【海外大学院】日本を離れ、1か月が過ぎてあったこと・思うこと
Sawasdeekha! Beckです。
(トップ画像は校舎の3階に遊びに来る猫ちゃん)
今日でタイに来て1ヶ月が経ちました。
前回バンコクでインターン*した時は、1ヶ月が経つのがとっても長く感じたのに、今回は本当にあっという間に時間が経ってしまいました。
(*5年ほど前、バンコクにある設計事務所で、2か月半ほどインターンシップをさせていただいていました。)
今日の記事では、1ヶ月で思ったこと起こったことを自分への備忘録としてざっと振り返ります。
1週間目: 高揚感・開放感・不安
講義開始の1週間前7月下旬にバンコクに到着しました。
アパートを探し、ワクチン、友達と会う、オリエンテーションへの参加、バンコクに市内の観光など、とにかくバタバタ忙しい毎日でした。
そんな中で感じたのは、高揚感・開放感。
仕事を休み、自分の好きなこと・やりたかったことをこれから存分にできるんだという高揚感と開放感でいっぱいでした。(とはいいつつ、仕事も好き放題させてもらっているし、大好きなのですが。)
次に、不安。
実はこれ、大学院への不安ではないんですね…。
生活環境の立ち上げのために、婚約者が付き添いで1週間来てくれていたのですが、なんと到着早々。
お友達のワンちゃんに婚約者が噛まれてしまったんです。すぐに傷口を処置、病院に行って消毒・ワクチンを打つなどの処置を受けました。
傷口には、だれでもわかるくらいのクッキリした歯形がついていて恐怖でした。
タイは狂犬病が根絶していない国。
1ヶ月経った今もお友達のわんちゃんは健在(通常、感染した動物は2週間以内に異変が起きるらしい)なので、彼の体調も、大丈夫と信じています。
その後は、消毒やワクチンのために病院に通いつつも、遠距離の前の時間を楽しむことができました。
2週間目: 海外大学院の洗礼を受けながら、講義には毎日ワクワクを感じる
詳しくは前回の記事を参照していただきたいのですが、洗礼を受けました。
想像通り、いや、想像は十分にしていたけども!
・毎日の予習・復習・課題
毎日、日々の課題のやりくり、講義の予習・復習、その合間に修論のテーマを練り練り…。
イメージとしては、建築学生の課題提出1週間前の状態がずーっと続くプレッシャーでずっと追われている感じです。
大学が始まってからは、2回しか遊びに行っていないです。(それでも多いほう?)でも、好きなことだから、何とか精神は持っています。
・言語の壁
自分の語学力はまだまだだなと思う毎日です。
これをひしひしと感じるのは特にディスカッションの時間です。そもそもクラスメイトが4人しかいないので、すべての授業でディスカッションがあります。
実務経験があり、自分の担当分野に関しては、知識も経験もあるのに、その事例をもとに説明したいのに、それを表現する英単語がぱっと出ず苦しい思いをしています。
今のところ、先生もクラスメイトも辛抱強く聞いてくれているので、この壁は1学期中に乗り越えてもっと深い議論ができるようになりたいです。
・新しい視点で都市を見る講義内容
講義自体はもちろん新しい学びがたくさんです。大学での専門はランドスケープアーキテクチャ、お仕事では歴史・文化・緑政策が専門だったので、都市の理論を学び、実際の都市の様相を今までとはちょっと異なる視点(開発・交通・経済…)から観察・分析すること、世界中の事例をもとに学ぶのが新鮮です。
何より、講義がめちゃくちゃ面白いです!(日本の大学の授業も楽しかったですが…)これについてはまた別の記事で書きたいなと思います。
・外から「日本の都市計画」を見直す
東南アジアの都市では日本の都市計画が先進的なモデルとしてとらえられており、様々な講義で事例紹介があります。
自分の当たり前が切り取られてライトを浴びていることで、日本の都市計画のすばらしさを誇らしく、ありがたく思いつつも、逆に過大評価されすぎているのではないか?と思ったりすることもあります。
今まで、そういう見方で日本のまちを見たことはなかったし、そんな機会もなかったので、外から学ぶ機会を得てよかった、と思います。
3週間目: 少しホームシックになる
今学期に受ける授業を一通り経験し、なんとなく生活のスケジュールが掴めた途端、私を待ち受けていたのはホームシックでした。
前回バンコクに来た時も、この頃からホームシックがあり、毎日泣き続けたり、食事を受け付けなくなるほどのホームシックになってしまったのですが、今回はそこまでではなかったです。
今回は、前回の20倍も自分に投資して、仕事も休んで、婚約者を置いてまで来ているからか、目も当てられないほどのホームシックにはなりませんでした。
ただ、ふとした瞬間に
「私ここに来て本当に良かったのかな。正しい選択だったのかな。」
と自信がなくなって、落ち込んでしまう日々が続いたのがこの1週間でした。
4週間目: 気合いがたっぷり←今ここ
・人に気持ちを共有することでホームシックから立ち上がる
先週、いろいろな人(婚約者や友達や大学の先生)に話を聞いてもらい、自分が何のためにここに来て、何をしたいのか見つめなおすことができたおかげで、ホームシックに浸りつづけることなく、やるべきことに向き合うことができました。
「人に話す」って本当に大事だなと実感しました。
・洗濯機を回しながら気合が入る
私は週に一度洗濯をしているのですが、洗濯機回しながら、相談した人たちにもらったアドバイスを噛み締めてて、はっと気づいたんです。
1年間で48回しか洗濯しないのか…。って。
私のプログラムは、講義と修論作成も含めて最短1年間で修了するものです。
つまり、もう4回洗濯してしまった今、あと44回しか洗濯したら、この留学生活が終わってる可能性があるということ。
せっかくこの大学院に入って、人生のいろんなことストップさせてまでタイに来てるのだから、落ち込んでネガティブになってないで、せっかく来たんだから1日1日をもっと大事に生きよう、と決めました。
さて、そんな1ヶ月目を終えて…。
2ヶ月目にしたいこと
・早く引っ越ししたい!
実はまだホテル暮らしをしています。
というのもどうしても住みたい素敵な緑がいっぱいのアパートが8月からは空いていなかったため…。
9月からそのアパートに空きが出るので、引っ越しをする予定です。今のホテル、アリンコだらけなので早く引っ越したい!
・タイのランドスケープに関するnoteを投稿する!
まちを散歩していて気になったもののスケッチや写真をたまっています。
また、講義を通して学んだバンコクの素敵な歴史や文化についても、自分の振り返り用も含めて投稿したいなぁと思っています。
・生活習慣を改善する!
ホテル暮らし、毎日外食で胃も心も疲れてきました…笑
アパートに引っ越したら自炊をしたいです。
あと、仕事していた時はできなかった、早寝早起きにもチャレンジ中ですが、毎朝起きる時間に偏りがあるので、もう少し時間のブレを少なくしていきたいです。
・博物館に行く!
博物館に行って地域の歴史と文化と地理を存分に学ぶのが好きです。
1ヶ月目は時間がなく、あまり行けなかったし、訪れて知ったことについて、自分の中で振り返りができていないので、来月からはもっと外に出かけたいし、振り返りの時間を作りたいです。
2か月目も楽しみます。今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
Beck