年齢・性別にかかわらず挑戦する姿

 先日、介護福祉士実務者研修(専門実践教育訓練)受講希望の方との面談があり最新の国家試験結果を見ていくと、合格者に3つの特徴がありました。

1,合格者の年齢の壁のない国家試験であること。
2,女性の職場といわれますが合格者の約30%を男性が占める国家試験であること。
3,在職者の合格者が約80%超と多く、在職者の学びの姿が感じられること。


以下、第33回介護福祉士国家試験合格発表:厚生労働省(令和3年3月26日発表)
全国の34都道府県で筆記試験1月31日(日)実施、福祉系高等学校卒業受験者 及びEPA関連受験者向け実技試験が2都府県で行われた結果です。(出典:厚生労働省HP及び公営貴財団法人社会福祉振興・試験センターHPより)

●受験概要:
受験者数 84,483人 合格者数 59,975人 合格率 71.0%

合格者のプロフィールを見ていくと

性別では、
男性 18,366人(29.8%)
女性 41,609人(70.2%)
意外と男性が30%弱を占めています。

年齢階層では、41歳以上が 46.2%を占めています。
  ~20歳  4,671人( 7.2%)
21~30歳 15,378人(25.7%)
31~40歳 12,161人(20.3%)
41~50歳 15,735人(26.2%)
51~60歳  9,906人(16.5%)
61~     2,123人( 3.5%)

受験資格別では、在職者の比率を集計すると81.8%を占めます。
社会福祉施設の介護職員等 52,162人(61.9%)
訪問介護員等 11,382人(13.8%)
介護老人保健施設・介護医療院等職員(6.1%)

 「介護福祉士」国家試験結果は、年齢・性別にこだわらず挑戦する姿を感じることができます。しかも在職中の方の挑戦が多いのも特徴と感じます。
もちろん、実際のジョブカード作成支援の現場ではその方々とお会いすることができ、その意欲を感じています。

・・・6/8・・・