iPhone 15 Pro で使えた外部マイク / VideoMic ME-C
こんにちは。皆さん、スマホで撮影・録音していますか。最近のスマホはカメラが十分に高性能なので普段使っていて困ることってないですよね。私もそうでした。でも、特定のシチュエーションでは、スマホだけの撮影だとダメな場合があるのです。それは…
そうです。牧場ですね。みなさんも悲しいとき辛いときに癒やさせたいと思ったら牧場いきますよね。私も、年1回ほどですが北海道の牧場に行きます。心の底から癒されますよね。
牧場で困ること
北海道の牧場で、iPhoneだけで動画を撮影すると、どうしても風切音が入ってしまう。ヒヒーンという声をとりたいのに、ザヒザヒーンザザッってなっちゃいますね。みなさんも経験あると思います。これってもうウィンドジャマーと呼ばれるアイテムを使うしかないんですね。わかります?ウィンドジャマー。モフモフの毛の塊です。
風切対策に必須ともいえるウィンドジャマー、しかしこれをiPhoneに取り付けることはできないので、外部マイクの利用を検討します。
それで、インターネットで探してみたけれども、実際のところあまり選択肢がなかったんですよね。iPhoneの端子にとりつけてポン!と簡単に使えそうな製品は、旧い仕様のライトニング端子用だったりして、私が使っているiPhone 15 Proでは使えない!(使えるけど、アダプタとかで変換しないと)
そこで色々探してみると、RODE MICROPHONESのVideoMic ME-Cという製品を見つけました。USB Type-Cで接続するので、iPhone 15 Proで利用できるはず…そう、利用できると信じて注文…ッ!
と、早速届きまして開封&装着…大丈夫でした。ひとまず録音まではできたことを確認しました。
使い方
特に何も考える必要はありませんでした。箱から出して、iPhoneに差し込んだらもう使えます。
差し込んだ感じ、そうフィーリング…悪くないですね。たぶんケースによっては奥まで差し込みができないかもなんですが…自分が使っているのは薄型になるのかな?ガシッとはまっているので抜けたり、接続に問題が起きたりといったトラブルはなさそうです。
私がiPhone15で使っているケースはこちらのnoteで紹介
https://note.com/langofthedead/n/nb3df608c29fd
音質
悪くないけど良くはない。用途次第。指向性があって、マイクを向けている方からの音を中心に録音します。ただし、マイクを向けていない方の音も若干ですが拾う印象で、そこは完全には無音にはなりません。
オーディオのスピーカーから再生した音を録音し、iPhoneの内蔵マイクと今回の外部マイク(VideMic ME-C)で比較してみました。
内蔵マイク - 今回の基準としたiPhone内蔵マイク。外部マイクと比較した結果としてはホワイトノイズが大きく感じる。音は低音まできれいに録音されている印象。息を吹きかけると風切音がする。
外部マイク - ホワイトノイズ?が少ない。音は内臓より少しだけ小さく、内蔵マイクとの比較では低音域の音がやや小さく感じる。音質は並程度な印象で、内蔵マイクと大きな差はないかも。息を吹きかけると風切音がする。
外部マイク(ウィンドジャマー付き) - 音がはっきり小さくなるが、代わりにノイズが大幅に減少する。息を吹きかけても大きなノイズは発生しない(ゼロではない)。大変耳に優しい。
大きさ・重さとか
サイズはこんなものかなぁ。小さいと、逆に不安(ちゃんと撮れるのかという意味で)もふもふウィンドジャマーはテニスボールぐらいです。
重さは27g、iPhone 15 Proがそれなりに重いので装着時しても気にならないけど、USB端子に差して使うタイプのマイクですから、カメラの反対側に重さが増す形ですね。重心がマイク側になりますので、手持ちのときはカメラから遠い位置に手がいきます。つまり、カメラに指が入り込んだりする可能性減少というメリット。
注意点
購入時の状態では、動画撮影時にノイズが入ることがあるようで、自分の環境でも発生しました。しかし、これはFirmwareをUpdateしたことで解決できました。(いったんAndorid端末につないでupdateしました。同メーカーのME-C+という製品だとiOS対応らしいのでupdateも簡単にできる?)
総括
iPhoneで撮影時、外部マイクで風切音対策をしたい人はこれで大丈夫。実際に牧場に行って動画の撮影をしてきましたが、不快な風切音もなく、良好な録音状態でした。マイクを外して内蔵マイクで撮影した動画には風切音が入っていたので、その違いを確かめて、買ってよかった...と思いました。
iPhone 15以降、Androidはこちら(製品名がME-Cの方)