オトナの英語学習者の年齢との向き合い方
ゆうです。
最近、パソコンの文字が見にくくなり、テキストの細かい文字(黄リー教の小さい文字など)が見えにくくなったため、先週、遠近両用メガネを作り直しました。
メガネやさんで調べたところ、4~5年前に作った遠近両用メガネよりも老眼の度が上がっていました。
できあがってきたメガネをかけたところ、よく見えて感動しました。が、目の老化が確実に進行しているのを実感して悲しい気持ちになりました。
加齢の影響は目だけでなく、身体のあちこちにおこります。脳も例外ではありません。
特に影響を受けるのは記憶力です。多くの人は、40代後半くらいから、ものを覚えられない、覚えてもすぐ忘れるといった現象に悩まされます。
このため、年齢が高い人は年齢が低い人より英語を学ぶのに圧倒的に不利です。
よく、
「年齢を言い訳にしてはいけない」
という人がいます。
これは、年齢を口実に努力をしない人を戒める言葉です。私も若い頃はそう思っていましたが、いざ自分が歳をとってみると
年齢はかなりのハンデ
であることを日々実感します。
加齢による現象としては、一瞬で思いつくものだけで
単語が覚えられない
テキストの細かい字が見えない
ずっと机に座っていると腰が痛くなる
若い頃よりヤル気が出ない
体力がないので、勉強しているとものすごく疲れる
無理して勉強すると翌日がつらい
「出来ない」ことに落ち込み、メンタルがダウンする
があります。
加齢は、メンタルにも容赦なく襲いかかるので、ストレス耐性などのメンタル力も弱ります。
そんなオトナの英語学習者は、20~30代の方の習得のペースを見て焦ります。私もそうでした。
また、ちまたでよく聞く「年齢を言い訳にしてはいけない」という言葉を聞くキズ付きました。
オトナの英語学習者が若者と同じように勉強するとほとんどの場合、心が折れたり、身体を壊したります。
心が折れたり身体を壊すと、学びが遅くなります。
ですから、私は、メンタルをよい状態にたもつために
年齢を言い訳にしてよい
と思います。
ただし、せっかくはじめた学びを止めてはいけません。
学びをやめてしまうと、自信が低下し、メンタルが下がります。
オトナの英語学習者のポイントは、毎日の目標をできるだけ下げ(1日1分以上など)、毎日続けることです。
ADHDさんも同じです。毎日の目標をできるだけ下げ、毎日続けることが重要です。