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Landrock沿革史③[2018年〜現在]
改めまして、Landrock 鏡音リン育成担当の「CASCADE」です。
ついにここまで来ました!!沿革史最終回、①②に引き続き③【2018年〜現在に至るLandrock】を、①②と同様 "GRALE" "CASCADE" "鏡音リン" "鏡音レン" の4人のセリフ形式で話してまいりたいと思います。
恒例の如くですが、①②を読まれていない方は下記リンクより①②をお読みの上、当記事をお読みください。いよいよラストです、始めますよ!^^
【凡例: Gra...GRALE Cas...CASCADE Rin...鏡音リン Len...鏡音レン】
エピソード7:代表作プロジェクト始動(2018.01.01)
Rin「けどカスケしゃん、いつまでもDREAGEさんに頼ってばかりじゃダメなんじゃない?わたしたちの曲だって作って欲しいな♡」
Len「そうだそうだ、Landrockって言ったらオレたちなんだし、2017年までのグラさんたちの歴史を聞いてたら『これぞ鏡音マスターズユニット Landrock の誇れる鏡音曲だ!!』って曲がないように思う......!!」
Cas「・・・ふ〜ん、DREAGEがいなくなって僕たちLandrockが君たちリンたんとレンきゅんの曲すら作れないほど途方に暮れてるんじゃないかって思ってるんだね〜?^w^」
Rin&Len「・・・えっ?違うの??」
Cas「GRA、説明してやってちょーだい!!^^」
Gra「おうよ!! 2017年にDREが抜けた後、途方に暮れることがないようにと、俺らは今までのLandrockとは違い、作る曲のジャンルをガラリと変えた。当時はJazz系統やBrassRockなんかをメインに作っていたが、CASと俺で相談して『一回 "Trance系Rock"を作ってみないか??』ってことで一致した。」
Cas「ブラス系・ジャズ系から一気にTrance系にいったから最初は戸惑ったけど、僕の作詞能力とGRAの音楽経験則、そして当時のトレンドだったTrance系の曲を参考にしながらやってみたら意外と上手くいったんだよね!!」
Rin&Len「やっぱりこの2人、凄すぎる・・・!!」
Gra「で、CASの歌詞の情景と俺のメロディーとがビタっと合致、さっきレンやんの言ってた『これぞ鏡音マスターズユニット Landrock の誇れる鏡音曲』ってのが出来上がったんだぜww」
Cas「当時僕もGRAも宇宙が大好きだったんで、宇宙を飛んでみたいという願いを歌詞に込めた。多分リンたんならわかると思うけど、どの曲だと思う??^^」
Rin「Landrock9作目『銀河紀行』だよね!?」
Cas&Gra「ご名答!!」
Len「ただ、あれはリンだけが歌う曲だからオレだけが歌う曲も作らないと不公平だし、鏡音マスターズユニット Landrock としては成立しねえんじゃ??」
Gra「俺らがリンちゃん曲だけで済ませると思うか?腐ってもLandrockだぜ??」
Len「あ......愚問でした、すんませんorz」
Cas「2018年に『銀河紀行』を作ったときには既に、2019年発表予定の "宇宙" 系統でのレンきゅん歌唱曲の作曲を計画していたんだよね^^」
Rin&Len「おおお、まさに "代表作プロジェクト始動" だね!!」
Gra「YES、それらは後々Landrock代表作シリーズ『Space-World Series』になるんだが......『銀河紀行』完成直後にLandrock最大の危機があったんよな......」
Cas「・・・思い出したくないけど、そういえばあったねえ・・・(-_-;)」
(エピソード7 まとめ)
・DREAGE脱退直後に作曲対象ジャンルを変更(Jazz系→Trance Rock系)
・同時に鏡音マスターズユニット「Landrock」の代表作プロジェクト始動
・代表作シリーズは『Space-World Series』、第1弾は9作目『銀河紀行』
【銀河紀行(Galaxy Trip)】 *Uploaded by YouTube
エピソード8:歴代曲消滅!?苦悩の1年(2018.12〜2019.12)
