恋をしてる私に恋をする



あぁなんて一途なんだろう
あぁなんてメンヘラなんだろう

不安になって拗ねるよね
怖くなって怒るよね



達観している存在が
頭の後あたりから私を眺めてみてる
女神のような存在がいた



女神はいった
『恋を使って感情を楽しめたいかい?』
『もう、次のステージにいかないかい?』



『は?』

女神
『愛する側だよ』



『愛する側?』

女神
『そう、何があってもド~ン構えて愛する側』
『これ、生きて意味がわかるよ』
『地球になる感じかな』



『愛されたいから、それ嫌』


女神
『そう?でも、あなた顔にかいてあるわよ
恋という酒に泥酔するのは、
もう飽きたんでしょ?』

女神はひじをつき、クスクス笑っている



『、、、。
確かにそれはもう飽きたかも』


女神
『人生の第二章はじまるよ
愛する側に徹したら
あなたは確実に愛される
めげそうになったら、
【貫く】これを忘れるな
人生、おもろくなるよ』


そういって女神は消えた


夫を迎えに行った駅で
駅の入口を見ながら考えていた


愛する側なら、
彼に何を言われようと何をする?


まずは、
不満を感謝に
してみよう



夫が車に乗る

『おかえりなさい、大好き』



そういって女神がいった
愛する側の意識で過ごしてみている


感謝をすると、
は?と言われて、
感謝の受取拒否をされる



挫けそうになるけれど、
【貫く】

愛する側という第二章の
ページが今執筆されていくのだ


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