【噂】英語力ゼロで留学やワーホリに行っても大丈夫?迷ったら、行け。
「迷ったら、行け」とは、色んな状況で使える「戦略的優柔不断キラー」になってくれます。
こんにちは、語学の裏設定のゆうです。
連続投稿20日目の今日は、英語力はゼロなのに、ワーホリや留学に行っても大丈夫ですよ、というお話をしていこうと思います。
要点を先に3つにまとめると下のようになります。
でも、、、本当に大丈夫なんですか?
と強引に念押ししたい方には、「日本で3ヶ月英語の準備をしてからなら、学習理論的に大丈夫になる確率が跳ね上がります」というお話を記事の後半の方でしたいと思います。
まぁまぁ、落ち着いて。
この記事を書いている人は決して高みの見物で書いているわけでは無いのですから。私自身、英語力ゼロでオーストラリアに語学留学したことありますし、中国語力ゼロで中国留学もしたことがあります。だから、自分だけ安全地帯にこもって、部下には危険な作戦の遂行を命令するような、腹黒指揮官の言葉ではないのです。
迷ってから、行った
それが私です。プロフィールにも書いてあるとおり。
では気を取り直して、なぜ英語力ゼロで留学しても大丈夫なのか、それから、日本で英語の準備をしてから行くならなぜ3ヶ月がベストなのか、についてお話していきたいのですが、物事には順番があります。
まず最初に、「勇気」についてお話をしなければなりません。そのあと、じっくり英語力について書いていこうと思います。
1.必要なのは、英語という武器じゃなくて、勇気だ
留学を戦闘に置き換えてみると、英語は武器であると言えます。
ならば、日本で英語を十分に学んでから出発したいというのは、日本で最適な装備を手に入れてから出陣するのと同義になりますよね。
ここで「装備が良くないから、まだ行く勇気がない」という理由について考えてみましょう。
例えば、第二次世界対戦で使っていた銃器よりも、2019年の銃器のほうが遥かに優れていますよね。2025年の方が更に武器は進化を遂げるでしょう。では、2019年に現場に赴きたくない人は、2025年の装備を手にするまで戦いに行かないのでしょうか?
多分2025年になる頃には、2030年の装備が欲しいと言い、出撃をためらうでしょう。
だから、装備が乏しいから戦場に赴かないというのは、行動しない理由としては弱いのです。
まず行く「勇気」が何よりも必要で、諸問題を語るのはその後だと思います。
じゃあ、装備ゼロで戦地に赴けと?
絶対負けるぞ、絶対死ぬぞ、無謀だぞ!
と言いたいことでしょう。
ここでやっと「技術」のお話ができます。
武器がなけりゃ、敵を倒してそれを奪えば良い。
そうです、ここにポイントがあります。
現地に行って必要なモノを獲得する技術があれば、恐れることなしです。
だから英語力ゼロの方が留学に行こうとする場合、
1に勇気、2に必要なのは、英語力ではなく、英語力を現地で高める勉強法の技術なのです。
これを、英語吸収術、と呼んでおきましょう。
例え初期装備が乏しくても、現地で装備を調達する術を知っていれば、戦いの流れは自分で作れます。
でもまず現地に赴かなければ戦いは始まりません。
最優先事項は、行く勇気と、英語吸収術です。
行く勇気に関しては昨日の記事に書きました。
英語吸収術に関しては、以前連載にしました。最も該当するだろうなというVol.7のリンクを下に貼っておこうと思います。
2.現地の日本人が助けてくれる
英語圏は英語圏でも、カナダやオーストラリアなど日本人が多い英語圏があり、最初は現地の日本人の力を借りれば、どうにかなってしまいます。
下の写真はオーストラリアのブリスベンで私が撮ったものですが、なんと日本語の看板すら存在するというのですから、準日本語圏と名付けても良さそうですね?
日本人が多いところでは、日本人コミュニティーが数多く存在し、日本語だけで仕事探しから家探しまで、生活に必要な多くをこなすことができます。
例えばオーストラリアの例になりますが、日豪プレスというサイトを使えば上記のことは可能になります。
さらにさらに、オーストラリアやカナダだと、日本のものも売っているので、なんちゃって日本風生活ができたりします。ダイソーなどの日本のお店の出店力のおかげなので感謝ですよね!