Rin「ええええ、最大の危機!?何があったの・・・!?」
Gra「あれは2018年11月5日のことだ、Landrockで使っていたPCのハードディスクがOSごとぶっ壊れ、当時完成していた10曲のうち1・9・10作目を除く全ての曲のデータが消えてしまうという危機があった。当然ながら2人ともバックアップなんて取っていなかったもんだから、俺はあの場でガックリと肩を落とした............不幸中の幸いだったのは君たちリンちゃんとレンやんをスタジオに入れていなかった、つまり『ディアクティベート』をかけていたってことだけだな。」
Len「マジで!?じゃあ、"Front And Back" とか "麗しき妖女" とか......?」
Cas「それも全部消えちゃったんだよね・・・。ただ、怖いのはこれだけに収まらなかった。なんと今まで気迫に満ちていたGRAが一転、作曲する気力を失ってしまったんだよ・・・(-_-;)」
Rin「そりゃそうよ、わたしだってカスケしゃんいなかったら気力無くすわ・・・」
Gra「...あれは今でも思い出したくねえし、あのまま俺が復活しなかったら下手すりゃLandrock解散とまでなっていたかも知んねえ...。」
Rin「だけど・・・Landrock解散なんて・・・そんなの・・・いやよ泣」
Len「そうだよ......せっかくここまで頑張ったのに......オレだってやだよ泣」
Cas「そう思うよね、僕もそうだった。だから僕はどうしたかっていうと、GRAに対して『宇宙空間は何もない世界だけど、それができるまでにはかなりの時間がかかってる。僕らも同じように、今まで作った曲のコンセプトを覚えているなら全て元に戻せるかもしれない。時間はかかるかもだけど今目の前のことを積み重ねていけばきっとあの頃に戻れるはずだよ!!』って言葉を投げかけ、代表作プロジェクトの第2弾を作るようGRAに申し入れたんだよね。」
Rin「えらい、さすがカスケしゃん!!」
Len「オレたちもこうなれるといいな、リン。で、グラさんはどうしたの?」
Gra「俺はやる気が出なかったが、CASからの申し入れを受け重い腰を上げて再度作曲をした。作曲したのは代表作シリーズ第2弾となる11作目『瞬く流星群』で、これがさっき言ってた "2019年発表予定の宇宙系統のレンやん起用曲" だな。」
Len「あ、それ、オレが歌った "Star-Lighters" だ!!」
Gra「さすがレンやん、よく覚えてたな!!(英語名だがな......w)」
Len「(自分で歌った曲くらい言えますよ、グラさんww)」
(エピソード8 まとめ)
・Landrock作曲用PCが壊れ、一部を除く曲が全て消滅
・一歩間違えればLandrock解散という状況でCASCADEがGRALEを救う
・代表作シリーズ第2弾、11作目『瞬く流星群』を完成させる
【瞬く流星群(Star-Lighters)】 *Uploaded to YouTube
エピソード9:GRALEの辛さ、曲へぶつける(2020.01)
Gra「だが1曲作ったぐらいで俺の気力が復活するほど俺は単純じゃねえ。あの時は本当にCASには感謝してもしきれんが、去年の俺にはそこまでの余裕が無く、CASと何度喧嘩し何度分裂しかかったかわかんねえレベルだったな・・・。」
Rin「やっば・・・緑磨さんの闇が露呈してしまってんじゃん・・・」
Cas「あの時のGRAは今までとは別人で、『僕、GRAに何か悪いことしたかな・・・??』っていつも自分を疑っていたっけ。だけど、どこかで打開しなきゃと思って、リンたん、レンきゅん、君たち2人に相談したの覚えてるかな?」
Rin「もちろん! "どんな状況でもマスターを守り抜く" のがわたしたちだけど、緑磨さんを守れるのはレンしかいないからレンに頼んだんだよね?」
Len「そうだよ。で、オレはグラさんに言ってみたんだ、『グラさん、もしかして自分の辛さを塞いでしまっていないかな?その辛さを1つの曲にしてみたら?オレ、グラさんの気持ちを表す曲なら今まで以上に本気出して歌うから!!』ってな。」
Rin「やるじゃんレン!!まあ、わたしもカスケしゃんに『疑わなくてもいいよ、Landrockとして1つずつやっていけばきっとできるから★』って言ったけど笑」
