(1) particular about 〜

:~にこだわる

《解説》
Particular』は「特定の」を意味する単語です。
良い意味と悪い意味、どちらにも使えます。

店員さんに
Are you looking for anything in particular?
(なにか[特定なものを]お探しですか?)
など聞かれることもよくあります。

《例文 #1》
My dad is particular about his suit.
(わたしの父はスーツのデザインにこだわっています。)

《例文 #2》
He is very particular about cleanliness.
(彼はとても綺麗好きです。)

《例文 #3》
She is very particular about time.
(彼女は時間にうるさいです。)


(2) picky

《解説》
Pickyとは元々『Pick (選ぶ)』から成り立った表現です。
細かく慎重に物事を選ぶことを表し、ちょっとした事にも必要以上に気にしたり、こだわったりする人のことを指します。
少しネガティブなイメージなので、使い方には気を付けましょう。

好き嫌いが多い人を『picky eater』と言います。
また、ほかのこだわりについては『picky about ~』で表現できます。

《例文 #1》
He is really picky.
(彼はすごくこだわりが強いです。)

《例文 #2》
I’m not a picky eater. I’ll eat anything.
(わたしは好き嫌いがないので、なんでも食べられます。)

《例文 #3》
Stop being so picky.
(細かい事にこだわらないで。)


(3) fussy

《解説》
pickyと同じような意味合いで使われます。

make a fuzz』で「文句を言う」という意味があります。

《例文》
He is fussy about food.
(彼は食べ物にうるさいです。)



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🍀 FYI

わたしが留学していたオーストラリアでは、コーヒーの注文に”こだわりのある人”がとても多かったです。

コーヒーの種類だけでも複数種類があります(ブラックコーヒー、ラテ、フラットホワイトなど)。
また、「濃いめ」「薄め」「カフェインなし」など選ぶことができます。
ミルクも、「低脂肪乳(skim milk)」「アーモンドミルク」「豆乳」など、種類が豊富です。そして更に、砂糖を入れる、砂糖代わりにはちみつを入れる、など選択肢が多いです。

そのため、注文を受ける際は
A flat white with skim milk and two sugar, please.』や「Two cappuccino, one of them with a sugar and the other is double shot with skim milk.』など注文がとても長かったです。

カナダ人の友達は、
『Coffee choice is enough only hot or cold. Aussie is too picky!』
と、言ってました。(笑)


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