タイマーを使って集中力を高める方法
ADHDさんが勉強や作業をするときのあるあるは、集中力が切れてしまい、スマホを見るなど、目の前のやるべきことから気が逸れてしまうことです。
このようなお悩みがある場合、タイマーを使いましょう。
タイマーを準備して、15分にセットします。
スマホのタイマーは、LINEなどの通知で集中が妨げられるので避けましょう。キッチンタイマーを使ってもよいのですが、オススメは、残り時間が一目でわかるこちらのタイマーです。
気の散りそうなもの(スマホやマンガ、本など)などは目の見えないところ、できれば隣の部屋に置きましょう。スマホはサイレントモードにします。
タイマーをスタートして、勉強(作業)に取りかかります。
ここで重要なのが、タイマーの残り時間が見えるようにしておくことです。
気が散りそうになったら、タイマーを見ます。
「あと○○分」と思うと、締切効果でヤル気が出ます。
タイマーが鳴ったら、タイマーを5分にセットして休憩します。トイレに行く、飲み物を飲む、スマホを見るなどしましょう。
タイマーが鳴ったら、休憩をやめて(ここ重要です)、タイマーを15分にセットして、勉強や仕事に戻ります。
このように、
勉強(作業)15分
↓
休憩5分
↓
勉強(作業)15分
↓
勉強(作業)15分
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勉強(作業)と休憩を繰り返します。
慣れてきたら、タイマーの設定時間を、15分→20分→25分と、徐々に増やして行きましょう。
また、タイマーの設定時間は、その日のコンディションに合わせて調整しましょう。
普段、タイマーの設定時間を25分にしている人も、気にかかることがあり、集中できないときは、15分に設定します。