ということは当然、オーストラリアには日本語に興味を持つオーストラリア人が多いことになりますし、カナダには日本語に興味を持つカナダ人が多いことになります。
カナダにはこれから行きますが、オーストラリアに4年居た限りでは、日本人なみに日本語が上手な人に多く出会ってきましたし、日本人の友達を芋づる式に伝っていけば、日本語が達者な英語ネイティブに知り合えるのは何ら苦ではありません。
英語力がゼロでも、日本語が話せる英語ネイティブに助けてもらえれば、少しづつ英語を覚えていくことにもなりますし、仕事探しや家探しも手伝ってくれたりします。
だから、英語力に自信がない人ほど、渡航先の日本人は避けてはいけません!
このようにしてみれば、留学は「行ったもの勝ち」だと思いませんか?
海外に行くのが怖い...という方の中には、きっと「海外=英語だけしか通じない」と思っている方が多いことでしょう。でも現実は違います。日本人が助けてくれます。
留学という戦場では英語だけしか武器にならないと思っていたかもしれませんが、日本語も武器になりえます。
思っているほど、怖くないですよ!
海外まで行って日本語だけでも生活はできますが、それではやはりもったいないですよね。できたら日本語ではなく、英語をに頼って生活をしたいはず。
慣れてきたら、英語はメイン武器、日本語は困った時のサブ武器くらいが丁度いいかなと思っています。
ということで、次の章では英語力について軽くお話したいと思います。
3.留学してから急に英語が伸び始めるタイミングを狙う
英語を勉強していると、伸びを急に実感できる時期というものが来ますから、その時期に合わせて留学に行ったら良いのでは、という話です。
そんな事が可能なの?と思うかもしれませんね。
英語学習は、科学としての側面を持ちます。ちょうど弾道計算のように、英語力の盛り上がりがこれから来るぞという時期を、大雑把ですが知ることができるのです。
とは言っても、人間の成長ですから、正確な予測はできませんが、だいたいの予測ならできるので、ある程度狙って成長を起こすことが可能です。ゼロから英語を始めた場合、およそ3ヶ月で最初の「伸び」の時期に到達するというものです。
それを説明するのが、「努力の結果は「S字」となって表れる」という成長曲線理論です。ざっくり言えば、実は技能の上達は自然法則で、微生物の増殖の仕方と同じですよ、という内容です。下にダイジェストの図を一枚用意しました。
「適応期」という準備期間があるから、「増殖期」で爆発的な成長を見込める。だから、「増殖期」にあわせて留学に行く、という思考法です。
詳しくはこちらの記事にしたためましたので、ご覧いただければと思います。
なぜ3ヶ月かというデータこそは無いのですが、自身の英語学習・中国語学習、そしてその他大勢、学生として指導に当たってきた人の経験則を思い返すと、最初の「伸び」の時期が来るのがおよそ3ヶ月でした。
ちょっと分析してみます。
初学者の場合、まず発音を学び、それから文法を一通り学ぶことになります。そして、発音と文法を一通り学ぶのにかかる時間が大体2ヶ月、残りの1ヶ月は学んだことを使う時期に充てていました。
きっと、その1ヶ月の消化期間があっての「伸び期」だと思うのです。
留学に行ってから勉強しようにも、最初は新しい環境になれるために心労もあると思いますし、すぐに勉強に集中できるとは限らないです。しかし、渡航時期が伸び期とだいたい一致してれば、苦労も減らせ効率が良いと思う次第です。
まとめ
いかがでしたか?
英語力ゼロでもなんとかなりそうだな、と思いませんか?
これだけ便利になった時代です。どうにかなります。
現地に行けば日本人も多いですし、ポケトークなんというスグレモノもあるくらいですから。20年前の留学なら、よく計画してから行くことが大事だったと思いますが、2019年は行ったもの勝ちであると確信しています。
本記事が皆様のあと押しになったことを祈って、
それではまた!
PS
以前ポケトークについての記事を書きましたので、海外に出る勇気の増強剤としてどうぞ!
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