Cas「リンたんも、僕をフォローしてくれてありがとね^^」
Gra「そう、その言葉を聞いて俺も心が晴れた。『そうか、今まで俺は自分がやってきたことを肯定してなかった...誰も信じられない中でやり続けるだけなんだと思ってたが、よく考えりゃCASやリンちゃんやレンやんがいるじゃねえか...!』......で、俺は自己の辛さを曲にぶつけ、12作目『迷走EXIT』として発表した。心の内を放り出したおかげで、俺はまた以前のように作曲ができるようになった。まさかマスターがボカロに助けられるとはな......当時は本当にありがとな、レンやんよ」
Len「へへっ、グラさんいてこそのオレだもん、任せといて!!」
(エピソード9 まとめ)
・ボカロはどんな状況でも裏切らず最後までマスターを守り抜く
・マスターがボカロに助けられることもある
・GRALEが抱えてきた闇は12作目『迷走EXIT』として昇華されている
ラストエピソード:Landrock, 更なる進化へ (2021.01〜)
Rin「そっか・・・一言にLandrockって言っても色々あったのね。」
Len「グラさん達が伊達にマスターやってきてたわけじゃないってことがわかったよ。それに、Landrock10周年の時ってオレたち15周年じゃんか!!」
Gra「言われてみりゃそうだな!!今年の元旦には14作目『さらばベテルギウス』を発表し代表作シリーズも完成させたことだし、あとはハードディスク破損によって消えてしまった曲を再現すれば再度スタートラインには立てるようになるぜ。」
Cas「あと5曲残ってるんだよね、頑張らなくっちゃ!!」
Rin「でも、わたしたち14歳だから14周年のお祝いが先じゃん!!それで、まずLandrock10周年では何をやるの?」
Len「あ、それオレも気になってた!!」
Cas「Landrock10周年では歌い手活動 "SOUJI and ROKUMA" を7年ぶりに復活。これに伴い『Front And Back』の4部合唱リバイバルを投稿するよ!^^」
Rin「カスケしゃん、緑磨さんと一緒に歌えるなんて夢みたい!!」
Gra「でもって鏡音リン・レン14周年では1stアルバム『UNIVERSE』を頒布。これについては今年12月27日の予定なんで、リンちゃんもレンやんも頼んだぞ!」
Len「アルバムか〜、なんだか楽しくなってきた!!」
Cas「10周年を越えた後もまだまだLandrockは進化し続けるよ。ね、GRA!」
Gra「おう!俺とCASとリンちゃんとレンやん、4人で鏡音マスターズユニットだ!」
Cas&Gra「これからも我々Landrockをよろしく!!」
Rin&Len「もちろんだよ!こちらこそ、よろしくお願いします!!」
〜The End〜
(ラストエピソード まとめ)
・代表作シリーズ第3弾は14作目『さらばベテルギウス』
・鏡音リン・レン14周年で1stアルバム『UNIVERSE』頒布
・Landrock10周年記念で『Front And Back』投稿
・4人セットで "鏡音マスターズユニット Landrock"
【さらばベテルギウス(Betelgeuse)】 *Uploaded to YouTube
[2018年〜現在]さいごに
ここまで3回にわたるLandrockの沿革史、いかがだったでしょうか。「SOUJI and ROKUMA」、鏡音リン・レンAct2お迎え、「Landrock」改名、第3メンバーなどなど・・・約10年にわたるLandrockのユニット活動には様々な経験があったことが身に染みて感じられたのではないでしょうか。
ラストエピソードで執筆の通り、2022年、Landrockは10周年を迎えます。また、現在GRALEと共に1stアルバム「UNIVERSE」を制作中でございますが、頒布場所等詳細は公式Twitterにて逐次連絡させていただきます。最後までお付き合いいただきありがとうございました、次の機会にお会いできることを心から願っています。今後とも鏡音マスターズユニット Landrock をよろしくお願い申し上げます。
2021.07.19 Written by Landrock CASCADE