【バンコク生活はサバイバル】虫・大気汚染・鳩…バンコク留学生の生き延び方
Sawasdeekha!Beckです。
実は私、世の中の普通の人と比べると、潔癖症の傾向があります。
(なのに、バンコクに来たのは、どうしても勉強したい内容があったからです。)
そんな私が、バンコクで今までに戦ってきた数々のきれいじゃないものとの戦い方について、ありのままの事実を記録としたいと思います。(笑)
>>虫が苦手な人は閲覧注意です<<
物心ついたときから潔癖症の私がタイ留学に来た
私、手を洗うことが大好きな子どもでした。
夜寝る前は必ず手を洗いたいし、手を洗った後に、ハンドクリームで膜が張られていないと身体に何か入るんじゃないか?って不安でした。
納豆のパックを思い切り開けたとき、容器の一部が納豆に入って、それが体に入って体の中にプラスチックが取り込まれたらどうしよう?って本気で悩んでいました。(今思えば笑い話)
大人になるにつれ、ひどい潔癖症は緩和されていったものの、やっぱり普通の人よりは、特に目に見えない菌やウイルスがめちゃくちゃ怖いです。
そんな前提で、気にしすぎだよ~~って思いながら読んでください。(笑)
痛痒い・小アリとの戦いは薬で乗り切る
このアパートに引っ越す前に1か月だけ住んでいたホテルの部屋のそこかしこに小アリがいました。
テーブルの上も、鏡台にも、ベッドの上にも…。
自分のセーフティーゾーンであるベッドの上に大量にありんこがいたことは本当に許せなかったし、身体中嚙まれすぎて、すごいことになってました。
そんな時、タイ人のお友達にすすめられたのはこちらの塗り薬。
セブンで30バーツくらいで手に入ります。
タイで虫に刺されたらとりあえずこれを塗っておけば何とかなるでしょう。
この際は、1か月、1か月の辛抱だ…と思って特に駆除はせず、ひたすらに耐えました。
列を作るな・化学の力で小アリとの戦いを制す
これは、このアパートに引っ越してきてからの話。
アパートの扉が木材でできているのですが、ふと気が付くと超大量の小アリがドアに沿って行列を作っていました。
部屋の中には入ってこないものの、ドアを開けるたびに目につく小アリが嫌で嫌でたまりませんでした。
(前のホテルでたくさん噛まれた記憶がよみがえる…)
そこで、大学の帰りにMBKセンターのドン・キホーテへ。
「アリの巣コロリ」を購入しました。
付属の箱があるのですが、箱ごとおいて中でお亡くなりになったときに触るのが嫌だったので、粉末をドアの近くに盛って様子を見てみることに…
すると、ものの1時間でアリたちがせっせと、アリの巣ころりを運んでいき、あっという間に大行列に。
その日から、数日間は、つぶれてしまったアリさんたちを部屋の中で見かけることが多くありましたが、3日もすれば、見ることはなくなりました。
バンコクでアリさんに悩んでいる方にはおすすめです。
ただし、餌を置いた直後はものすごい量のアリが来るので注意!
そんなとこに挟まらないで・小アリとの戦いに目をつむる
インターンをしていた際、暗くなるまで、広大なお庭付きの設計事務所でパソコンをいじっていることが多かったのですが…。
翌朝パソコンを開くと、たくさんのありんこたちが押し花のように画面に張り付いていました。きっと明りに寄ってたくさんありんこが寄ってきていて、パソコンが閉じられたときに挟まってしまったのでしょう。
見るのもかなり切なかったし、
キーボードの間にもいっぱい挟まっているんじゃないか…と思うと恐ろしい。おかげでかわかりませんが、私のmacのキーボードの調子はとても悪いです。(怖)
家を空けたタイミングで大発生!お風呂場に大量のコバエには忍耐力
これは東南アジアあるある?らしいですが、排水溝からチョウバエという小さなハエが発生します。
特に、しばらくの間水を流さないでいると、虫が上がってこないようにたまっている水が蒸発して、ハエがあがってきてしまうようです。
できれば週2回、必ず週1回。水回りの消毒と掃除を徹底的に行っている私ですが、それができなかったのが12月の一時帰国~チェンマイ・プーケット旅行で不在だったタイミング…
排水溝など、穴という穴にハイターを薄めた水を流し込み、養生テープでしっかり蓋をして水の蒸発を防いでいたというのに。
帰宅してしばらくしてから、小ハエの発生が止まらなくなりました。
たかが小ハエ!と思うかもしれませんが、毎晩疲れて大学から帰ってきて、お風呂場の扉を開けると床に落ちている大量の小ハエの姿…。
さすがに、心が滅入ったし、泣きました。
結局、何かしたわけではないですが、また通常通り水回りを使うようになったことで、虫の発生は収まりました。
虫入りのご飯はごめんなさい・ごみ箱に
これはいろんな思い出がありますが、代表的なものをシェアします。もしかしたら、前にも書いたかもしれません。
①サラダにこんにちは編
シュウマイについていたサラダを食べようとしたらまるごとの芋虫(4センチくらい)が入っていたことがあります。
まずはサラダから…とレタスをちぎろうとしたときにそやつは現れました。(泣きたい)
そんなことはないだろうけど、シュウマイを這っている姿を想像してしまって耐え切れずにごみ箱に行きました。
*シュウマイは、普通のモール(Samyan Mitrtown)で購入したものなので、まさかでした。
②これはGの足だよなぁ編
テイクアウトのスパゲッティを購入した時の悲劇。
食べ進めているとどう考えても、アイツの足と思われるものが1本…
唐辛子の千切りかな~とかポジティブに考えようとしたけど絶対違いました。(だって毛みたいなものが生えてた)
本体がどこに行ったんだろう、とか想像したら食べれませんでしたので、こちらもごみ箱に行きました。
*こちらも、普通のスーパーマーケット(Gourumet Market)で購入したものなので、まさか?でした。
私のベランダに住むなら家賃をください・住みつく鳩にはハイターで勝利
私の部屋は、アパートの最上階にありますが、どうやらその環境が鳩にとって良い環境のようです。
気づいたら、室外機の横で、鳩が休むようになっていました。
おかげで、ベランダは鳩の糞だらけ…
朝は鳩の鳴き声で目覚めるし、時には窓にぶつかってくる始末。
空飛ぶネズミ、と言われていることからもたくさんのウイルスや菌を持っているそうで、本当に悩んでいました。
ある日「鳩はにおいに弱い!」という情報を手に入れたので、
また必殺ハイターを薄めた水、をベランダに撒きまくって、ついでに糞もきれいに掃除したところ、ぱったり鳩が来なくなりました!!!!!!
