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長期留学の準備③安全に暮らすための準備編(ワクチン・保険)

Sawasdee kha!Beckです。

本日は、長期留学に向けて、留学経験者の方からのアドバイスをふまえ、わたしが準備を進めていることやものとして、③安全に暮らすための準備編と題し、「ワクチン接種」「海外留学保険」についてまとめます。

その他の準備については下記の記事をご覧ください。
**今後リンクを更新予定*

私は、生まれ育った日本で暮らすこととは全く違う環境の海外で安心して暮らすことは無理でも、安全に暮らすための対策は全てとったうえで留学しようと決めています。
それはなぜか…。
以前タイに訪れた時、デング熱とサルモネラ菌感染症に同時期に感染し、入院した苦い経験があるからです。(これについてはまた別の記事で書こうと思います)


STEP1 ワクチン接種


ワクチンは、感染症を確実に防ぐことは難しくても、お金を払えば感染リスクを下げることができるツールと思っています。副作用のリスクもあり、打つ・打たないに人それぞれ選択肢はあると思いますが、私は「打つ」ことにしました。
私の経験上、留学が決まったらすぐにワクチン接種を検討することをおすすめします。ワクチンも種類によっては複数回(1回目の接種後、次は半年後など)打つ必要があるためです。

①打つワクチンを決める

厚生労働省のホームページ「Forth」では自分の渡航先をクリックすると、リスクのある感染症や推奨されるワクチンを確認できます。(トラベルクリニックの先生に教えてもらいました)

厚生労働省検疫所「FORTH」ホームページ


タイで必要なワクチンはこの通りだそうです。

予防接種:A型肝炎B型肝炎破傷風、(狂犬病*1)、(日本脳炎*2)
*1:犬や野生動物との接触が予想される場合は推奨
*2:農村部に長期滞在する場合は推奨

厚生労働省検疫所「FORTH」ホームページ

大学院の授業でフィールドワークもあり、どこに行くか全くわからないので、全てのワクチンを打ちました(もしくは以前接種済)。

②今までの接種記録を確認する

ありがたいことに、恵まれた医療環境のある日本で生まれた私たちは赤ちゃんの時からたくさんワクチンを打っています。ワクチンの中には、一生免疫が続く(とされている)ものもあるため、全てのワクチン接種記録を集めます
私が伺ったトラベルクリニックでは、今までの接種記録の提出が必要不可欠でした。私は、以下の記録を集めました。

  • 母子手帳

  • 新型コロナウイルス接種記録

  • 以前のトラベルワクチン接種記録


③トラベルクリニックで打つワクチン・接種スケジュールを相談

私が伺ったトラベルクリニックでは、先生が親身になって打つべきワクチンやスケジュール、現地で気を付けるべきことを教えてくれました。

私は諸事情により渡航1か月を切ったタイミングでワクチンを打つことになり、複数回の接種が必要なワクチンは全て外国製のもの(日本で認可が下りていないものも含む)で、打ち、2回目以降はバンコクで打つ予定をしています。

④いざ接種!

今回私は以下のワクチンを接種しました。(狂犬病・破傷風ワクチンは1年前東南アジアに行った際に接種済み。)

  • A型肝炎(バンコクで追加接種予定)

  • B型肝炎(バンコクで追加接種予定)

  • 腸チフス

  • 日本脳炎(子どものときに打っていたので免疫UPのために4回目)

スケジュールの関係上、すべて1度に打ったので腕が痛すぎました…。
特にA型肝炎は筋肉注射でコロナワクチンほどではないものの、すごく痛かったです。痛みは3日間くらい持続しました。

⑤わたしがタイで打つことを忘れてはならないワクチン「デング熱ワクチン」

日本では認可されていないものの、個人的に絶対に打つ必要があると思っているワクチンが「デング熱ワクチン」です。

理由としては…

  • 先述した通り、以前罹患したことがあり、またその辛さに耐え忍ぶ自信がないこと(40℃の高熱が続き体中が痛かった)

  • デング熱は2度目に感染すると危険な「デング出血熱」の発症率が上がること

ワクチンを打ってからすぐに免疫がつくわけでもないので、タイに入国したらその日のうちにワクチンを打つ予定にしています。(また記事にします)


STEP2 海外留学保険に加入する

今までの海外旅行では、いつもクレジットカード会社付帯の海外旅行保険にお世話になっていました。しかし、この保険は日本出国日から90日以内の病気や事故が対象であるため、今回の長期滞在では海外留学保険に加入することにしました。

※各カードによって条件は違うと思いますので、ご自分の規約を確認してみてください。

①補償内容とお財布をふまえて留学保険を選ぶ

確実に起こるとは限らないことにどれだけお金をかけられるかは個人の判断によると思いますが、私は、一番人気のタイプ(全ての保証がまんべんなくついたタイプ)を選びました。
生命保険を選ぶときと同じように、いくつかの保険会社を束ねているエージェントのような会社に相談し、いくつかのプランを見せてもらい選びました。

ちなみに、以前タイで入院した際は、総額100万円を超えていたようなきがします。これをもし自分で払っていたらと思うと、保険の大切さが身に沁みました…。

②日本の生命保険に連絡をする

私は、日本でも生命保険に加入しています。タイ滞在中も保険料を毎月納めて保険を継続させることが可能でしたが、継続のための条件がありました
私の加入する保険では、本人が国内にいない場合は、保証人をつける必要があったため、その手続きも行いました。

また、海外留学保険の担当者からは、海外留学保険の死亡保障などは生命保険と合わせて受け取れることもあると聞きました。あまり考えたくないことですが、万が一の場合に備えて、そのあたりも保険会社に確認しておくとよいかもです。

このような形で、着々と「安全に暮らす」ために自分ができることを用意しました。現地でも気を抜かず、過ごしたいと思います。


Beck



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