The story of water (日本語版)
この記事は次のことを明らかにしようとします。
・オノマトペが古い時代にどのように機能したか
・原始的な単語がどのように生まれたか
・英語の"water"という単語がどのように作られたか
用語(Terms)
重ね型オノマトペ(Reduplicative onomatopoeia)
→ "ワンワン"のように似た音を2回以上重ねるオノマトペ(擬音語)
この記事でよく出てくるは "fetch"は、
→ "pull out" とほぼ同等で "引き抜く" という意味で使っています。
主題(Main Idea)
下の図(音節派生図)を参照してください。
音の参照(Reference Sound)
the story of water(Youtube)を参照してください。
まとめ(Summary)
✔ ホモサピエンスは環境音を感知することで、自然物とモノマネ声を結びつけた。
✔ 彼らは
(1) モノマネ声から重ね型オノマトペ を作った
(2) 重ね型オノマトペから原始的な単語を作った
✔ 彼らは、発声パターンを増やすためにオノマトペの変化型(類型)をたくさん作った。
✔ 上記の繰り返しが、ホモ・サピエンスが最終的に共通語を手に入れたことのひとつの要因である。
✔ 重ね型オノマトペは言語起源の初期段階で重要な役割を果たした。
✔重ね型オノマトペは新しい語を作る潜在能力の点で単音節オノマトペと全く異なる。
補足事項(Supplementary Note)
・部分的な音の塊を抜く作業は略語を作ることに似ている(それは、音声コミュニケーションにとても役立つ)
・日本語と韓国語に存在する大量の重ね型オノマトペは、
(1)古い形式を維持していると思われる
(2)縄文共通語(JMC : Common Language) の子孫であるかもしれない。
・日本語の重ね型オノマトペに含まれるかなりの量の音節は、音としても意味的にも印欧祖語のそれと似ている。
改訂(Revisions)
2021 1024 初版
(以上)
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