鳩被害に悩んでいる方にはおすすめの方法です!
屋外の電灯にたかる無数のシロアリ・灯りはつけないこと
これも雨季の終わりのバンコク名物らしいですが、夜、屋外のライトをつけていると、あっという間に空飛ぶシロアリがたかってきます。
以前のアパートは、屋外にお風呂があったのですが、夜ライトをつけて入ると、それはそれはものすごい量の虫がやってきます。
当初は、なにも知らずにタオルを振り回して追い払っていたんですが、シロアリは羽を失いやすいらしく、気づいたら床には大量のシロアリが落ちていました。(今書いていて鳥肌が立っています。)
もうどうすることもできないので、夜、お風呂に入る際は灯りをつけることをやめました。これしかないと思います。(笑)
ちなみに、今の家には、ちゃんと屋内にお風呂があるので安心して入浴できています。
入る前から丸見え・ガラスのドアに張り付くGとの攻防
これも前の家にいたときの話。
前のアパートは、玄関のドアがガラス張りだったのですが、ある日帰宅して鍵を開けようとすると、全長6センチはあるであろう超巨大Gのお腹が目の前に。
そう、ガラスのドアの裏側に日本では見たこともない大きさのアイツが張り付いていたわけです。
しかし、手元には殺虫スプレーなどなく、
かといってつぶしてしまったらそのあとの処理のほうが恐ろしいので、部屋の片隅にあった空き箱で脅しながらとりあえず廊下に出すことにしました。
あの時の恐怖は忘れられず、即殺虫剤とブラックキャップを買いに行きました。
今の家では一度もお目にかかっていませんし、これからも出会うことはありませんように…
PM2.5基準値の4倍、息が吸えない・外に出ない
最近、大気汚染が本当にひどいです。
外に出たとたん、目のかゆみ・のどの痛さ・鼻水・咳のオンパレード。
ちなみに、チュラ大生用の公式アプリでバンコク都内の大気汚染情報が一目でわかるのですが、本日はこんな感じでした。
下記の指標によると、6段階中の4に相当しているところがほとんどです。
ちなみに、バンコク都内で最も高かったのは、チャトチャックマーケットに近いLat Phraoのエリア。紫になっています。
こんな状況のため、
先週は、バンコク都内の公立学校は1週間休校に。チュラ大でも一部の講義はオンラインで行われました。
来週1週間は、車通勤を減らし、電車通勤を促すためにバンコク都内の電車はすべて無料になるらしいです。
さすがに数値があまりにもひどいのと、すでに身体も反応を起こしてきているので、できるだけ外出は自粛し、講義のない日は、自宅または自宅周辺のカフェで修論作業に没頭しようかな~~~と思っています。
せっかくタイに来ていますが、大気汚染は身体へ蓄積していくものと思うので注意したいです。
旅行に来る方いらっしゃれば、どうかマスクは忘れずに!
朝と夕方のラッシュの時間はできるだけ屋内にいるのがベストと思います。
それでもバンコクが好き♡
虫問題、鳩問題、大気汚染問題。
東京と比べたら、それはたくさん私にとって障壁となっている問題はあるのですが、それでも私はバンコクが好きです。
道にまであふれ出る人々の生活と活気。
緑がのびのびしているまちなか。
秩序立っていないからこそ感じられる公共空間への暮らしの滲み出し。
エネルギッシュで、だけど心優しいタイの人たち。
まだまだ自分の知らないバンコクの側面がたくさんあると思いますが、本当にこのまちが好きです。
自分のセーフティーゾーンは自分で死守しながらも、いろいろな問題もすべてひっくるめてバンコクらしさとして捉えて、生活していきたいな~と思います。
また新しい戦いがあったら随時noteに記録しますね。
それでは、また。
Beck