英語力が下がるから日本語Noteを書きたくない、という言い訳を封じる記事
という理由から日本語でブログを書くのを諦めたい英語学習中のそこのあなた、ちょっと待った!
それは安定したバイリンガルになるのを妨げてしまう思考です!
でも、
「頭の中を日本語が占めるから、せっかくの英語モードが解除されてしまう」
と考えていたりしませんか!?
もしそうだとしたら、気持ちはわかります。
せっかくを割いて、
日本語を頭の隅に追いやることに成功したのに、
日本語で文章を書き始めたらいつもの日本語モードに戻ってしまうのだから。
しかし、そんな「書きたいけど書いちゃダメだろうなぁ」という葛藤も今日までです。英語学習中でも安心して日本語ブログを書きまくっても大丈夫な理由を2つ挙げさせてください。
思えば、私自身も一時期、英語力維持ができなくなるのではないという不安から日本語ブログから遠ざかったことがあります。1年の間、悩んだり、時々書いてみたりして気づいたことが上の2つでした。それでは早速1つめから見ていきましょう。
1.英語モードはすぐ取り戻せる
英語学習には様々な段階があるので、最低限の中学レベルの単語と文法で英語でものを考えることができる人を対象にここから先進めていきます。
TOEICで考えるなら500点~、語学留学のクラス基準で考えるとupper beginner~となることでしょう。
さて、その段階の人たちであれば、普段は仕事や学校で忙しくても、週末の何時間か英語に触れていると除々に英語で思考することができるようになり、口から英語がこぼれやすくなるのではないでしょうか。
ということは、裏返せばものの数時間で英語モードを取り戻せること。
簡単に英語モードが戻ってくるのに、
なぜ日本語でブログを書くのが億劫になるのでしょうか?
それには次の2つの心理があると思います。
人は失うことに対してとりわけ敏感な生き物なんです。そしてここから、失いたくないという執着生まれてくるのです。こういう時の救世主は知識です。せっかく作り上げた英語モード、ものの数時間で自分の英語が帰ってくると知れば、英語モードを失う恐怖に囚われることは無いはずです。
一方で、英語に戻す面倒臭さは、片付けがだるいのと同じことに見えます。頭の中に展開している英単語や英文法などの英語のお道具を一度片付け、日本語のそれを出し、また英語のお道具を出す、という手間が嫌なのだと思います。
だってにんげんだもの!と言いたい気持ちは分かりますが、それを乗り越えてこそバイリンガルになれるというものです。
どういうことかと言うと….↓↓
2.安定したバイリンガルは日本語と英語の切り替えが早い
安定したバイリンガルになるほど、言語モードの切り替えが早いものです。
頭の中の英語モードを一瞬で片付け日本語モードに切り替えることに躊躇がないがゆえに、その逆も然りなゆえに、彼らはバイリンガルという名を冠されるわけです。
だから英語学習中に日本語ブログを書くのは、切り替え面から見て、安定したバイリンガルになるための1つの道だと言えます。
少なくとも避けるべき道ではないはずです。
ついでに言うと、英語学習にも段階が有るようにバイリンガルにもその程度に段階があるのではないでしょうか。
初級バイリンガルと上級バイリンガルの差を2つ挙げれば、切り替えスピードとそれぞれの言語モードの強度があることでしょう。
もちろん、他にも差はあってメンタルもその1つでしょう。
執着を捨てる!
言い換えれば安定したバイリンガルほど
はやく・つよく・躊躇せず
ができます。
日頃から英語を学び、かつ日本語で記事を執筆すれば、日本語と英語間の切り替えは早くなりますし、記事を書く上で英語の情報ソースを参照する回数が増えれば両言語間の切り替えは「はやく・つよく・躊躇せず」出来るようになるでしょう。
それだからこそ、英語学習中に日本語ブログを書くのはバイリンガルへの近道だと思うのです。
まとめ
・英語モードはすぐに帰ってくる。
・英語モードがすぐに帰ってくるようになれば安定したバイリンガル。
英語学習者が日本語でブログを書くというのは、英語学習をスローダウンさせる悪習慣ではなく、本当は安定したバイリンガルになる近道なのだという安心感を担保に、ためらいなく日本語でブログを書き続けましょう!
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