接頭語『re』
知らない言葉に出会ったとき。
日本語では『漢字そのものの意味』で、
なんとなく意味がイメージできることがあると思います。
アルファベット一文字一文字には意味はないけれど
英語にも『語源』があって、意味があるんです。
今回は単語の頭についている(これを「接頭語」といいます)
『re』の語源について書いていきます。
1. 再び
・re + mind(心)⇒ 再び心に留める
:思い出す
・re + architect(構築)⇒ 再び構築する
:再構築
・re + view(見る)⇒ 再び見る
:見直し、再検討
日本語でも使う言葉として
「リメイク(remake)」「リユース(reuse)」も
ここから派生した言葉です。
アジカンの「リライト」も、英語表記では「rewrite」となって
「書き直す、塗り替える」の意味なんです。
(消して〜リライトして〜)
全部ではないけれど
「re+動詞」で「再び〜する」という意味で使える言葉も多数。
・re + bake(焼く)⇒ 焼き直す、もう1度焼いて温める
・re + do(する、行う)⇒ やり直す、もう1度する
repeatも「繰り返す」なので
この『再び』の項目に該当しますが、
語源は「re + petere」なので
シンプルに「re+動詞」ではないものもあります。
2. 後ろへ
・re + ject(語源:投げる)⇒ 後ろへ投げ捨てる
:拒絶する
・re + turn(順番)⇒ 順番をうしろにする
:戻る
3. 反対に
・re + ply(語源:折る)⇒ 包んで返す
:返答する
・re + act(作用)⇒ 反対に作用する
:反応する(リアクション[reaction]はこの名詞形)
語源がわかると、単語がイメージがつかみやすくなるのでおすすめです。
(分解すると、知っている言葉の集まりだったりもします)